福岡【福津】話題の観光スポット! 宗像大社だけじゃもったいない!
福岡タウンから車で約30分の福津エリア。CMのロケ地として全国的に有名になった宮地嶽神社、海沿いのカフェなどがあり、じわじわと注目度が高まっている。 まだまだあります!福津エリアの注目スポット...
更新日:2021年8月31日
九州最大の都市で博多湾に面する福岡。
大都市としては珍しく美しい自然が残る一方で、多彩な表情を見せてくれる街でもあります。
天神や博多駅周辺のデパートやファッションビルが立ち並ぶ繁華街、中洲・川端のネオンが瞬く歓楽街、そして屋台がひしめく那珂川沿いなど、エリアごとに違った風情を楽しむことができます。
また、グルメの街としても有名で、博多ラーメンや鶏の水炊き、もつ鍋、ぎょうざ、辛子明太子などのご当地名物は全国的な人気です。
福岡県全域に目を向けると、世界遺産に認定された宗像大社、学業の神様として信仰を集める太宰府天満宮、レトロな建物が残る門司、風光明媚な糸島など、魅力的な観光スポットに溢れています。
そんな福岡のおすすめ観光・グルメスポットを、まっぷる読者限定アプリ「まっぷるリンク」のお気に入り登録数ランキングなどからピックアップしてご紹介します。
福岡旅行に出かける前に、福岡観光で押さえておきたい定番スポットをさくっと予習。
各エリアの位置関係を把握して楽しい観光プランを立てましょう!
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さっそく福岡のみどころを動画でチェックしていきましょう!
多彩な魅力のある福岡は、九州一の大都市でもあります。そのため、美味しいグルメも種類が豊富で満喫するためには出発前の予習がカギとなりそうです。
全国的な人気を誇るもつ鍋をはじめ、辛子明太子、博多ラーメン、鉄鍋ぎょうざなど名物グルメがめじろ押しの福岡。太宰府天満宮など見ごたえのあるスポットも数多く、食べてよし、遊んでよしのエリアです。
今回は、福岡を愛してやまない旅行ガイドブックの編集者がイチオシスポットTOP10を紹介します。
編集歴19年。家族構成は2人の小学生男児と、アウトドア好きの夫であるため、旅行といえばもっぱら野外(キャンプ)。旅行先のお気に入りナンバーワンは福岡で、市内のアクセスが便利で、陽気でサービス精神旺盛な県民性も素晴らしく、何を食べても一級品においしいところがオススメのポイント。
福岡を知り尽くしたプロの目によるおすすめスポットを、熱意のこもったコメントを添えて10位から順に紹介します。
詩人の北原白秋の生誕地であり、古くは立花氏11万石の城下町として栄えました。城の掘割をどんこ舟でめぐる「お堀めぐり」で有名。乗船場は4か所あり、約4km弱をおよそ1時間かけて舟に揺られながらのんびり巡ります。
3月に開催される春の風物詩『柳川雛祭り「さげもんめぐり」』の一つで、水上パレードがお披露目される「おひな様水上パレード」は必見のイベントです。
美しい海を眺めながら、シーサイドドライブが楽しめる人気のエリアです。半島を車で1周すると約3時間半で、海沿いにはおしゃれなカフェが点在しています。クラフト作家やアーティストによる工房やギャラリーを訪ねるのも楽しいですよ。
「日本の渚・夕日百選」の景色が美しい、夫婦岩と白い鳥居がシンボルの桜井二見ヶ浦は福岡県の名勝。冬期の牡蠣小屋も人気です。
全長180mのキャナル(運河)を中心に、カラフルでポップな建物が建ち並ぶエンターテインメントシティ。アパレル、雑貨、インテリアなどのショップのほかに、レストラン、シネマコンプレックス、劇場、2つのホテルが集合しています。
運河中央のサンプラザでは、毎夜、3Dプロジェクションマッピングと噴水のショーが開催されます。
かつて40万石の城下町として栄えた街です。シンボルの小倉城を中心とした歴史散策、焼うどんやラーメンなどのB級グルメの食べ歩きも楽しめます。昭和の風情をそのまま残したノスタルジックな通りに120の商店が並ぶ旦過市場もおすすめ。
松本零士氏が名誉館長を務める漫画の殿堂、北九州市漫画ミュージアムをはじめ、ポップカルチャーの聖地でもあります。
かつては国際貿易港として栄え、明治から大正期に建てられた赤レンガ造りのモダンな洋館が点在するエリアです。
大正3年に建造された門司港駅には、鉄道駅としては初の国の重要文化財に指定された駅舎があります。2012年から解体調査、保存・復原工事のために姿を隠していましたが、2019年についにリニューアルオープンし、105年前の創建時の面影を見せています。
高さ234mを誇る、海浜タワーとしては日本でもっとも高いタワーです。
8000枚のハーフミラーに覆われたボディは、クールでシャープなイメージ。地上123mの展望室からは、福岡市街や博多湾、大濠公園などを一望することができます。
地上120mの展望2階SKY café&diningルフージュでは、全方向360度のパノラマを眺めならランチやディナーが楽しめますよ。
博多湾と玄界灘を二分する半島に建ち、福岡市の中心部から運航されている高速船でアクセスできる人気の水族館です。「九州の海」をテーマに、350種3万点超の海洋生物が展示されています。
外洋大水槽では、魚の群れがスピードのある動きをする点に注目。全天候型で1400人収容可能なショープールで繰り広げられる、博多湾を背景にした30分のイルカショーは必見です。
愛称は「お櫛田さん」。地元でも愛される博多の総鎮守は、博多祇園山笠のクライマックス、7月15日の追い山笠の出発地点でもあります。
一年中展示されている博多祇園山笠も見ごたえじゅうぶん。ほど近くに建つ「博多町家」ふるさと館では、伝統工芸の実演見学や博多モチーフのみやげが購入できます。
JR博多駅直結の大型商業施設です。ここには話題のみやげや小腹を満たしてくれるスイーツが勢揃い。
アミュプラザ博多の「シティダイニングくうてん」は2019年に大型リニューアルされ、話題の店が集結しました。
中でもうどんが看板の居酒屋「博多うどん酒場 和八」、博多の名物鍋を1人前から楽しめる「博多水たき 濱田屋」は駅チカスポットで博多グルメが味わえると話題です。
学問の神様、菅原道真公を祀る全国的に有名な太宰府天満宮。境内には6000本の梅が植栽されており3月に見ごろを迎えます。梅モチーフの意匠もあちこちに見られ、本殿の屋根や灯籠にも梅の彫り物があり、探してみるのも面白いですよ。
近隣の坂本八幡宮を含め、令和ゆかりのスポットとしてますます人気が集まっています。参道の名物グルメも要チェック。
人気の観光地や話題のエリア、そしてインスタ映えする最新スポットなど……。効率よく旅をするためには行きたい場所を予め決めておくのが旅の鉄則。まっぷる推薦の定番スポットを参考に旅のプランを練ってみてはいかがでしょう。
玄界灘に浮かぶ沖ノ島の沖津宮、筑前大島の中津宮、九州本土の総社辺津宮の三宮を総称して宗像大社という。記紀神話にその名が登場し、古来は航海安全、今は交通安全の神として崇敬を集める。
平安時代に学者、政治家、詩人と多方面で活躍した菅原道真を祀る。左大臣の藤原時平の陰謀により、大宰府に左遷された道真は、延喜3(903)年に59歳で死去。その亡骸を運ぶ牛車の牛が、この場所に伏して動かなくなり、祠を建てたのが起源といわれる。学業祈願に加え、厄除けや家内安全祈願にご利益がある。境内では道真ゆかりの飛梅のほかに、6000本の梅、大樟、花菖蒲など四季を通して美しい景観を楽しむことができる。
高さ234mは、海浜タワーとしては日本でもっとも高いタワー。8000枚のハーフミラーに覆われたボディは、クールでシャープなイメージ。地上123mの展望室からは、福岡市街や博多湾、大濠公園などを一望することができる。
明治・大正時代に海外交易の要衝として賑わった門司港の面影を残す洋館を集め、レトロ地区として整備。JR門司港駅や旧門司三井倶楽部などの見どころがある。
敷地面積約4万3500平方メートルを誇る大型複合商業施設。敷地中央を流れる運河を中心に、ショッピングモールやレストラン、ホテル、映画館、劇場などの建物が並び、さらに3Dプロジェクションマッピングと噴水のアクアパノラマなどエンターテイメントも楽しめる。
ホークスファンの応援に沸く「福岡PayPayドーム」は、国内最大級のスケールを誇るスタジアム。バックステージが見学できるドームツアーで、福岡PayPayドームをたっぷり楽しむことができる。
志摩サンセットロードから見えるしめ縄で結ばれた夫婦岩。夏至のころ、2つの岩の間に沈む夕日はとくに美しく、「日本の渚・夕陽百選」に選ばれている。県の名勝。
博多湾に浮かぶ周囲12kmほどの島。自然公園の「のこのしまアイランドパーク」、博物館、宿などの観光施設のほか、万葉歌碑や古墳跡など島の歴史を語る見どころがある。
上川端商店街の南端近くにある博多の総鎮守。博多祇園山笠のフィナーレを飾る「追い山笠」の出発地点でもある。境内の博多歴史館には、文化財の山笠の絵馬をはじめ、社宝を展示。
宝満山のふもとに鎮座する神社で、主祭神は玉依姫命。魂と魂(玉)を引き寄せ合う(依)という御神徳から、男女の縁はもとより、家族、友人、仕事など、あらゆる良縁にご利益がある。宝満山登山の出発地点でもあり、参拝する登山者の姿を多く見かける。
福岡藩二代藩主黒田忠之をはじめとする黒田家の菩提寺。重文の木造千手観音像や、高さおよそ26mの五重塔などの見どころがある。木造座像としては日本一の大きさを誇る「福岡大仏」は必見。
福岡城の外濠を利用してつくられたもので、外周およそ2kmの池を中心とした水の公園。ジョギングやウオーキングを楽しむ人が多い。冬期を除いて貸しボートで遊ぶことができる。
数か所ある乗船場は、西鉄柳川駅から歩いて5分から8分のところ。「柳川藩主立花邸御花」までの約3kmをどんこ舟に揺られてのんびりめぐる。所要は1時間。
せっかく福岡に来たからには、福岡ならではのセンスが光るお土産を買いたいところ。そこで、大型ショッピング施設から定番のおみやげスポットまでをご紹介します。きっと欲しいものが見つかるはず!
創業昭和23(1948)年、福岡の辛子明太子の元祖として知られる。品質管理の徹底のため、福岡県内は37の直営店のみで販売。創業時の味を再現した復刻明太子もある。
大きな観覧車がランドマークのアウトレットモール。ファッション、インテリア、雑貨など人気のショップが集まり、休日には県内外から多くの客が詰めかける。海風が気持ちよく、散歩にもここちよいエリア。
JR博多駅に隣接の大型商業施設で、博多駅、JR博多シティとは2階と地下1階で直結している。館内にはキーテナントの「博多マルイ」や、計3フロア約50店舗からなる一大飲食ゾーンなどがある。
博多駅直結の駅ビルは、「JR博多シティ」の名で知られるものの、じつは「アミュプラザ博多」「アミュエスト」「博多デイトス」「デイトスアネックス」「博多阪急」の5つの施設で構成された複合施設。服飾、雑貨、飲食のほか、福岡名産のみやげものの品ぞろえが充実している。
旅行に行ったらグルメやショッピングも楽しみですが、水族館や博物館などのエンタメスポットも外せません。カップルやファミリー、お友達と訪れれば、かけがえのない思い出になること間違いなし!
「いつも新しい私になれる水族館」をコンセプトに、海をより身近に感じられるリゾート施設へリニューアルした。九州各県を代表する約350種類・3万匹の生物の展示、迫力あるイルカとアシカのショー、パネル展示や体験型ワークショップなど、楽しめる要素が満載。
九州国立博物館は、東京、奈良、京都に次ぐ日本で4番目の国立博物館。古くからアジアとの結び付きが深い九州ならではの内容で、国宝や重文を含む貴重な文化財が鑑賞できる。
国宝「金印」や黒田節で有名な名鎗「日本号」を常設展示し、古くからアジアとの交流拠点として発展してきた福岡の歴史とくらしを紹介。収蔵品をテーマごとに展示し、定期的に更新する4つの企画展示は見ごたえがある。アジア各国の楽器やおもちゃで遊べる体験学習室もある。
数ある福岡グルメの中で、地元民からも観光客からも抜群の人気を誇るもつ鍋。まっぷる福岡の編集者がここだけは食べに行ってほしい!と自信を持っておすすめできるもつ鍋店を10位から順に紹介します。
福岡市内でのみ展開しているお店も多いですが、オンラインショップでもつ鍋セットを全国発送しているところも。
現地に行けない方は、本場の名店の味を取り寄せて、おうちで気軽に味わうのもおすすめですよ。
立地は中心地から離れますが、ミシュラン掲載店として有名な店。写真で紹介できないのが残念ですが、モツちゃんぽんも話題のメニューです。
中洲川端駅の近くに本店を構える人気店。
ランチのもつ鍋定食はリーズナブルでオススメです!博多駅直結のKITTE博多地下1階の店はお一人様席が充実しており、ランチ時にさくっともつ鍋が楽しめます。
博多駅周辺に6店舗、県内に9店舗、その他11店舗。新宿、銀座、池袋、横浜にも店舗があり、お取り寄せ通販もしています。
5種類の味噌とヤンニンジャンをブレンドした「田しゅう鍋」はうま辛スープの代表格。博多旅行のリピーターにぜひおすすめしたい店です。
大名本店、博多店の他、県内に2店。熊本、鹿児島、広島、名古屋などにも店舗があります。
※大名本店は、2020年3月23日~5月6日まで改装工事のため休業
地元で有名な創業40年を迎えるもつ鍋の老舗。他に支店などはなく、福岡市博多区綱場町の一店舗のみの営業です。
鶏ガラスープがベースのもつ鍋は独創性に富んでいます。〆のちゃんぽん麺までしっかり味わってみてください。
タンやテールの塩焼きが有名なお店です。ホロホロとほどける食感のテールの塩焼きは必食の一品。テールスープがベースとなっているもつ鍋も人気のメニューです。
※タンテール富士は現ビルの老朽化、建て替え工事の為、仮店舗にて営業中。
仮店舗住所:福岡市中央区大名1-9-18(旧「ええじゃないか」跡地)
建て替え後には移転前の住所(福岡市中央区赤坂3-13-33)へと戻ります。
予約必須の人気店。新鮮なモツのうまみが口の中に広がるもつ鍋は、博多でもトップクラスの人気を誇ります。福岡市内の2店舗のみ。
取材写真で紹介できないのが残念ですが、福岡に来た際はぜひとも行ってみてください。
福岡は海の幸や山の幸に恵まれ、なおかつお手頃に美味しいものが食べられることで有名です。博多ラーメン、明太子、もつ鍋など…… 福岡ならではのご当地名物を堪能できる選りすぐりの名店をご紹介します!
スープは豚骨をベースに、鶏ガラとタマネギ、ニンジンなどの野菜をアク抜きを繰り返しながら煮込む。濃厚な見た目に反してあっさりとした味わい。麺は、極細麺が主流の博多のなかでもとりわけ細い0.85mmの「激細麺」。
全国的に知られる「鉄鍋餃子」の元祖。丸い鉄鍋にぎっしりと敷き詰めた餃子は、表面がカリッとして香ばしい。餃子の皮やポン酢、ユズコショウはいずれも自店製。あんにはその日仕入れたもののみを使う。
昼どきには行列ができる人気店。高い火力で豚骨がボロボロになるまで炊き上げた濃厚スープは「豚骨カプチーノ」と呼ばれ、地元の方だけでなく県外の方にも人気。
創業昭和53(1978)年。鍋の締めにちゃんぽん麺を出し、もつ鍋ブームを起こした名店。秘伝のたれを混ぜ込んだ醤油ベースのスープに、6種類のモツや野菜がたっぷり入る。
すし職人歴25年以上のベテランが握る回転すし店で、開店前から行列ができる。ネタは大きくて鮮度が高く、手ごろな値段も人気の理由。地サバや焼あなごなど約50種類のネタがある。
平日も飛び込みでは、なかなか入れない人気店。看板商品の「かわ」は、素焼きで脂を落とし、タレに漬けて、また焼いてを繰り返すこと7回。表面はカリカリに香ばしく、中は鶏肉の甘みとたれの味があわさって美味。
漁業や水産物加工事業などを手がける企業が運営する和食店。名物の海鮮丼は、そのときに最もうまい食材を「魚のプロ」が厳選し供する。仕入れにより内容は変わるが、贅沢度は不変の逸品だ。
天然飼料で育てた博多のブランド鶏「華味鳥」のなかでも若鶏のみを使う。メニューは、ぶつ切りの骨付き肉が入る「水たき」とミンチ、四ツ身が入る「スープ炊き」の2種。
新鮮なさばが手に入る福岡ならではの郷土料理ごまさばが看板メニューの居酒屋。一般にごまさばは酒肴に出されることが多いが、ここでは昼の定食でも楽しめる。夜は定番のごまさば以外に、あぶり、味噌だれの計3種のごまさばが味わえる。
「角のうどん」を、博多っ子のなまりをそのまま店名にした創業明治15(1882)年の老舗。博多の総鎮守、櫛田神社のすぐそばに建つ。羅臼昆布やカツオ節、イリコでとっただしは、薄味ながら深いうまみたっぷり。前日に打ち、ひと晩ねかせた麺は、やわらかくもっちりとした食感。
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