【島根】松江・出雲おすすめ旅行プラン!松江じっくりコース!
松江・出雲のおすすめ旅行プラン!国宝の松江城と堀川めぐり、塩見縄手で城下町の歴史を体感して、宍道湖の美しい夕景を見学。短い移動で松江らしい風景をたっぷり楽しむシンプルなコースです。...
塩見縄手は国宝松江城の北側、堀川沿いにある閑静なエリア。武家屋敷や松並木が並ぶしっとりとした雰囲気の町並みを歩いて、城下町の歴史に思いを馳せよう。
かつて中級武士の屋敷が建ち並んでいた場所。500mほどの通りの中ほどに塩見小兵衛の屋敷があったことから、この辺りを塩見縄手と呼ぶようになった。黒板塀の侍屋敷と堀端に連なる老松が見せる風景は美しく、日本の道100選に選ばれている。
「縄手」とは縄のように一筋に延びた道のことをいう
堀端のくぐり松は塩見縄手の名所のひとつ
枝にあるハートの切り口を探してみよう
中級武士の暮らしぶりを今に伝える
江戸時代初期に建てられた中級藩士の屋敷で、塩見縄手を代表する見どころ。通りから見える立派な門構えが一帯の風情ある景観を形づくっている。現在は保存修理が行われていて中の様子は見学できないが、修理後は当時の武士の暮らしぶりがうかがえる展示の数々が見られる予定。
通りに面して建つ重厚な長屋門(修理中は中は見えない)
松江城を囲む堀川沿いに、雨粒の形をしたかわいい神様(石像)が8体ある。塩見縄手には遊覧船乗り場周辺に3体が設置されているので、願いを込めにめぐってみよう。
怒りや悲しみを取り除いてくれる「雨粒笑伝」
『怪談』の著者、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は明治23(1890)年、英語教師として松江市内の尋常中学校に赴任。翌年、武家の娘だった小泉セツと結婚し、塩見縄手の武家屋敷で暮らした。のちの著書に松江の風物や伝説が多く用いられていることから、松江をこよなく愛したことがうかがえる。
旧居の向かいに立つ八雲の銅像
数々の資料から八雲の人柄がしのばれる
「怪談」の著者として知られる小泉八雲の生涯や事績、思考の特色をわかりやすいグラフィックと映像で紹介。八雲の遺愛品や直筆原稿、初版本などを展示するほか、参院にまつわる怪談を聞くことができる。2階のライブラリーには八雲の著書や関連書が多数そろえてあり、検索システムも利用できる。
2階建て部分が増築され、2倍以上の広さになった
当時の写真や愛用品によって再現された書斎
美しい日本庭園をもつ文豪の住まい
明治24(1891)年の約5か月間、八雲がセツ夫人と新婚生活を送った武家屋敷。母屋の三方には日本庭園があり、八雲は中央の部屋から3つの庭を眺めるのが好きだったそう。彼の著書にこの庭や屋敷が登場する。(一部公開)
小泉八雲記念館に隣接する施設
小泉八雲記念館に隣接する施設
みやげと和スイーツの店
オリジナルのへるんだんごや、かりんとう、せんべいをはじめ、多彩なみやげを販売。和菓子をゆっくり楽しめるカフェも併設。
観光の休憩にも最適
ほうじ茶ソフトクリーム350円
みたらしだんご、抹茶あんだんご 各130円、コーヒー200円
へるんだんご750円
地元作家のキュートなアイテムがずらり
築140年の古民家を改装した雑貨店。クラフト作家でもある店主の作品や地元作家による布小物、アクセサリー、レトロな雑貨などが所狭しと並ぶ。
こぢんまりとした店内。2階にも雑貨を置く
宍道湖しじみのピアス 2600円〜
お守りだるまちゃん1個580円
江戸時代から受け続く伝統工芸
約200年前から織り続けられている島根県の無形文化財、広瀬絣と藍の店。代々受け継ぐ技術で多彩なアイテムを制作、販売する。
ワンコイン藍染体験(500円〜)も人気
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。