福岡でラーメンを食べるならココ! 超人気おすすめ店25軒
白濁したとんこつスープに細めのストレート麺が主流の博多ラーメン。 一見シンプルながら、各店ともに個性を追求していて、無限大の味のバリエーションが楽しめます。 全国区の知名度を誇るカリスマラーメ...
更新日: 2024年2月8日
福岡に来たら、絶対食べたいグルメ「もつ鍋」。
こちらの記事では、おすすめの13店をご紹介します。
戦後の福岡で誕生したもつ鍋は、もつとにらをアルミ鍋で炊いたホルモン焼きがルーツとされています。
近年では、新鮮なホルモンとたっぷりの野菜、ニンニクや鷹の爪といった薬味、だしが香るスープが生み出すコクのある味わいがブームとなり、全国的にも人気の高い鍋になりました。
今回は、王道のもつ鍋からアレンジの効いた変わりダネまで、幅広くご紹介します。
本場ならではの極上の味を堪能しましょう。
ホルモンと一口に言っても部位により味や食感が異なります。まずは各部位の特徴を把握しましょう。
①タン・チーク
タンは舌の部分。先端は硬く、根元になるにつれて霜降りになる。チークはホホ肉のこと。
②コリコリ・ウルテ
コリコリは心臓の付け根の大動脈、ウルテは気管にあたる軟骨。味は淡泊で、歯ごたえがある。
③ハツ
心臓部分で、赤身肉のようなうまみとコリコリとした食感がある。刺身でも焼いて食べてもおいしい。
④サガリ
横隔膜の肋骨側の部分でやわらかく、赤身肉のような味と食感。ロースなどに比べてサシが少なく、低カロリー。
⑤ハラミ
横隔膜の外側、サガリのまわりにつく。脂がのっていて、うまみは濃厚。焼き肉で定番の部位。
⑥レバー・マメ
レバーは肝臓。ビタミンや鉄分を含み、濃厚な味。そら豆のような形のマメは腎臓。日本ではほとんど出まわることがない。
⑦小腸
プリプリの食感とうまみたっぷりで、もつ鍋に欠かせない部位。小腸をひっくり返したものが「丸腸」。
⑧直腸
シマ腸につながる大腸の部位で、「テッポウ」とも呼ばれる。煮込むことでやわらかく、くせのない味に。
⑨シマ腸
小腸につながる大腸の部位。1頭から2、3kgほどしかとれない。シャキシャキ、コリコリの食感。
⑩テール
尻尾のこと。1頭に1本のみで、コラーゲンが豊富。おもにテールスープに使われる。
⑪ミノ
第1の胃。弾力がありコリコリとした食感。食べやすくするために包丁で切れ込みを入れた状態が蓑笠に似ていることから名が付く。
⑫ハチノス
第2の胃。見た目が蜂の巣に似ている。かみごたえがあり、イタリアの煮込み料理によく使われる。
⑬センマイ
第3の胃。ザクザクした食感で、鉄分が豊富。灰色の部分を湯むきしたものを「白センマイ」と呼ぶ。
⑭ギアラ
第4の胃で、「赤センマイ」とも呼ばれる。脂が少なくあっさりながらも、うまみが濃厚。
⑮アキレス
本来の「牛すじ」といえばこの部分。コラーゲンが濃厚で、煮汁はぷるぷる
まずはスタンダードなもつ鍋を出す店へ。本場で支持される人気店をご案内します。
創業昭和53(1978)年。鍋の締めにちゃんぽん麺を出し、もつ鍋ブームを牽引した。秘伝のたれを混ぜ込んだ醤油ベースのスープに、小腸やハチノス、センマイなど6種類のもつが入る。ランチ営業をしている系列店もある。【天神周辺】
かつて福岡で、広く名が知られていた生肉料理専門店で修業し、さばき方や熟成方法など肉のことを熟知したオーナーが手がける。産地に足を運び、吟味した九州産黒毛和牛のタンとテール料理がメイン。なかでも、糸島産の野菜とともにじっくりと煮込んだテールスープがベースのもつ鍋は人気が高い。約400種類の焼酎とともに、楽しみたい。【赤坂】
有名人、スポーツ選手がひいきにすることから、今もっとも勢いのあるもつ鍋屋。目利きの店主が吟味するもつは上質で鮮度の高い国産和牛のみ。もつ鍋は単品以外に、馬刺しやごまさばが出るコースメニューもある。3人前以上の注文で、前日までに予約が必要。【博多駅周辺】
醤油、白味噌、塩テール、博多しょうゆの4種類のもつ鍋と、2種類の石焼ホルモンがある。なかでも人気の高い塩テール味は、スープがまろやかでおいしい。【天神周辺】
もつ鍋には味噌、塩、すき焼き風などのバリエーションがあるなか、「炙りもつ鍋」を広めた元祖の店。下味をつけて燻製したのちに、あぶったもつは、鍋に入れると香ばしく、うまみが凝縮している。【博多駅周辺】
福岡でもつ鍋といえば名が挙がる有名店をチェック。早めの予約がおすすめです。
もつ鍋の名店で10年間修業したオーナーが手がける。もつ鍋は辛味噌を使ったオリジナルの「田しゅう鍋」のほか、醤油、味噌、水炊き風の4種類。いちばんおいしいタイミングで味わえるよう、鍋はできあがった状態で出てくる。【天神周辺】
路地裏のビルの2階にのれんを掲げる。もつ鍋にはていねいに下処理した鹿児島産黒毛和牛の小腸のほか、野菜、豆腐、調味料に至るまで地元産を使う。鍋はみそ味、しょうゆ味、水炊き風、うま辛担々風の4種類。【薬院】
もつ鍋は、独自にブレンドした味噌ベースの「みそ」、ポピュラーな「しょう油」、特製のポン酢で食べる「水炊き風」の3種。自慢のもつは九州産を中心に、若い和牛の質のいい小腸のみを使う。【川端周辺】
もつ鍋は「しょうゆ味」「みそ味 白」「塩」の3種類からチョイス。九州産の小腸をメインに、ハツ、センマイ、ミノなどが入るため、食感の違いが楽しめて、味に深みがある。【中州周辺】
もつ鍋の本場福岡では、スタンダードなもつ鍋のほかにオリジナルの味を出す店もたくさんあります。一度は食べてみたい変わりダネもつ鍋をピックアップ。
店主の植松さんが57か国の旅の思い出を表現した料理を出す。名物の「赤のもつ鍋」は昆布とかつお節でとっただしと合わせ味噌のスープに、コチュジャンと唐辛子を入れるのが地球屋流。もつのうまみが引き立つほどよい辛さで、山いもを溶かすと鍋全体がマイルドに。【博多駅周辺】
国産黒毛和牛のもつを使ったもつ鍋は、牛ガラ、昆布、野菜などスープの味ごとにだしの組み合わせを変え、ベストの味を追求。一番人気の醤油のほか、味噌、チゲ、カレー、ポン酢の5種がある。【天神周辺】
看板メニューの柚子もつ鍋は、長崎産焼きあご、鹿児島県枕崎産かつお節、羅臼昆布など高級食材でとった和風だしがベース。宮崎県産柚子はすっきりとした風味で、最後の1滴まで楽しめる。もつは、白もつ、赤もつ、ハチノスなど好みの部位が選べる。【薬院】
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