コツまでわかる国内観光旅行情報サイト|マップルトラベルガイドコツまでわかる国内観光旅行情報サイト

×

 >  >  >  >  >  【鳥取メイド】民芸を観る・買う・食べる!3施設をチェック!

【鳥取メイド】民芸を観る・買う・食べる!3施設をチェック!

by mapple

更新日:2018年12月22日

戦前から民芸運動が盛んだった鳥取では、今でも多くの手仕事が続けられている。その礎を築いたのが吉田璋也。彼の残した民芸品を「観る」だけでなく「買う」「食べる」ができる3施設で鳥取の民芸をとことん味わおう!

鳥取民藝美術館

細部にわたる創意工夫。展示も建築もまるごと民芸品!
吉田璋也は国内・海外の各地で収集した数々の民芸品を鳥取に持ち帰り、昭和24(1949)年鳥取民藝美術館を設立した。展示品はどれも一般民衆の実用品であり、地方ごとの風土や生活様式を反映している。その道具がどんな文化や暮らしの中で使われていたのか想像しながら観るのも楽しい。

国の「登録有形文化財」に登録された建物にも注目
「建築も民芸である」とした吉田璋也の設計で、細部にわたり機能的かつ美的な工夫が凝らされている。日本的意匠をメインに、アジアやヨーロッパなど多様な様式を融合させた民芸建築の理想型。展示とともに建物自体にも注目してみよう。

2階展示室の椅子は吉田璋也がデザインしたもの。畳の間でも使えるように、欧米の椅子を改良。畳に椅子の脚の跡をつけないための板「畳摺」 を底部に備えている

1階展示室
因州和紙を張った障子から入る穏やかな光が展示品を包む。障子の組子は和風麻葉紋(写真左)と朝鮮風卍字崩し(写真右)で和・韓折衷スタイル

1階展示室
1階の展示室は、展示に応じて区画を変えられるよう、壁と同じ仕上げの衝立を可動間仕切りとしている

琉球厨子甕と紅型の踊衣
展示は鳥取をはじめ沖縄など日本各地、アジア、ヨーロッパからの収集品が並ぶ

スイッチやコンセント、分電盤のカバーは木製。細部にもさりげないこだわりが

入口の表札は柳宗悦の題字を彫ったもの

鳥取たくみ工芸店

お気に入りの鳥取メイドを暮らしに取り入れよう
因州中井窯など、鳥取の代表的な工芸品はほとんどここで買える。吉田璋也プロデュース品の取扱いも豊富。そのほか、吉田璋也と親交の深かった島根の出西窯や湯町窯の器も充実。沖縄や九州の陶磁器もそろう。

工芸品が所せましと並ぶ店内

【ギャラリーたくみ】
窓から柔らかな光が漂うギャラリー
2階にはギャラリーがあり、展示の入れ替えは月に1、2回程度。県内外の工芸家の個展や企画が催される。この時は智頭町の藍染グループ「ちずぶるー」の展示。

因州中井窯

全国的にも名の知れた鳥取を代表する窯。吉田璋也の指導で2色に染め分けた器は柳宗悦も称賛したという。柳宗悦の息子でありプロダクトデザイナーである柳宗理のディレクションシリーズも有名

染め分け皿 (大)18360円
潔く染め分けたモダンなデザイン

染め分け皿 (八寸皿)8640円

おぐら屋

伝統的なろくろによる挽物細工で作り、泥絵具で彩色する鳥取の郷土玩具

干支人形 各1000円
おおらかな表情に癒される

山根窯

温かみのある優しい形と色使いで、若い女性を中心に人気上昇中の窯元

コーヒー椀皿 4536円
ぽってり可愛い色形が魅力

因州和紙

青谷町で作られる因州和紙は、きめが細かく書道紙として全国的にも有名

ぽち袋 (大)475円(小)248円
透ける模様が奥ゆかしくも粋な雰囲気

伊万里 小皿 1040円
そのほか、九州や沖縄の陶磁器もそろう

延興寺窯

シンプルで力強い作風の窯元。地元の陶土と釉薬を使った紺や黒など深い色が美しい

瑠璃釉面取ポット 8640円
深い色味にうっとり

湯呑 2160円

たくみ割烹店

鳥取の美しい器とおいしい食事を味わう
民芸の器で料理が食べられる割烹。照明や建具など店内空間すべてを民芸品が占める。実際の使い心地を試しながら、民芸尽くしの贅沢な時間を過ごしたい。

【こちらも名物】
鳥取和牛すすぎ鍋 4120円~
吉田璋也が中国で食べた鍋を日本風にアレンジしたこの鍋は、しゃぶしゃぶのルーツと言われ、店の看板メニュー。

鳥取和牛味噌煮込みカレー1080円(昼のみ)
夜は割烹然としたメニューが並ぶが、「若い人にも気軽に民芸を味わってもらえるように」とカレーを始めたという。じっくり鳥取和牛を煮込んだカレーに、地元産の味噌が深いコクをプラス。

こんな器使ってます
因州中井窯
延興寺窯
山根窯

1階がテーブル席で、2階には座敷が

吉田璋也

【1898〜1972年】
鳥取の民芸プロデューサー
本業は耳鼻科医。鳥取の陶芸・木工・金工・染色など多岐にわたる職人たちを束ね、現代の生活に合う新しい民芸品の創出に情熱を注いだ。仁風閣の保存運動にも尽力。医業を続けながらこれだけのことを成し遂げたというからオドロキ!

美術館の道路向かいには「吉田医院」が開院当時のまま残っている(内部は非公開)

吉田璋也デザイン&プロデュース品

鳥取の伝統技術と地元素材から作り上げた、吉田璋也がプロデュースの民芸品は今でも手に入るロングセラー。実際に商品を手に取ってみれば、彼の創意工夫と行動力が実感できるだろう。

【生姜せんべい(27枚入)1296円】
雪化粧の鳥取砂丘をイメージしたお菓子
吉田璋也の勧めで、老舗宝月堂が郷土に伝わる駄菓子を贈答用にした。鳥取の希少種「瑞穂生姜」を使用。
買えるところ
鳥取たくみ工芸店、宝月堂、地場産プラザ わったいな など

【木工電気スタンド(小)8万8560円】
小津安二郎もほれたデザイン
鳥取の豊富な木材を活用した新しい民芸品として生み出したもの。美しさにこだわる小津安二郎の映画にも何度も登場。
買えるところ
鳥取たくみ工芸店

【パン切りナイフ 1万368円】
【パン切り台 8856円】
【果物ナイフ 7560円】
西洋と東洋の知恵が融合
ナイフは先の反った中国の青龍刀からヒントを得た。パン切り台は溝にパンくずが落ちる仕組み。吉田璋也が創意工夫の人だったのがよくわかる。
買えるところ
鳥取たくみ工芸店

万年筆博士

昭和9(1934)年創業、鳥取駅前にあるカスタムオーダーの万年筆店。使い手に合わせて一本ずつ制作する。直木賞作家の角田光代氏も愛用。

クラフト館 岩井窯 へ行こう

ココでも「観る・買う・食べる」!
吉田璋也に薫陶を受けた山本教行氏が、名湯岩井温泉にほど近い緑豊かな山中に開窯。作陶設備に加え、収集品を展示する参考館、作品を販売する作品展示館、器で軽食ができる喫茶HANAを備えた複合施設だ。陶芸・民芸好きなら1日中いても飽きないはず。

参考館

山本教行氏がみずからの勉強のために収集した民芸品を展示。収集品は約4000点にのぼるという。

陶磁器のほか、椅子のコレクションも充実

作品展示館

掻落、練上、押紋などさまざまな技法を用いる岩井窯。器はもちろん土鍋から陶板画までそろうのは窯元ならでは。

豊富なラインナップに目移りしそう!

色絵六角皿(大)5400円
河合寛次郎を思わせる打刷毛模様。3色の釉薬の組み合わせが絶妙

両手付平土鍋(小)30240円
伊賀の天然陶土100%の土鍋は遠赤外線効果で料理がおいしくできる

掻落楕円小鉢 3780円
グレー地に白い花模様が。清楚でありながら華やぎのある器

喫茶HANA

岩井窯の器で味わえる特製あんみつ(550円)は餡や寒天も手作りで、甘さ控えめ。阿波和三盆糖の黒蜜がさらに上品さを添える。

器の模様は出されてのお楽しみ

筆者:mapple

まっぷる鳥取 大山・境港 三朝温泉・蒜山高原’19

発売日:2018年05月17日

Amazonで購入する

この記事の出典元は「まっぷる鳥取 大山・境港 三朝温泉・蒜山高原’19」です。掲載した内容は、2017年10月~2018年3月の取材・調査によるものです。飲食店メニューや商品内容、料金ほか各種データが変更されたり、季節による変動や臨時休業などでご利用できない場合があります。また消費税の見直しにより各種料金が変更される場合があります。そのため施設により税別で料金を表示している場合があります。ご利用の際には改めて事前にご確認ください。

エリア

 >  >  >  >  > 
 >  >  >  >  > 
 >  >  >  >  > 
 >  >  >  >  >  > 

この記事に関連するタグ

×
×