札幌でジンギスカンを食べるならこの店へ行こう!人気店&ビール園のお店を一挙紹介!
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更新日: 2022年8月13日
「保護猫」とは、諸事情によって人に保護された猫のこと。保護の理由は「飼い主さんに捨てられた」「迷子になった」「飼い主が高齢になって一緒に暮らせない」「飼育放棄」「多頭飼育崩壊」など、さまざまです。
保護猫カフェは、飼い主を失った猫たちを保護し、新しい家族へつなぐ役割を担っています。
今回は、猫のしあわせを願って活動している、札幌市内の保護猫カフェを紹介します。
地下鉄・すすきの駅から徒歩7分、札幌の繁華街の喧騒から離れた場所に保護猫カフェ「mataxtabi(マタタビ)」はあります。
障害者就労事業所が母体で、「障がいがある人も、保護猫も受け入れられる社会を作りたい」という強い思いと、それに賛同した人たちの協力を得て、2018年5月にオープンしました。
築80年以上の民家を改装して保護猫カフェを運営しており、どこか懐かしい雰囲気に、思わず「ただいま」と言ってしまいそうになります。茶の間だったと思われるスペースにはシックなカフェが設けられ、落ち着いた雰囲気の中で食事や飲み物を楽しむことができます。
こちらの保護猫カフェのメニューは、動物不使用のベジやヴィーガン対応メニューなど、体に優しいフードが豊富にありますが、オムライスや、自家製キーマカレーなどボリュームのあるメニューもあります。
猫たちは、お客さんと触れ合いながら新しい家族として迎えてくれる日を待ちます。
すぐに里親が見つかる子もいれば、なかなか引き取り手が現れない子もいるなど、猫たちが置かれている状況はさまざま。
保護猫たちの引受先を探すのも、保護猫カフェの重要な仕事です。
保護猫たちの部屋は、一階と二階に分かれています。まずは一階からご紹介。カフェエリアや外を通る人からも見える開放的なスペースで、猫たちはキャットウォークを歩いたり、寝転んだり、気ままに過ごしています。
二階の子猫部屋には、猫の神様が祀られています。江戸時代に大切な米をネズミから守ったという伝説がある、秋田県・横手の忠猫(ちゅうびょう)神社。この神社の分社になっている、由緒正しき神社です。
保護猫カフェに神社があるのは日本でもここだけでしょう。猫との素敵な出会いを願って参拝し、ご縁を探してみてください!
非営利型一般社団法人ねこたまごが運営する保護猫カフェ「ねこたまご+cafe」は、札幌市動物管理センターに収容された猫を中心に保護しています。
「一匹でも多くの猫を救いたい」との想いから、個人で行っていた活動が法人化されました。現在は、たくさんの協力者がさまざまな形で保護猫活動を支えています。
保護猫カフェの店内に入ると、ねこたまごのオリジナルグッズや、札幌市内の作家の作品がところ狭しに並び、まるで「猫グッズ専門店」といっても過言ではない品揃え。
アイシングクッキーは有名菓子店が保護猫活動のために提供してくれているオリジナル商品で、SNSで告知すると、すぐに売り切れてしまうそうです。
一階にはカフェエリアと保護猫たちの部屋があります。おすすめの「ねこたまごオリジナルブレンドコーヒー」は、専門店の協力によって実現した商品。低農薬・農地指定のコーヒー豆をブレンドし、オーダー毎に豆を挽いて入れています。
カフェエリアからは隣の保護猫の部屋がよく見えます。飲食の空間と隔てられているので「猫好きだけどアレルギーがある」というお客さんも、カップを片手に愛らしい姿に微笑んでいます。
こちらの保護猫カフェでは、札幌市動物管理センターからのレスキュー活動を行っています。取材に行った日も、数匹の猫が保護されました。
最初は騒いでいた猫たちも、疲れてしまったらしく静かになります。その目は「ここはどこだろう」「何をされるのだろう」とおびえた様子。
「怖がらなくてもいいんだよ」「安心していいんだよ」と話しかけてみても、猫には伝わりません。言葉が通じないもどかしさも感じます。
こちらの保護猫カフェでは月に一回オープンデーを開催していて、保護猫カフェの無料見学ができます。里親さんと猫との一期一会を大切にしたいですね。
「ツキネコカフェ」は、札幌に初めて誕生した保護猫カフェです。個人の活動としてスタートし、保護猫活動に賛同する人たちの拠点として2010年9月にオープンしました。
現在はたくさんの猫が保護され、ボランティアさんや企業の支援を受けて、猫のしあわせに貢献しています。
店内のインテリアは猫一色。ペットフードなども通常より安く販売されています。
最初はフードやドリンク、スイーツなども提供していましたが、現在は保護猫活動が中心となり、飲食の提供は行っていないのだとか。取材中も、引き取りの問い合わせなどの相談が寄せられていました。
一階には子猫、二階には成猫の部屋があり、たくさんの保護猫たちが迎えられる日を待っています。保護猫カフェ以外にも、シェルターやボランティアのもとで暮らしながら里親さんを探している猫もおり、SNSなどで情報が公開されています。
2019年は北海道全域から430匹の猫を保護し、334匹に新しい家族がみつかりました。
こちらの保護猫カフェでは、猫と暮らしたい高齢者のために、猫の面倒が見られなくなるまで預かってもらう「永年預かり制度」を2015年から実施。これまで累計約200匹の猫と里親さんがマッチングしており、「猫と暮らしたいけど、年齢を考えると飼えない」と諦めていた方に喜ばれています。
こちらの保護猫カフェでは、子猫や成猫のほかに、FIV(猫エイズキャリア)の猫も保護されています。難しい病気や危険な病気と思われやすいですが、適切なケアを行うことで長生きも可能です。人間に感染することはなく、必ずしも発症するわけではありません。
猫たちは、理解ある方のもとで暮らせる日を待っています。
ニャイダーハウスは、ツキネコカフェの系列店の保護猫カフェ。終の住処となる里親さんとの出会いを待ちわびる猫たちがたくさんいます。
ビル二階のワンフロアが保護猫カフェになっていて、ツキネコカフェとは異なる雰囲気。飲食物の提供は一切行っておらず、約7割が里親希望のお客さんです。
こちらの保護猫カフェの猫たちは、その多くが多頭飼育崩壊や元野良猫、動物管理センターなどから保護された猫たち。そのため、臆病だったり、ストレスを感じやすかったりする猫たちが生活をしています。
それぞれの猫たちの性格を理解してもらえるように、スタッフやボランティアさんにしっかり面倒をみてもらいながら、新しい家族との出会いを待っています。
保護猫カフェ内のキャットウォークなどは、ほとんどボランティアさんの手作り。シャイな猫のために、ところどころに「隠れ家」が設けられ、猫たちが安心して生活できるよう工夫されています。
こちらの保護猫カフェの営業は土日のみですが、それ以外の日もボランティアさんが猫たちをお世話しています。「猫を捨てる人がいる一方で、猫の命を救おうとする人もいる」。そうした気持ちが猫にも伝わり、少しずつ心を開いてくれるのだと感じました。
猫たちは、閉ざした心を開いてくれる里親さんを待っています。最初は猫と触れ合う目的で保護猫カフェに来店し、離れることが辛くて里親になる決心を固める人もいるのだとか。
入り口に掲げられた言葉、「みんなしあわせにニャーれ」。本当に、そう願います。
「猫sun café(ねこサンカフェ)」は、猫を愛する個人の保護猫活動としてスタートしました。「もっと多くの猫を救いたい」との想いから、2016年に保護や譲渡の拠点として保護猫カフェをオープン。猫が描かれたかわいい看板が商店街の雰囲気を和やかにしています。
一階は猫の譲渡や保護の窓口、二階が保護猫たち部屋で、ペットボトルの飲み物のほか、コーヒーなど温かい飲み物を提供しています。
保護猫カフェ店内に入ると、看板猫の「くう」が迎えてくれました。こちらの保護猫カフェにいるのは、動物管理センターに収容されていた猫や野良猫、飼い主の急病などで飼育困難な状況から保護した猫たちです。
広々とした保護猫の部屋は、自宅のリビングにいるような落ち着いた雰囲気があります。静かに時間が流れ、猫のそばにいたい人や、猫と一緒にのんびり過ごしたい人に最適。
自由にふるまっていた猫が気まぐれに甘えてくることもあります。思わぬツンデレぶりにハートを射貫かれてしまうかもしれませんよ!
こちらの保護猫カフェでは、定期的に譲渡会を開催しています。タイミングよく里親が決まることもありますが、高齢や病気の猫は里親が見つからず、シェルターで一生を終えることも少なくありません。
保護には餌代や医療費など、たくさんのお金がかかります。新型コロナウイルスの影響による保護猫活動の中止、お客さんの減少に加え、スタッフとして働く猫の医療費など、厳しい経営が続いています。
こちらの保護猫カフェだけでなく、多くの保護猫カフェが同じような境遇にあります。
里親やボランティアが難しい場合でも、寄付やグッズ購入も保護活動の支援になります。保護猫活動に賛同した作家さんが採算度外視の寄付価格で作っている作品も多く、リーズナブルにお買いものができることも。
あなたのできるところから、保護猫活動を始めてみませんか。
猫は知覚や思考、記憶をつかさどって感情を表現する大脳皮質が発達しているため、人の言葉や感情を読み取ることができると考えられています。
保護猫カフェで猫を可愛がることはもちろん、猫をしあわせにする活動自体も支援していきたいですね。
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