伊豆を満喫おすすめモデルプラン! 日帰り、1泊2日、2泊3日プランご紹介
まずはどこへ行くか、何をしたいか、メインの目的地を決めましょう。 場所によっては日帰りが大変なエリアや、車がないと移動が大変なエリアもあるので、滞在日数やエリアの位置関係、交通手段はよく検討を。 ...
更新日:2020年10月28日
季節も変わり過ごしやすい気候のもと、ドライブへでかけてみてはいかがですか。
公共機関を使わないドライブであれば、「3密回避」はもちろんのこと、フットワークも軽く、観光スポットを効率良くめぐることができるのも嬉しいポイントです。
神奈川県から静岡県にかけて、カジュアルかつ気軽に楽しめる湘南エリアや、落ち着いた雰囲気のドライブを楽しめる三島エリアなど名ドライブコースが数多く存在。
そこで、東京から気軽に楽しめる、おでかけにぴったりのドライブコースを厳選してご紹介します!
まずは、都心から1~2時間で楽しめるドライブコースの見どころが詰まった、こちらをご覧ください!
はじめにご紹介するのは、湘南海岸を茅ヶ崎から江の島へ、さらに鎌倉から葉山へと走るドライブコース。
茅ヶ崎から江の島間は防砂林に囲まれ海の眺望はないですが、渋滞さえなければ松林の中の一本道は快適な道のりです。
一方、江の島から鎌倉は車窓にオーシャンビューが広がり、レストランやカフェが沿道に建ち並ぶ、「これぞ湘南!」といった景色を楽しめます。
裕次郎灯台や森戸神社の鳥居がある森戸海岸の夕景
鎌倉の光明寺は、裏山から由比ヶ浜・稲村ヶ崎、天気に恵まれていれば富士山までを眺望できる必見のスポットです。さらに鎌倉から逗子・葉山方面に海沿いに走れば、森戸海岸や長者ヶ崎、立石公園などのビュースポットが数多く点在。
どのスポットからも美しい夕景が見られるので、立ち寄りながら帰路につくのも良いでしょう。逗葉新道へは混みあう海岸沿いを避けて、湘南国際村を通る県道217号で向かうのがおすすめです。
●コース走行距離 約45km
●コース走行時間 約1時間40分
茅ケ崎海岸IC スタート
↓ 11km / 20 分
① 江の島
↓ 7km / 20分
② 高徳院
↓ 4km / 15分
③ 大本山 光明寺
↓ 10km / 20分
④ 神奈川県立近代美術館 葉山
↓ 4km / 10分
⑤ 立石公園
↓ 9km / 15分
逗子IC ゴール
<鎌倉・江の島ドライブコースメモ>
●シーズン休日は国道134号逗子~江の島で渋滞多発。
●江の島島内は夜間(22時~翌5時)許可車以外進入禁止なので要注意。
湘南のシンボルといえば、江の島。島内には江島神社や江の島サムエル・コッキング苑、江の島岩屋など、見どころも多く、観光客でにぎわいます。
江島神社の参道には食事処やみやげ屋が軒を連ね、江の島丼やしらす丼などの、ご当地グルメをぜひ味わってみてください!
鎌倉大仏を本尊とする浄土宗の寺院。正式名称は「銅造阿弥陀如来坐像」、鎌倉にある仏像で唯一の国宝です。室町時代以後は露天の大仏として、その名を知られるようになりました。
高徳院の門を入ると目の前に現れる、高さ約11メートルの姿はまさに圧巻!ぜひとも立寄りたいスポットです。
浄土宗の大本山で湘南四大寺のひとつ。寛元元(1243)年の創建で、山門は弘化4(1847)年に再建されました。
入母屋造りの大殿の右手には三尊五祖の石庭、左手には小堀遠州作の記主庭園などの名園があり、桜やサツキ、ハスなど四季折々の美しい花々も見どころです。
神奈川県立近代美術館の3番目の建物。生活のなかで美術館に親しめるよう、野外彫刻や図書室、レストラン、ショップなどは観覧券なしでも楽しむことができます。
年間を通して開催されるワークショップでは、ものを作ったり、考えたり、いつもと違う方法で美術作品に触れてみたり、とアートに親しむことができますよ。
■神奈川県立近代美術館 葉山
住所:神奈川県葉山町一色2208-1
電話番号:046-875-2800
営業時間:9:30~16:30
休業日:月曜(祝日の場合は開館、展示替え期間休あり)
料金:展示室は有料(展示会により異なる)
駐車場:53台(有料)
波打ち際に突き出た巨岩が、相模湾と富士山をバックに立つビュースポット。浮世絵師・歌川広重が描いたことでもその名を知られています。
特に夕日の名所としても人気があり、昼間とはまた違った景色を魅せてくれます。
続いてご紹介するのは、箱根の定番スポットをめぐるドライブコース。アネスト岩田ターンパイク箱根でアクセスするのがおすすめです。
芦ノ湖越しに富士山が眺望できるビュースポットの大観山に立ち寄り、芦ノ湖では遊覧船で湖上散歩を楽しみましょう。歴史ファンなら箱根関所に足をのばすのもいいかもしれませんね。
三国峠は芦ノ湖スカイラインのビュースポット
芦ノ湖で遊んだら、仙石原から強羅経由で箱根湯本まで箱根をぐるりとドライブ。箱根園や箱根湿生花園、箱根強羅公園などを満喫し、箱根湯本の温泉で旅の疲れを癒してみてはいかがですか。
さらに富士山ビューを満喫したい場合は、芦ノ湖スカイライン・箱根スカイライン経由で東名高速道路御殿場ICを目指しましょう。
●コース走行距離 約55km
●コース走行時間 約1時間30分
小田原西IC スタート
↓ 20km / 25分
① 芦ノ湖
↓ 5km / 10分
② 箱根園
↓ 12km / 20分
③ 箱根湿生花園
↓ 7km / 15分
④ 箱根強羅公園
↓ 12km / 20分
箱根口IC ゴール
<箱根ドライブコースメモ>
●大涌谷の火山活動の影響による県道734号大涌谷三叉路から大涌谷園地駐車場までの通行止め規制と駐車場の営業は、噴火警戒レベルにより変動があるのでHP等で要確認。
森に囲まれる芦ノ湖は、箱根のシンボル。周囲約19kmの細長い湖で、遊覧船やボート遊び、釣りなどが楽しめるため、老若男女を問わず満喫できます。
春は新緑、夏は花火大会、秋の紅葉、湖面に映える冬の富士山と、四季折々の表情が楽しめる箱根きってのビュースポットです。
水族館やショッピングプラザ、レストラン、箱根九頭龍の森など、さまざまな施設が集まったプレジャーランド。なかでも、標高723m、日本一高い場所にある箱根水族館は人気で、タカサゴやヨスジフエダイなど約2万匹の海水魚を観賞できます。
淡水館には世界中の川や湖から生きものが集合しており、温泉地ならではの愛らしい姿を見られるバイカルアザラシショーは必見です。
湿原をはじめ、川や湖沼などの水湿地に生息している植物を中心に展示した植物園。外国の珍しい湿原植物なども見られ、約1700種の植物が四季折々に花を咲かせます。
園内周遊の所要時間は約40分。木道が整備されているため安心して散策を楽しむことができるでしょう。
平成26(2014)年に開園100周年を迎えた強羅公園。日本初のフランス式整型庭園で、噴水を中心にローズガーデンやブーゲンビレア館、クラフトハウス、白雲洞茶苑など、見どころ満載です。
クラフトハウスでは、陶芸や吹きガラス体験ができるので、世界にひとつだけのアイテムを旅のお土産にするのも良いですね。
続いては、熱海・伊東の二大温泉都市がある人気の伊豆東海岸を、絶景地として有名な城ヶ崎海岸目指してオーシャンビューを楽しむドライブコース。
熱海から網代間の国道は断崖上を走るので迫力満点!絶景から旅のスタートをきりましょう。
車窓からの景色と走りが楽しめる伊豆スカイライン
伊東はグルメスポットも多いので、東海館に立ち寄りがてら町歩きを楽しむのがおすすめです。そして伊豆東海岸のハイライトスポット城ヶ崎海岸で遊歩道を散策しましょう。
大室山に立ち寄ったら、帰路は海を離れて伊豆スカイラインへ。相模湾や富士山が望める絶景快走ルートで、熱海や沼津の夜景を堪能してくださいね。
●コース走行距離 約135km
●コース走行時間 約3時間30分
石橋IC スタート
↓ 20km / 35分
① 熱海城
↓ 18km / 30分
② 伊東温泉観光・文化施設 東海館
↓ 16km / 30分
③ 城ヶ崎海岸
↓ 8km / 15分
④ 大室山
↓ 72km / 1時間40分
小田原西IC ゴール
<熱海・伊豆高原ドライブコースメモ>
●熱海市街は一方通行区間が多くあるので注意。
●西湘バイパス石橋出口と国道135号の合流部は渋滞多発。
●海水浴シーズンは熱海から伊東にかけて、国道135号が渋滞。
海抜160mの天守閣展望台から絶景を楽しめる熱海城。眼下に錦ヶ浦や熱海市街、晴れた日には房総半島や大島まで見渡せます。
城内には遊戯施設や江戸体験コーナーなどもあり、大人も子どもも一緒に楽しめます。併設されている「熱海トリックアート迷宮館」では、みんなで盛り上がること間違いなし!
昭和3(1928)年に創業の温泉旅館。風情ある町並みが残る松川沿いに立ち、現在は建築美を見学できる観光施設として、伊東市の文化財に指定されています。
職人たちが趣向を凝らした建築様式が随所に見られる館内には、大小2つの浴場があり日帰り温泉を楽しむこともできます。
切り立つ断崖に架かる門脇つり橋や見晴らしのよい灯台など、迫力ある景観を望めるスポット。
足下に海原が広がる門脇吊り橋や、整備された海岸沿いの遊歩道では、スリル満点の散策を楽しみましょう!
標高580m、なめらかな山肌が特徴的な伊豆高原のシンボル。山頂へはリフトに5分乗車すれば到着します。お手軽に絶景を楽しめるのは嬉しいですよね。
直径約300m、深さ約70mの噴火口の淵を一周する「お鉢めぐり」では、富士山や伊豆諸島など、360度の絶景が広がります!山頂には浅間神社もあり、パワースポットとしても人気の観光スポットです。
最後にご紹介するのは、絶景スポットの三島スカイウォークと世界遺産に登録された韮山反射炉を目指して、日帰りドライブを楽しめるコース。
まずは、伊豆縦貫道で三島スカイウォークを目指しましょう。吊り橋から見る富士山や駿河湾の印象的な大パノラマに加え、このエリアで楽しみたいのは「ご当地グルメ」!
展望施設でもある沼津港大型展望水門びゅうお(展望回路は大人100円)
新鮮な魚介が食べられる飲食店が集まる沼津港へひと足延ばしてみてくださいね。沼津港では大型展望水門びゅうおからの眺めも楽しめますよ。
ご当地グルメを堪能した後は、韮山反射炉で貴重な産業遺産を見学しましょう。
そしてドライブの締めくくりは修善寺温泉。風情ある温泉街を散策し、温泉を満喫してくださいね。
●コース走行距離 約91.4km
●コース走行時間 約2時間50分
長泉沼津IC スタート
↓ 15km / 20分
① 三島スカイウォーク
↓ 32km / 1時間15分
② 韮山反射炉
↓ 5.1km / 15分
③ 伊豆パノラマパーク
↓ 9.3km / 17分
④ 修善寺温泉
↓ 30km / 40分
長泉沼津IC ゴール
<三島・修善寺ドライブコースメモ>
●伊豆中央道、修善寺道路はETCの利用不可。
●国道414号の沼津市街から江浦湾にかけては交通量が多く渋滞も多い。
全長400m、高さ70m、日本一の長さを誇る歩行者専用の吊り橋。敷地内には展望台のほか、カフェや特産品を取り扱うお土産店などもあります。
吊り橋を渡った先では、樹上アスレチックや高さ70m、長さ560m(往復)のスリル満点のジップラインが楽しめます。
江戸末期の日本の近代化を示す建物で、大砲を造るために建てられた溶解炉。実際に稼働していた反射炉が現存しているのは、国内でここだけという貴重な産業遺産です。
当時、韮山代官・江川太郎左衛門が建言し、オランダ語で書かれた書物を苦労して読み解いて建造されました。世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として、今、注目を集めています。
標高452m、葛城山の山頂に広がるレジャー施設。ロープウェイでは360度の絶景が広がり、山頂の空中公園では四季折々の花を楽しむこともできます。
そのほかにも富士山や駿河湾を望む展望台や富士見の足湯、食事処、アスレチックなど、大人も子どもも楽しめるスポットがたくさんあります。
「伊豆の小京都」とも呼ばれ、弘法大師が発見したという伝説が残る伊豆最古の温泉地。桂川沿いに温泉宿が建ち並び、風情ある町並みには歴史や文学の舞台が点在しています。
また、修善寺温泉の楓橋すぐ近くには竹林の小怪もあり、落ち着いた雰囲気のなか散策を楽しむのも良いですね。
爽快な海岸線のドライブから、歴史を感じるドライブまでさまざまな魅力があふれる4つのドライブコース。おいしい海鮮を堪能するだけでも、「旅にキタ!」と感じることができるかもしれません。
今回ご紹介したスポットは、都心からのアクセスも良く、日帰りでも余裕をもって楽しむことができます。休日にはぜひドライブへ出かけてみてはいかがですか?
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!