【銀座】スタイリッシュカフェ&純喫茶でひと休み
銀座でゆっくりと、ぜいたくなティータイムを過ごしませんか? 内装までこだわりぬいた最先端のおしゃれカフェと、地元の人々に長年愛され続ける老舗の喫茶店をセレクトしました。 スタイリッシュな店内で大人...
更新日: 2023年11月30日
名だたる有名店が一堂に会する銀座。銀座発の名店や日本各地の話題のパン屋さんが集結したパン激戦区です。
今回は、銀座エリアに数多あるパン屋さんの中から、ぜひ立ち寄っていただきたいおすすめのお店と各店自慢の逸品をご紹介します。
世界的な知名度を誇る老舗パン屋さんから、全国に支店を構える超人気パン屋さん、銀座でしか出会えない穴場の名店まで幅広くセレクトしました。
また、あわせてご紹介する各パン屋さん自慢のおすすめパンも名品ぞろいです。ベーシックなものからちょっとめずらしい変わりだねまで、個性あふれるラインナップ。中には銀座エリアでしか買えない限定品もあるのでお見逃し無く!
「銀座のパン屋さんといえば」と聞かれたら、「銀座木村家」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
「木村家」は明治2(1869)年に木村安兵衛と次男の英三郎が創業した老舗パン屋さんで、全国区の知名度を誇り今や国外からも注目を集める超有名店。
実はこの「木村家」が、日本人にすっかり馴染んでいるあんぱんを日本ではじめて考案したパン屋さんなのです。
創業当時のパンは、イーストがなくホップで作っていたために食感が硬かったのですが、日本人に合うパンの研究を始めた英三郎が酒種酵母を作り出し、生地の発酵に使用。酒まんじゅうをヒントに、中にあんこを入れた「酒種あんぱん」を考案しました。
「酒種あんぱん」は、香り高く独特の風味があるのが特徴で、これが巷で評判となり、明治天皇にも献上されました。手間も時間もかかる手法ですが、現在でもこの当時の手法をしっかりと守り続けているのです。
1階のベーカリーにはできたての「酒種あんぱん」がずらりと並びます。独特の食感が楽しめる「けしあんぱん」のほか、フランスパンやデニッシュなどの洋風のパンも含め、なんと約130種類のパンを取りそろえます。夏には「塩レモンあんぱん」などの、季節限定の商品も登場するので、見逃せません!
ちょっとした差し入れにもおすすめの「五色」850円は桜(こしあん)、小倉(つぶあん)、けし(こしあん)、白あん、鶯(青えんどう豆)の5種類がセットになった人気商品です。
店に並ぶパンは、本店7階で毎日ひとつひとつていねいに仕上げられています。タイミングが合えばほんのりと温かいできたてのパンを購入することも!
日本ではじめて作られた「銀座木村家」の「酒種あんぱん」を食べながら、140年の歴史に思いを馳せてみてもいいかもしれませんね。
銀座駅から徒歩3分、並木通り沿いに位置する無印良品の世界旗艦店「無印良品 銀座」。その一角に、無印ブランドのこだわりパンを販売するパン屋さんがあります。
毎日6回の焼き上がり時間には、棚いっぱいにずらりとパンが並びます。焼きたてのこうばしい香りに包まれてほくほくと並ぶ黄金色のパンの数々は、なんとも素朴で愛らしいものばかり。どの年代にも好まれるシンプルでベーシックな味わいが特徴で、毎日食べたくなるほっとするおいしさです。
お店自慢の一品が「ロールパン」。一見どこにでもありそうな雰囲気ですが、ただのロールパンではありません。国産小麦とたっぷりバターを使ってふんわりやわらかく焼き上げたロールパンは、フランス・ゲランド産の塩がアクセントになりシンプルながら味わい深い逸品。香ばしく焼けた表面と、中身のしっとりとしたコシのあるもっちり食感のコントラストもたまりません。
ひとつ食べ終えると、あともうひとつ…と、次々手が伸びてしまうシンプルでくせになるおいしさ。1人2〜3個はぺろりと食べられるので、いくつかまとめて購入するのがおすすめです。おいしさもさることながら驚きなのはその価格。なんと1個90円ととってもリーズナブルなのも人気の理由です。
ロールパンや食パンといった定番商品のほかにも、カレーパンやコーンパンなどのお食事系から、練乳クリームをはさんだおやつ系まで、飽きのこない多彩なジャンルのパンを取りそろえています。
駅近、かつ朝7時半オープンのパン屋さんなので、出勤前にさくっと立ち寄って朝食を購入するのにもぴったりです。イートインスペースも併設しているので、その場で焼きたてパンを食べることも。お買い物の合間やお仕事の休憩時間に、ぜひ足を運んでみてください。
■無印良品 銀座(むじるしりょうひんぎんざ)
住所:中央区銀座3-3-5
交通:地下鉄銀座線B4出口から徒歩3分
電話番号:03-3538-1311
営業時間:11:00~21:00
休業日:不定休
料金:ロールパン=1個90円/豆乳コーンパン=200円/練乳クリームパン=250円
カード:利用可能
さまざまな専門店が軒を連ねる銀座に、ひときわめずらしい高級ジャムパンの専門店「銀座 月と花」があるのをご存知ですか?
「銀座 月と花」は、「ジャンボめろんぱん」で有名な浅草のパン屋さん「浅草花月堂」が手がけるお店。地下鉄東銀座駅から徒歩すぐというアクセス抜群のところにあります。
「銀座 月と花」では、従来のジャムパンのイメージを覆す、パリジャン生地を使った高級感のある新しいジャムパンを提供しています。
店舗に併設した工房で焼き上げたこだわりのパリジャンに、国産フルーツをふんだんに使用した甘さ控えめのジャムを後から注入するスタイルは「銀座 月と花」ならでは。果物そのものの風味や香りを損なうことなく、外はさっくり中はふんわりとした生地の食感もしっかり楽しむことができます。
「大人のジャムパン」に使われるジャムの種類は常時11種類。いちごやマーマレードなどの定番なものから、みかん、ブラックベリーほか季節の果物などがそろいます。おいしいだけじゃなく、見た目もすてきなジャムパンは、お土産にもぴったりです。
お昼頃には完売してしまうほど人気なので、お目当てのジャムパンがある場合は早めの時間に行くのがおすすめです。
全国各地に店舗を構える人気パン屋さん、「Heart Bread ANTIQUE(ハートブレッドアンティーク)」が、地下鉄銀座駅から徒歩4分ほどのところにあります。テレビや雑誌でよく取り上げられているボリュームたっぷりの看板商品「マジカルチョコリングM」には見覚えがある方も多いのではないでしょうか。
「マジカルチョコリング」は、アンティーク創業当時からの看板商品。そしてこの看板商品である「マジカルチョコリング」が、リニューアルしてさらにおいしくなりました!
従来のパリッと食感が特徴的なフランスパン生地から、サクサクとしたクロワッサン生地に。ローストくるみを混ぜ込んだ生地の中には、オリジナルのチョコチップがたっぷり!このくるみとチョコのバランス配合も一新したことで、甘さと香ばしさがより絶妙なバランスになっています。ほんのり甘くリッチな味わいに進化したNEWマジカルチョコリング、ぜひ試してみてください。
そしてアンティークを語る上でこちらも絶対に外せないというパンがもう一品。もっちりやわらかな食パンに甘くておいしいあんこをたっぷり入れた 「あんこ中毒な太っちょ王様のあん食パン」です。
厚めにスライスしてトーストしたら、バターをちょっと多めにのせて食べるのがおすすめ。もちもちでさっくりした生地とずっしりと入った甘いあんこ。そしてじゅわっと絡まる濃厚なバターの風味…思わず声を出して笑ってしまうくらいの最高の組み合わせですよ!
ワクワクがいっぱい詰まった、マジカルな世界観のベーカリー「Heart Bread ANTIQUE銀座本店」。ユニークなパンで幸せ気分をチャージしてみてはいかがでしょうか。
■Heart Bread ANTIQUE銀座本店(ハートブレッドアンティークぎんざほんてん)
住所:中央区銀座3-4-17 銀座オプティカ1階
交通:東京メトロ銀座駅から徒歩4分
電話番号:03-6228-6806
営業時間:10:00~20:00
休業日:無休
料金:マジカルチョコリングM=1ホール637円/あんこ中毒な太っちょ王様のあん食パン=1斤712円
カード:利用可能
次は、地下鉄新富町駅から徒歩4分、店先にかかる暖簾の“食パン”の文字が印象的な「銀座に志かわ 銀座本店」をご紹介。「銀座に志かわ」は、2018年の銀座本店オープンを皮切りに、現在は全国に110店舗を展開する超有名店高級食パン専門店です。
店内の工房で職人が焼き上げるこだわりの食パンは、独自開発したアルカリイオン水を仕込み水に使うことで素材のうまみを最大限に引き出した逸品。上品な甘みと、耳までやわらかく絹のようにしっとりなめらかな食感が特徴です。
噛むほどにあふれ出す素材のうまみと鼻を抜ける心地よい香りに、気がついたら半分くらい減っていた、なんてことも。手が止まらなくなるおいしさに驚く方は多いはず。
何もつけないでもパクパク食べられるほどおいしい「銀座に志かわ 銀座本店」の食パンですが、自慢の食パンのために開発された、バターでもジャムでもない新たな“お供”がすごい!と話題になっています。
それがこちらの「生抹茶みつ」。抹茶の渋み・香り・色合いをいかしたみつは、濃厚な甘みに醤油を少し加えることで甘みの中にもほどよい塩みが立ち、後ひく味わい。
食パンのほのかな甘みと抹茶の渋みの相性が抜群です。ぜひ、おいしい幸せを口いっぱい味わってみてください。
京都発の本格フレンチスタイルのパン屋さん「ル・プチメック日比谷店」は、日比谷駅から徒歩すぐの商業施設・日比谷シャンテ1階にお店があります。
本場フランスのパン職人やシェフから“日本で最もフランスらしい”と評価される「ル・プチメック」、関西圏以外の店舗はここ日比谷店のみ。
吟味した安心安全な素材のみを使用してひとつひとつていねいに作られるこだわりのパンが、ガラスケースの中にところ狭しと並んでいます。その数なんと最大80種類!ベーシックなものからちょっとめずらしいパンまで、多彩なラインナップを誇ります。
まるで宝探しのようにパン選びを楽しめますよ。しかも日暮れ前までにはほとんど無くなってしまうほど。その人気の高さがうかがえますね。
お店の一番人気は、外はパリッと中はしっとりふんわり食感の「クロワッサン・オ・ブール」。ひとくち頬張れば、バターの香りがじゅんわりと口いっぱいに広がります。
日比谷店限定の「チョコメック」もおすすめ。しっとりモチモチのココア生地にクーベルチュールチョコレートがたっぷり!ほどよい甘みと食感はくせになるおいしさです。スライスして温めるとチョコレートのくちどけ感がアップし、より贅沢な味わいに。
テイクアウトはもちろんカフェ利用もできるので、モーニングやランチにもぴったり。おしゃれな店内で本格フレンチスタイルのパンやデリをいただけば、気分はすっかりパリジェンヌ。海外旅行が難しい今、気軽にパリ気分を味わえます。
出勤前や近くの帝国劇場での観劇前に立ち寄れば、おいしいパンに心もお腹も満たされて、なんともすてきに一日のスタートをきれそうですね。
■ル・プチメック日比谷店(ルプチメックひびやてん)
住所:千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ1階
交通:東京メトロ日比谷駅より徒歩2分
電話番号:03-6811-2203
営業時間:8:00~20:00(カフェは〜19:30)
休業日:日比谷シャンテに準ずる
料金:クロワッサン・オ・ブール=194円/ラムレーズン入り ミルクフランス=248円
カード:利用可能
日本で定番パンのひとつとして親しまれているフランスパン。名前を聞くだけで、パリッとした皮に空洞のあるしっとりとした中身のパンを想像することができますよね。フランスパンをここまで一般的になるまで日本に普及させたのが、フランス出身のパン職人フィリップ・ビゴ氏です。
外国人としてはじめて「現代の名工」を受賞したビゴ氏が1984年にオープンした東京第一号のパン屋さん「ビゴの店 銀座 ドゥース・フランス」が地下鉄銀座駅から徒歩3分、マロニエゲート銀座の地下2階にあります。
お店の一番人気のパンは、やはりバゲット!添加物をいっさい使わず、時間をかけてていねいに焼き上げたバゲットは、パリッとこうばしい薄めの皮にクリーム色のしっとりとやわらかな弾力のある中身が特徴的な逸品です。
食感の良さもさることながら、噛めば噛むほど香り立つ小麦のこうばしさとうまみは格別。ほんのりと甘みも感じる風味豊かな小麦の味わいを、存分に楽しめます。
そんなバゲットと共にぜひ試してもらいたいのが銀座店オリジナルのバター「ブールノワゼット・ドゥミ・セル」864円。発酵バターに焦がしバターを練り込み、お店のバゲットに合うようにほんのり塩味を効かせてあります。
フランスパンはお店で買った当日が一番美味しく食べられます。もし食べきれなさそうな場合は、食べやすい大きさにカットして一切れずつラップに包んで冷凍しましょう。食べるときは焼くのではなく、予熱したオーブンで温めるのがポイント。皮はパリッ、中はふわっと仕上がります。
お店にはバゲットのほかにもサンドイッチや銀座店限定パンなど、多彩なラインナップのパンがずらり。無添加で味わい深い“本物”のフランスパンを、心ゆくまで堪能してみてください。
■ビゴの店 銀座 ドゥース・フランス(ビゴのみせぎんざドゥースフランス)
住所:中央区銀座3-2-1 銀座マロニエゲートMG2 B2階
交通:地下鉄丸ノ内線銀座駅C8出口から徒歩3分
電話番号:03-3561-5205
営業時間:11:00~21:00
休業日:銀座マロニエゲートに準ずる
料金:バゲット=345円/ブールノワゼット・ドゥミ・セル=864円
カード:利用可能
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