
更新日: 2025年4月4日
銀座のおすすめパン屋さん8選 老舗の定番パンから話題のパンまでご紹介
銀座エリアに数多あるパン屋さんの中から、ぜひ立ち寄っていただきたいおすすめのお店と各店自慢の逸品をご紹介します。
世界的な知名度を誇る老舗パン屋さんから、全国に支店を構える超人気パン屋さん、銀座でしか出会えない穴場の名店まで幅広くセレクト。
銀座でしか買えない限定品もあるのでお見逃し無く!
目次
- 【銀座のパン屋さん】銀座のパン屋さんといえば「銀座木村家」の元祖あんぱん!
- 【銀座のパン屋さん】銀座土産の新定番「無印良品 銀座」のシンプルパン
- 【銀座のパン屋さん】「銀座 月と花」で上質な大人のジャムパンを
- 【銀座のパン屋さん】超有名高級食パン専門店「銀座に志かわ 銀座本店」の絶品食パン
- 【銀座のパン屋さん】「ル・プチメック 日比谷店」で本格フレンチスタイルのパンを味わう
- 【銀座のパン屋さん】「JEAN FRANCOIS 東京ミッドタウン日比谷」の名物クロワッサン
- 【銀座のパン屋さん】行列が絶えない人気店「CENTRE THE BAKERY」の角食パン
- 【銀座のパン屋さん】「MERCER BRUNCH GINZA TERRACE」の絶品フレンチトーストに舌つづみ
- 銀座エリアの絶品パン屋さんへ行こう!
【銀座のパン屋さん】銀座のパン屋さんといえば「銀座木村家」の元祖あんぱん!
「銀座のパン屋さんといえば」と聞かれたら、「銀座木村家」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
「木村家」は明治2(1869)年に木村安兵衛と次男の英三郎が創業した老舗パン屋さんで、全国区の知名度を誇り今や国外からも注目を集める超有名店。
実はこの「木村家」が、日本人にすっかり馴染んでいるあんぱんを日本ではじめて考案したパン屋さんなのです。
創業当時のパンは、イーストがなくホップで作っていたために食感が硬かったのですが、日本人に合うパンの研究を始めた英三郎が酒種酵母を作り出し、生地の発酵に使用。酒まんじゅうをヒントに、中にあんこを入れた「酒種あんぱん」を考案しました。
「酒種あんぱん」は、香り高く独特の風味があるのが特徴で、これが巷で評判となり、明治天皇にも献上されました。手間も時間もかかる手法ですが、現在でもこの当時の手法をしっかりと守り続けているのです。

「酒種 桜」のへそに配す桜の花びらは、梅酢で漬け込んだあとにひとつひとつ手で包み、塩に漬けて仕上げる
1階のベーカリーにはできたての「酒種あんぱん」がずらりと並びます。独特の食感が楽しめる「けしあんぱん」のほか、フランスパンやデニッシュなどの洋風のパンも含め、なんと約130種類のパンを取りそろえます。夏には「塩レモンあんぱん」などの、季節限定の商品も登場するので、見逃せません!
ちょっとした差し入れにもおすすめの「五色」850円は桜(こしあん)、小倉(つぶあん)、けし(こしあん)、白あん、鶯(青えんどう豆)の5種類がセットになった人気商品です。

色々な味を楽しみたい人におすすめの「五色」
店に並ぶパンは、本店7階で毎日ひとつひとつていねいに仕上げられています。タイミングが合えばほんのりと温かいできたてのパンを購入することも!
日本ではじめて作られた「銀座木村家」の「酒種あんぱん」を食べながら、140年の歴史に思いを馳せてみてもいいかもしれませんね。
銀座木村家
- 住所
- 東京都中央区銀座4丁目5-7
- 交通
- 地下鉄銀座駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~21:00(喫茶は10:00~20:00<閉店21:00>)
- 休業日
- 無休(12/31、1/1休)
- 料金
- 桜あんぱん=162円(1個)/うぐいすあんぱん=162円/けしあんぱん=162円/白あんぱん=162円/
【銀座のパン屋さん】銀座土産の新定番「無印良品 銀座」のシンプルパン
銀座駅から徒歩3分、並木通り沿いに位置する無印良品の世界旗艦店「無印良品 銀座」。その一角に、無印ブランドのこだわりパンを販売するパン屋さんがあります。
毎日6回の焼き上がり時間には、棚いっぱいにずらりとパンが並びます。焼きたてのこうばしい香りに包まれてほくほくと並ぶ黄金色のパンの数々は、なんとも素朴で愛らしいものばかり。どの年代にも好まれるシンプルでベーシックな味わいが特徴で、毎日食べたくなるほっとするおいしさです。

ふんわりやわらかな「ロールパン」1個90円
お店自慢の一品が「ロールパン」。一見どこにでもありそうな雰囲気ですが、ただのロールパンではありません。国産小麦とたっぷりバターを使ってふんわりやわらかく焼き上げたロールパンは、フランス・ゲランド産の塩がアクセントになりシンプルながら味わい深い逸品。香ばしく焼けた表面と、中身のしっとりとしたコシのあるもっちり食感のコントラストもたまりません。
ひとつ食べ終えると、あともうひとつ…と、次々手が伸びてしまうシンプルでくせになるおいしさ。1人2〜3個はぺろりと食べられるので、いくつかまとめて購入するのがおすすめです。おいしさもさることながら驚きなのはその価格。なんと1個90円ととってもリーズナブルなのも人気の理由です。

(左)水を使わずに豆乳とたっぷりコーンで仕上げた「豆乳コーンパン」200円、(右)ラムレーズン入り練乳クリームをふわふわパンではさんだ「練乳クリームパン」250円
ロールパンや食パンといった定番商品のほかにも、カレーパンやコーンパンなどのお食事系から、練乳クリームをはさんだおやつ系まで、飽きのこない多彩なジャンルのパンを取りそろえています。
駅近、かつ朝7時半オープンのパン屋さんなので、出勤前にさくっと立ち寄って朝食を購入するのにもぴったりです。イートインスペースも併設しているので、その場で焼きたてパンを食べることも。お買い物の合間やお仕事の休憩時間に、ぜひ足を運んでみてください。
■無印良品 銀座(むじるしりょうひんぎんざ)
住所:中央区銀座3-3-5
交通:地下鉄銀座線B4出口から徒歩3分
電話番号:03-3538-1311
営業時間:11:00~21:00
休業日:不定休
料金:ロールパン=1個90円/豆乳コーンパン=200円/練乳クリームパン=250円
カード:利用可能
【銀座のパン屋さん】「銀座 月と花」で上質な大人のジャムパンを
さまざまな専門店が軒を連ねる銀座に、ひときわめずらしい高級ジャムパンの専門店「銀座 月と花」があるのをご存知ですか?
「銀座 月と花」は、「ジャンボめろんぱん」で有名な浅草のパン屋さん「浅草花月堂」が手がけるお店。地下鉄東銀座駅から徒歩すぐというアクセス抜群のところにあります。
「銀座 月と花」では、従来のジャムパンのイメージを覆す、パリジャン生地を使った高級感のある新しいジャムパンを提供しています。
店舗に併設した工房で焼き上げたこだわりのパリジャンに、国産フルーツをふんだんに使用した甘さ控えめのジャムを後から注入するスタイルは「銀座 月と花」ならでは。果物そのものの風味や香りを損なうことなく、外はさっくり中はふんわりとした生地の食感もしっかり楽しむことができます。
「大人のジャムパン」に使われるジャムの種類は常時11種類。いちごやマーマレードなどの定番なものから、みかん、ブラックベリーほか季節の果物などがそろいます。おいしいだけじゃなく、見た目もすてきなジャムパンは、お土産にもぴったりです。
お昼頃には完売してしまうほど人気なので、お目当てのジャムパンがある場合は早めの時間に行くのがおすすめです。
銀座 月と花
- 住所
- 東京都中央区銀座4丁目10-6G4ビル 1階
- 交通
- 地下鉄東銀座駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~12:00頃(売り切れ次第閉店)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 大人のジャムパン=300円~(1個)/
【銀座のパン屋さん】超有名高級食パン専門店「銀座に志かわ 銀座本店」の絶品食パン
次は、地下鉄新富町駅から徒歩4分、店先にかかる暖簾の“食パン”の文字が印象的な「銀座に志かわ 銀座本店」をご紹介。「銀座に志かわ」は、2018年の銀座本店オープンを皮切りに、現在は全国に110店舗を展開する超有名店高級食パン専門店です。
店内の工房で職人が焼き上げるこだわりの食パンは、独自開発したアルカリイオン水を仕込み水に使うことで素材のうまみを最大限に引き出した逸品。上品な甘みと、耳までやわらかく絹のようにしっとりなめらかな食感が特徴です。
噛むほどにあふれ出す素材のうまみと鼻を抜ける心地よい香りに、気がついたら半分くらい減っていた、なんてことも。手が止まらなくなるおいしさに驚く方は多いはず。
何もつけないでもパクパク食べられるほどおいしい「銀座に志かわ 銀座本店」の食パンですが、自慢の食パンのために開発された、バターでもジャムでもない新たな“お供”がすごい!と話題になっています。

日本料理の名店「くろぎ」と共に1年の歳月をかけて開発した「生抹茶みつ」1080円
それがこちらの「生抹茶みつ」。抹茶の渋み・香り・色合いをいかしたみつは、濃厚な甘みに醤油を少し加えることで甘みの中にもほどよい塩みが立ち、後ひく味わい。
食パンのほのかな甘みと抹茶の渋みの相性が抜群です。ぜひ、おいしい幸せを口いっぱい味わってみてください。

シンプルながらインパクトのある暖簾が目印
銀座に志かわ本店
- 住所
- 東京都中央区銀座1丁目27-12キャビネットビル 1階
- 交通
- 地下鉄新富町駅から徒歩4分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~18:00(売り切れ次第閉店)
- 休業日
- 不定休
- 料金
- 水にこだわる高級食パン=864円/生抹茶みつ=1080円/
【銀座のパン屋さん】「ル・プチメック 日比谷店」で本格フレンチスタイルのパンを味わう
京都発の本格フレンチスタイルのパン屋さん「ル・プチメック日比谷店」は、日比谷駅から徒歩すぐの商業施設・日比谷シャンテ1階にお店があります。
本場フランスのパン職人やシェフから“日本で最もフランスらしい”と評価される「ル・プチメック」、関西圏以外の店舗はここ日比谷店のみ。
吟味した安心安全な素材のみを使用してひとつひとつていねいに作られるこだわりのパンが、ガラスケースの中にところ狭しと並んでいます。その数なんと最大80種類!ベーシックなものからちょっとめずらしいパンまで、多彩なラインナップを誇ります。
まるで宝探しのようにパン選びを楽しめますよ。しかも日暮れ前までにはほとんど無くなってしまうほど。その人気の高さがうかがえますね。

香り高く、軽い食感が人気のクロワッサン。リピーターも多い「クロワッサン・オ・ブール」194円
お店の一番人気は、外はパリッと中はしっとりふんわり食感の「クロワッサン・オ・ブール」。ひとくち頬張れば、バターの香りがじゅんわりと口いっぱいに広がります。
日比谷店限定の「チョコメック」もおすすめ。しっとりモチモチのココア生地にクーベルチュールチョコレートがたっぷり!ほどよい甘みと食感はくせになるおいしさです。スライスして温めるとチョコレートのくちどけ感がアップし、より贅沢な味わいに。

日比谷店限定の「チョコメック」464円、ハーフカットサイズ232円もある
テイクアウトはもちろんカフェ利用もできるので、モーニングやランチにもぴったり。おしゃれな店内で本格フレンチスタイルのパンやデリをいただけば、気分はすっかりパリジェンヌ。海外旅行が難しい今、気軽にパリ気分を味わえます。
出勤前や近くの帝国劇場での観劇前に立ち寄れば、おいしいパンに心もお腹も満たされて、なんともすてきに一日のスタートをきれそうですね。

シックな内装が素敵な店内は、朝8時のオープン直後からたくさんの人々でにぎわう
■ル・プチメック日比谷店(ルプチメックひびやてん)
住所:千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ1階
交通:東京メトロ日比谷駅より徒歩2分
電話番号:03-6811-2203
営業時間:8:00~20:00(カフェは〜19:30)
休業日:日比谷シャンテに準ずる
料金:クロワッサン・オ・ブール=194円/ラムレーズン入り ミルクフランス=248円
カード:利用可能
【銀座のパン屋さん】「JEAN FRANCOIS 東京ミッドタウン日比谷」の名物クロワッサン
MOF(フランス最優秀料理人賞)を受賞したシェフ、ジャン・フランソワ氏の技術と精神を受け継ぐパン屋さん「JEAN FRANCOIS(ジャンフランソ) 東京ミッドタウン日比谷店」。店内の工房で焼き上げた“フランスの香り”を楽しめる風味豊かなパンを常時50種類以上取りそろえています。
品ぞろえ豊富な「JEAN FRANCOIS」の看板商品として有名なのが「クロワッサン」。リボンのような形が特徴的なクロワッサンは、北海道産のバターをたっぷり使用していて、口に入れた瞬間に贅沢なバターの香りとコクのある芳醇な味わいが口いっぱいに広がります。
他では味わえないような究極のパリパリ食感がまた最高で、文字通りパリパリの食感は一度食べたらやみつきになりますよ。毎日食べたくなってしまうおいしさです。
また、日本各地にある「JEAN FRANCOIS」ですが、どの店舗に行った際も絶対にチェックしてもらいたいのが各店舗限定パン。今回ご紹介する東京ミッドタウン日比谷店の限定商品が白いぷにぷにの生地にトロッとしたレアチーズクリームを包んだ「レアチーズクリームパンです。思わず顔がほころんでしまう、やさしい食感と甘みがたまりません。
他店舗では購入できないので、お土産にもぴったりです。

ころんとした丸い形がかわいらしい「レアチーズクリームパン」264円

東京ミッドタウン日比谷の地下1階に入る
【銀座のパン屋さん】行列が絶えない人気店「CENTRE THE BAKERY」の角食パン
地下鉄銀座一丁目駅からすぐ、高速道路の高架下に「CENTRE THE BAKERY(セントルザベーカリー)」があります。クラシカルな雰囲気の店先にずらりとのびる長い行列が目をひくこちらのパン屋さんは、“本当においしい食パン”を購入することができる食パン専門店です。
販売する食パンは「角食パン」、「プルマン」、「イギリスパン」の全部で3種類。一番人気の「角食パン」は、北海道産の小麦“ゆめちから”を使用したしっとりもっちり食感が魅力です。こちらは焼かずにそのまま食べるのがおすすめ。

人気の「角食パン」864円
もうひとつは山形のこんもりしたシルエットが特徴の「イギリスパン」。トーストするとサクサクと軽やかな食感が楽しめます。しっとりもサクサクも選べない!という方には、アメリカ・カナダ産の小麦を使用した「プルマン」がおすすめ。焼いてもそのままでもおいしくいただけるオールラウンダーな食パンです。行列必至の大人気食パンは、1日に1人3本まで購入可能。
また、店内のカフェでは絶品食パンを使用した贅沢なサンドイッチや3種類の食パン食べ比べセットをいただくことができます。食べ比べセットは各テーブルにトースターをセットしてくれるので、その場でトーストすることも可能。ジャムやペーストも種類が豊富なので「CENTRE THE BAKERY」の食パンを思い切り楽しむことができますよ。

新鮮な果物を使った「フルーツサンドイッチ」1944円
■CENTRE THE BAKERY(セントルザベーカリー)
住所:中央区銀座1-2-1 東京高速道路紺屋ビル1階
交通:地下鉄銀座一丁目駅3番出口からすぐ
電話番号:03-3567-3106
営業時間:10:00~19:00(閉店は20:00)、ベーカリーは~19:00
休業日:無休
料金:角食パン=864円/フルーツサンドイッチ=1944円
カード:利用不可
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