香川【さぬきうどん】あこがれの超名店5選をチェック!
幾多のうどん店が台頭する香川県。なかでも全国からファンが集う、選りすぐりの5軒をご紹介。他の追随を許さぬ感動の一杯を、行列覚悟で味わうべし!...
押しも押されもせぬ香川のソウルフード、さぬきうどん。県下に約650軒のうどん店があり、人口に対する店の数はダントツの日本一。その歴史は長く、約1200年前に遣唐使として大陸に渡った弘法大師が製麺技術を持ち帰り、滝宮(香川県綾南町)の僧へ伝えたのがルーツともいわれる。超有名店から話題の新店、一風変わった注目店まで、甲乙つけがたい130の名店を一挙紹介。香川県民に負けじと、うどん三昧の旅へでかけよう!
さぬきうどんといえば、コシの強い麺が特徴。だしはいりこを使うのが一般的で、奥行きのある味わいが魅力。ツヤとのどごしが格別な麺と、香り豊かなだしの相性は言うことなし。
伊吹島産のいりこが有名
薬味やかけだしなどを含めて1杯200円前後が平均価格。とくに製麺所やセルフ店の安さには、目を見張るものがある。一般店も他県のうどん店と比べるとリーズナブル。
アクセス抜群の中心街に建つ店から住宅街で営む店まで、立地の幅が広いのも本場ならでは。山奥にある秘境系や神社の境内に建つ穴場系など、レア感たっぷりの店もある。
原点を楽しむならここ
製麺所の一角でできたてのうどんが食べられる。民家のような外観や人里離れたロケーションなど、ディープで個性豊かな店が点在。基本的にセルフサービス。
讃岐っ子の御用達
注文は席に着く前に済ませるのが基本。麺を温めたり、だしを注いだり、食後のかたづけまでできることは自分でする。大衆的な雰囲気があり、地元客の姿も多い。
洗練された一杯を
普通の飲食店同様に、スタッフが注文を取り、配膳を行なう。うどんやトッピングのメニューは比較的豊富。製麺所やセルフ店に比べて営業時間が長いのも特徴。
のどごし&もちっと食感
釜からあげたてのアツアツ麺。メニューに「釜」がつくものはこの麺を使う。
釜たま
生卵やだし、醤油とともに食べる。さながら「和風カルボナーラ」
釜あげ
麺を茹で汁ごと丼に入れたもの。つけだしで味わう
強いコシ&美しいツヤ
釜あげ麺を水でキュッと締めたもの。メニューのバリエーションが多彩。
かけ
だしのうまみが味わえる定番メニュー。トッピングで味の変化も楽しめる
しょうゆ
麺そのもののおいしさが感じられる、生醤油と麺のみのシンプルな一杯
ぶっかけ
麺が入った丼に濃いめのだしを注ぐ。よくかき混ぜて食べよう
香川のうどん店は、営業時間が昼過ぎまでの店や、麺がなくなり次第閉店のところが多く、土・日曜、祝日、ゴールデンウィークやお盆などの大型連休に休む店もある。目当ての店の営業時間や休業日は事前にチェックして、早めの来店がおすすめ。
混雑時の長居は禁物。グループでの来店でも、食べ終わった人から退席するなどの配慮を心がけたい。小銭を準備しておくと会計時もスマート。
何軒もハシゴをするからといって、1杯のうどんを2人以上でシェアするのはマナー違反。「小」をオーダーし、だしやトッピングを控えめにすると1日4~5軒は制覇できる。
ほとんどの店には駐車場があるものの、混雑時には満車になることもしばしば。近隣の駐車場を探すか、来店時間をずらすなどして、ルールを守って楽しもう。
※さか枝の場合
うどんのほか、サイドメニューも先に注文。うどんの玉が入った丼を受け取る。
「テボ」と呼ばれるざるにうどんの玉を入れ、湯の中で麺を温める。
天ぷらは麺の上に直接のせるか、皿にとる。ねぎやしょうがなどの薬味は無料。
だしが入ったタンクの蛇口をひねって丼へ注ぐ。
醤油やだし醤油はテーブルの上に置いてある場合が多い。
丼やコップは、返却口など決められた場所へ自分で運ぶ。
⇩ 約9km/車で15分
⇩ 約13km/車で20分
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