【飛騨の里】集落まるごと、のんびり過ごせるスポット!
古くから続く飛騨の暮らしにふれられる「飛騨の里」。集落をそのまま野外博物館にしているこのスポットは、のんびりと楽しみながら飛騨の文化を知ることができる。...
機能性と美しさを兼ね備えた飛騨家具の工房や、ミュージアムなど、心を豊かにしてくれるスポットも点在。さんまちから少し足をのばして、出かけてみよう。
匠の技とモダンなデザインをあわせ持つ、飛騨家具の魅力にふれてみて
広々としたショールームで飛騨家具のある暮らしをイメージ
300坪もあるショールームに多彩な商品を備え、さまざまな暮らしのシーンを提案する。手軽なクラフト小物のコーナーや、飛騨家具でくつろげるカフェも併設され、気軽に立ち寄りたくなる空間。
天井が高く、ゆったりとした空間
BOSSダイニングチェア 7万5600円
木のぬくもりを感じるデザインと快適な座り心地を実現し、2013年グッドデザイン賞受賞
さるぼぼを思わせる一輪挿し(はなぼぼ)1944円。(羊毛のバルーンブーケは別売、756円)
ケーキセット850円。濃厚なチーズケーキや季節のタルトが選べる
大きな赤いイスが目印
10時30分~・13時30分~の一日2回、工場内を見学することができる。(平日の工場稼働日のみ。当日申込み可、20名まで)
森に囲まれた静かな場所で木のぬくもりを感じて
日本の木の文化を受け継ぎ、木製品を取り入れた暮らしを提案。長く使い続けられるシンプルなアイテムのほか、クリエイターとのコラボアイテムなど、高いデザイン性と使い心地の良さが魅力の製品も。
創設時の思いを込めて、“ハートオブオーク(堅忍不抜の精神)”と名付けられたショールーム
PICO (ピコ) スツール2万8080円
フィット感のある座面と倒れにくさが自慢。軽さと持ち運びやすさにもこだわっている
シェーヌ・ドゥ マグカップ 4104円
手のひらにフィットするここちよい丸み
ライブラリー「せせらぎラウンジ and gallery」。せせらぎの音を聞きながら、読書や会話を楽しめるくつろぎのスペースだ
現代の「飛騨の匠」の技が光る そら豆型のシリーズが代表作
ノミや鉋などの手道具を用いた家具作りをこころがけ、デザインから製造まで一貫して行なう工房。家具はすべて受注生産で、注文から3か月ほどで完成する。華やかなショールームはないが、職人の技を見学できる場所だ。
家具作りの作業場を一般にも公開している
ビーンズスツール 5万1840円
天板のやわらかなカーブとX型の脚が特徴
ドリンクとお菓子を置いてカフェ気分を楽しみたい、ビーンズトレー3240円
巨匠の作品や飛騨の匠の技など、アートの美しさに心奪われるひとときを
ガラス工芸と世紀末美術に注目
エミール・ガレやルネ・ラリックなどのガラス作品、19世紀末の家具や調度品などを常設展示している美術館。モダンなインテリアで統一されたカフェや、こだわりのアイテムがそろうミュージアムショップなどの施設も充実している。
4~11月には自然芝のガーデンカフェ、夏にはビアガーデンもオープンする
19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した、C.R.マッキントッシュの部屋
幅広いアートが荘厳なミュージアムに!
横山大観や上村松園の日本画、ゴッホやモネなどの西洋画といった世界の巨匠の作品に出会える。中南米の考古資料が多い人類史展示室や、化石や恐竜模型など飛騨地方にゆかりの展示もある多彩さも魅力。ピラミッドなどを模した壮大な建物にも圧倒される。
能舞台もあるピラミッドホール
ライムストーンが青空に映える美しい建物
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