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インスタ映え必至! 紫陽花と海を愛でる「津軽半島」絶景ドライブルート

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インスタ映え必至! 紫陽花と海を愛でる「津軽半島」絶景ドライブルート

旅好きなら一度行ってみたいと憧れる場所の一つ、「津軽半島」。青森県の北西部に位置し、豊かな歴史・自然・食の三拍子が揃う、孤高の雰囲気を漂わせる本州最北のエリアです。

いつ訪れても素晴らしい津軽半島ですが、一番オススメしたいのは7月後半 ~ 8月中旬の真夏の時期。「紫陽花 (あじさい) 」が本州の他地域よりも遅れて見ごろを迎え、海の色が一段と濃くなるカラフルな自然を満喫できるシーズンだからです。

今回は「海とあじさい」をテーマに、見どころ豊富な絶景ドライブルートをご紹介します!

※イベント開催の有無、営業時間などは新型コロナウィルスの影響により変更があります。最新情報は公式ページをご確認ください。

青森までは新幹線で3時間強。津軽半島ドライブへ出発!

青森までは新幹線で3時間強。津軽半島ドライブへ出発!
新青森までの新幹線は指定席のみなので要注意

本州最北という立地のため 「津軽半島は行きづらい」 という先入観があるのではないでしょうか。

しかし、東京駅から新青森駅へは新幹線一本、約3時間20分で到着します。
中部や関西方面からは、青森空港までの飛行機も充実しているため、朝便を使用することで午前9時 ~ 10時頃には青森へ到着可能です。青森は、とても交通の便がよい場所なのです。

青森に着いたらレンタカーを借りて、早速出発!

今回紹介するドライブルートは、青森から津軽半島の西部、五所川原 (ごしょがわら) へ抜け、そのまま北端の龍飛崎 (たっぴさき) を目指すコースです。

日帰りで行って帰ることもできますが、時間的に少しタイトになるため、あらかじめ宿を予約しておいたほうが良いかもしれません。

青森津軽名物 「巨大ねぶた」や海の幸を満喫

青森津軽名物 「巨大ねぶた」や海の幸を満喫
大迫力の巨大ねぶたに感動! 芸術品としての美しさ

ドライブルートのスタートとなるのは、青森市街から車で40分ほどの津軽半島の付け根に位置する五所川原。ここに来たらぜひとも立ち寄って欲しいのが「立佞武多 (たちねぷた)の館」です。

ねぶた祭りで有名な青森ですが、中でも特にこの五所川原は 「ねぶた」 での町おこしに注力しており、年に1度、3基の超巨大ねぶたが巡行。

立佞武多の館はねぶたの発着基地であり、保管場所でもあります。祭りの時以外の時期でもねぶたを間近で見ることができるので、季節を選ばず楽しめるのもうれしいポイントですね!

細部まで色鮮やかな装飾が施され、曲線美が見事なねぶたはまさに芸術品。重さ約20トン、高さ23mという壮大なスケールに力強い表情も相まって、思わず息を呑む迫力です。

フロア4階から1階まで、スロープで下りながらその全体像を眺めることができます。様々な角度、高さからじっくりと鑑賞してみてください。

大迫力のねぶた鑑賞を終えたら、そろそろお昼の時間。
立佞武多の館に隣接している 「マルコーセンター」 へ向かいましょう!

ランチは大満足の「カスタム海鮮丼」をいただく

ランチは大満足の「カスタム海鮮丼」をいただく
リーズナブルに超豪華海鮮丼をオーダーメイド!

この市場の名物は 「やってまれセット」。お椀にはいった白米を購入し、店内のテナントから好きな刺身等を選んで作る、カスタム海鮮丼が有名です。

ポイントは 「刺身セット500円ワンコイン」 を一皿選び、あとは気になる海鮮をチョイスすること。お得な「セット」を基本にすることで、ウニやイクラまでのせても1,000円台というコスパ抜群の丼が完成するのです!

セットには津軽名物の 「シジミ汁」 がついてくるのでさらにお得。海の恵みを思いっきり堪能しましょう!

■マルコーセンター市場館
住所:青森県五所川原市大町506-11
TEL:0173-34-2264
営業期間・営業時間:8時00分 ~ 18時00分
休業日:日曜日
交通アクセス:青森市街から車で約40分、JR五所川原駅から徒歩5分( 立佞武多の館に隣接)

あの文豪の幼少期をひも解く! 金木町「太宰治記念館(斜陽館)」

あの文豪の幼少期をひも解く! 金木町「太宰治記念館(斜陽館)」
渋すぎる 「太宰治記念館(斜陽館)」 は建物自体でインスタ映え!

五所川原市街から北上し、まずは青森の米どころとなる広大な田園地帯を進みましょう。夏は緑が濃い田んぼの風景が美しくて爽快です。

20分ほど走れば二つ目の目的地、金木町 (かなぎちょう) へ到着です。

五所川原から北へ10km の場所に位置する金木町は、文豪・太宰治の故郷。太宰が実際に家族と暮らした生家が、「太宰治記念館(斜陽館)」として残されています。
木造の建物に朱色の屋根とレンガ壁を配し、和洋折衷の特徴ある建築様式です。

記念館を見学すると、太宰治の無邪気で微笑ましい幼少時代を垣間見ることができます。

文豪として活躍しながらも 「生きること」 に葛藤していた太宰。彼の人生観につながるバックグラウンドを読み解くことができ、太宰治という人間について理解が深まるはず。
悲観的な彼のイメージが、少し変わるかもしれません。

記念館見学の後には、隣にある 「金木観光物産館 マディニー」 でお土産を購入しましょう。太宰にちなんだ品物から青森の特産品まで、どれにしようか悩んでしまう豊富なラインナップです。

大人気ご当地シャーベットをペロリと頂こう!

オススメは「赤〜いりんごシャーベット」。五所川原のリンゴを使った自家製シャーベットが、なんとダブルで150円 (税込) という驚きの価格です!

昔のアイスキャンディーを彷彿とさせるさっぱりとした味わいに、さらっとした舌触りが暑い夏にはもってこい。 あまりの安さと美味しさに、思わずお代わりしてしまうかも?

津軽鉄道と紫陽花の共演! 芦野公園でシャッターチャンスを狙え

津軽鉄道と紫陽花の共演! 芦野公園でシャッターチャンスを狙え

興味深い太宰治の世界へ触れたら、いよいよ一つ目の紫陽花スポットへ!

金木町から1.5kmほど北にある芦野公園は 「日本さくら名所100選」 にも選ばれ、地域の人々に愛される自然公園。
夏になると美しい紫陽花が咲き誇り、春のさくらとはまた異なる、涼やかな表情を見せてくれます。

単線と紫陽花のコラボレーションが作り上げる絶景

津軽鉄道 「芦野公園駅」 は公園の中心にあるのですが、そのホームから見られる単線と紫陽花のコラボレーションは要チェック!
カメラの画面いっぱいに紫陽花が咲く中に電車が現れるシチュエーションは、旅情を掻き立てられる堪らないシーン。 車両の先頭に付いている『走れメロス』のロゴも、太宰治の故郷ならではです。

芦野公園には小さな動物園があるほか、太宰治の銅像・文学碑などが見られる遊歩道が整備されていますので、時間が許せば少し散策してみるのもオススメです。

赤い鳥居がフォトジェニックな高山稲荷神社を参拝

赤い鳥居がフォトジェニックな高山稲荷神社を参拝
赤い鳥居の曲線美!高山稲荷神社の千本鳥居がフォトジェニック

津軽の地らしい紫陽花の絶景を楽しんだら、内陸部から沿岸部へ車を進めます。

目指すは「高山稲荷神社」。京都府の伏見稲荷大社や山口県の元乃隅神社など、鳥居が続く神社がフォトジェニックだと話題を呼んでいますが、高山稲荷神社も勝るとも劣らないインパクトある風景です。

神社の境内に曲線を描きながら、ずらーっとドミノのように千本鳥居が続いていく風景はまさに圧巻。夏には白いムクゲの花が咲き乱れ、赤と白のコントラストも絶妙です。

なお高山稲荷神社に祀られているのは、農業・商業・工業・漁業・家内安全・病気平癒・道中守護・憑物落としなど、多種多様なご利益に通じている神様です。

鳥居映えの景色を楽しみながら、参拝もお忘れなく!

日本百名道 「竜泊ライン」 の絶景を駆け抜ける

日本百名道 「竜泊ライン」 の絶景を駆け抜ける
青に吸い込まれる美しすぎる百名道 「竜泊ライン」

高山稲荷を後はのっぺりとした田園地帯を北上。半島中央部の十三湖を越えると、突如アップダウンに富んだ道へと変化します。

「道の駅 こどまり」から、津軽半島の北端の龍飛崎(たっぴさき)へ至る国道339号線 「竜泊(たつどまり)ライン」は、津軽半島を代表する絶景スポットです。

目の前には、日本海の荒波押し寄せる大迫力の海岸線。海の色は深い紺碧を放ち、大地を覆う緑とのコントラストが美しく、そこへ吸い込まれていく道はまさに感動必至の美しさです。

先のほうに目をやれば、その道が思わぬ高みへと続いていることに気づくはず。

あまりの美しさに筆者が 「シーサイドスカイライン」 と命名したこの道は、坂本台を越えて九十九折 (つづらおり) を迎えると、標高約500m まで一気に駆け上がる急激な山道へと変わります。
海は遥か眼下に遠のき、深い山間を縫う峠道へ一変する様相は、実にドラマチックです!

最果ての雰囲気と本州最北端の 「アジサイロード」 を満喫

最果ての雰囲気と本州最北端の 「アジサイロード」 を満喫
最果て感が堪らない!いよいよ津軽最北の 「龍飛崎へ」

竜泊ラインのピークを越えたら、いよいよ津軽半島の最北端へ。

山をひとつ越えたことで、最果ての雰囲気が際立ち、「ようやくここまで来た……!」 という達成感が込み上げてきます。

この龍飛崎には何があるわけという訳ではありませんが、ひたすらに山深い緑と、果てしない大海原が広がっており、過酷な環境と言われる津軽海峡の世界観をひしひしと感じられるでしょう。

日本最大級の紫陽花ロード! 北限の絶景ドライブを楽しもう

そしてこのドライブコースの最終目的地へ。それが龍飛崎から三厩駅まで15km にわたって伸びる「アジサイロード」です。

これほど長距離にわたり、道沿いに紫陽花がズラーッと咲き乱れる風景は唯一無二。
カーブを曲がるたびに目に飛び込んでくる鮮やかな紫陽花に感動すること間違いありません!

本州最北限の紫陽花風景を、心ゆくまで満喫してくださいね。

青函トンネル記念館では、ケーブルカーで海底下の体験坑道まで下りることもできる

龍飛崎の周囲には、青函トンネル記念館、日本で唯一の階段国道、津軽海峡冬景色歌謡碑などのB級スポットも豊富! 時間があればぜひ立ち寄ってみてください。

なお、「龍飛崎温泉 ホテル竜飛」 や 「外ヶ浜町 龍飛崎シーサイドパーク (バンガロー/キャンプ)」 で宿泊することもできます。

「本州最北の場所に宿泊する」。何だか憧れる響きに聞こえませんか?

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