宮崎【五ヶ瀬】森林と清流で遊ぶ山里めぐり
高千穂町から車で20分!五ヶ瀬川の上流、標高500mから900mの山懐に抱かれた五ヶ瀬は、夏でも涼風がそよぐ高冷地。春から夏にかけては新緑がまぶしく、秋は紅葉に燃え、冬には日本最南端の天然雪のスキー場...
宮崎観光で人気の高い高千穂峡。みごとな渓谷美は、ボートに乗ったり遊歩道を歩いたりすることで間近にすることができる。水と緑がにおい立つような渓谷でリフレッシュしよう。
滝の音や緑の木々に包まれた神秘の渓谷
五ヶ瀬川に流れ出した阿蘇の火砕流が急激に冷え、長い歳月をかけ浸食されてできたV字峡谷。7kmにわたって柱状節理の断崖絶壁が続く景観はみごとで、国の名勝、天然記念物に指定されている。手漕ぎのボートから眺める落差17mの「真名井の滝」は圧巻だ。夏休み期間の午後6時から10時までは、真名井の滝のライトアップイベントを開催(11~1月上旬も開催予定、要確認)する。
言い伝えによると、高千穂峡の水は、天孫降臨の際に天村雲命(あめのむらくものみこと)が、高天原から水種を移したという天真名井の水が流れ落ちるようになったものだそう。滝からほとばしるしぶきにあたると、心が清められそうだ
高千穂峡の最大の見どころである真名井の滝の手前までは手漕ぎの貸しボートで5分ほど
ボートの上では鯉や鴨にエサやりができる。エサはボート乗り場にて一袋150円で販売
高千穂峡の御塩井駐車場から御橋を渡ったたもとの細道が高千穂峡遊歩道の入り口。道沿いにはおのころ池、若山牧水歌碑、鬼八の力石などの見どころが点在する。終点の高千穂大橋付近までは、ゆっくり歩いて30分ほど。
翡翠色の渓谷、周囲の緑の美しさにおもわずカメラのシャッターを切る。
滝見台より
御橋より
遊歩道のすぐ近くにある池。池の中央には国生み神話に登場するおのころ島が浮かぶ。
昔、悪神鬼八が高千穂を治める三毛入野命(みけいりのみこと)に向けて投げつけ、力自慢をしたと伝えられる石。高さ3m、重さ200トン。
高千穂郷八十八社の総社として信仰を集める。
高千穂神社の神楽殿では、毎日夜神楽が開催される。
地元の名物をチェック
神楽面の巨大モニュメントが目を引く道の駅。観光案内所、物産館、食事処があり、食事処ではチキン南蛮定食(1050円)や高千穂牛コロッケ(160円)などが味わえる。
入り口にある神楽面の巨大モニュメント
ウコンを練り込んだ「神話せんべい」は4枚入り380円
高千穂牛のお手ごろランチ
地場産品の直売所や高千穂牛の加工と販売を行うミートセンター、観光案内所などが集まる物産館。併設の「高千穂牛 レストラン和」では、高千穂牛を焼き肉や鉄板焼き、ハンバーグなどで味わうことができる。
朝どれの野菜や工芸品などが並ぶ直売所「鬼八の蔵」
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