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香川ソウルフード【さぬきうどん】基本を知っておこう!

エディターズ

更新日: 2023年5月24日

香川ソウルフード【さぬきうどん】基本を知っておこう!

香川県民が愛してやまないソウルフード「さぬきうどん」。テレビ番組や各地でのチェーン店の登場で、もはや県民だけでなく全国で人気のメニューに。奥深いさぬきうどんの味をぜひ本場・香川で味わいましょう。

【さぬきうどんのキホンその①】さぬきうどんって?

【さぬきうどんのキホンその①】さぬきうどんって?

コシのある麺×いりこだし

さぬきうどんといえば、コシの強い麺が特徴。だしはいりこを使うのが一般的で、奥行きのある味わいが魅力。ツヤとのどごしが格別な麺と、香り豊かなだしの相性は言うことなし。

コシのある麺×いりこだし

伊吹島産のいりこが有名

驚きの安さ

薬味やかけだしなどを含めて1杯200円前後が平均価格。とくに製麺所やセルフ店の安さには、目を見張るものがある。一般店も他県のうどん店と比べるとリーズナブル。

ロケーションが個性的

アクセス抜群の中心街に建つ店から住宅街で営む店まで、立地の幅が広いのも本場ならでは。山奥にある秘境系や神社の境内に建つ穴場系など、レア感たっぷりの店もある。

【さぬきうどんのキホンその②】店の種類

製麺所

原点を楽しむならここ
本業は製麺と麺の卸しで、敷地の一角でうどんが食べられる。基本的にはセルフと同じシステム。

製麺所

セルフ

讃岐っ子の御用達
席に着く前に注文し、うどんの玉を受け取ったら、麺を温める、だしを注ぐ、食後の片付けなどは客が行う。

一般店

洗練された一杯を
通常の飲食店同様、スタッフが注文を取り、配膳を行う。製麺所やセルフ店に比べ、営業時間は長め。

一般店

【さぬきうどんのキホンその③】5大うどん

釜あげ麺

のどごし&もちっと食感
釜からあげた麺を水で締めず、アツアツのまま味わう。モチモチした食感。

釜あげ麺

釜たま
生卵やだし、醤油とともに食べる。さながら「和風カルボナーラ」

釜あげ麺

釜あげ
麺を茹で汁ごと器に入れて出す。水締め麺に比べやわらかく、つけだしで味わう。

水締め麺

強いコシ&美しいツヤ
釜あげ麺を水でキュッと締めたもの。強いコシと美しいつやが特徴。

水締め麺

かけ
だしのうまみが味わえる定番メニュー。トッピングで味の変化も楽しめる

水締め麺

しょうゆ
麺そのもののおいしさが感じられる、生醤油と麺のみのシンプルな一杯

水締め麺

ぶっかけ
麺が入った丼に濃いめのだしを注ぐ。よくかき混ぜて食べよう

【さぬきうどんのキホンその④】うどん心得

定休日・営業時間

香川のうどん店は、営業時間が昼過ぎまでの店や、麺がなくなり次第閉店のところが多く、土・日曜、祝日、ゴールデンウィークやお盆などの大型連休に休む店もある。目当ての店の営業時間や休業日は事前にチェックして、早めの来店がおすすめ。

ゆずりあいの精神

混雑時の長居は禁物。グループでの来店でも、食べ終わった人から退席するなどの配慮を心がけたい。小銭を準備しておくと会計時もスマート。

1人1杯はマスト

何軒もハシゴをするからといって、1杯のうどんを2人以上でシェアするのはマナー違反。「小」をオーダーし、だしやトッピングを控えめにすると1日4~5軒は制覇できる。

迷惑駐車NG!

ほとんどの店には駐車場があるものの、混雑時には満車になることもしばしば。近隣の駐車場を探すか、来店時間をずらすなどして、ルールを守って楽しもう。

【キホンその5】セルフうどんにチャレンジ

※さか枝の場合

1 注文・支払い

1 注文・支払い

うどんのほか、サイドメニューも先に注文。うどんの玉が入った丼を受け取る。

2 湯がく

2 湯がく

「テボ」と呼ばれるざるにうどんの玉を入れ、湯の中で麺を温める。

3 トッピング

3 トッピング

天ぷらは麺の上に直接のせるか、皿にとる。ねぎやしょうがなどの薬味は無料。

4 だし

4 だし

だしが入ったタンクの蛇口をひねって丼へ注ぐ。

5 食べる

5 食べる

醤油やだし醤油はテーブルの上に置いてある場合が多い。

6 返却

6 返却

丼やコップは、返却口など決められた場所へ自分で運ぶ。

5大うどん完全制覇プラン

[START]坂出IC

⇩ 約9km/車で15分

8:30 がもううどん[かけ]

⇩ 約13km/車で20分

がもううどん

住所
香川県坂出市加茂町420-1
交通
JR予讃線鴨川駅から徒歩20分
営業期間
通年
営業時間
平日8:30~14:00頃(売り切れ次第閉店)、土曜、祝日は~13:00頃(売り切れ次第閉店)
休業日
日・月曜(臨時休あり、GW休、盆時期休、年末年始休)
料金
うどん=150円(小)・250円(大)/うどん(小)+あげ=250円/天ぷら=100円/あげ=100円/売店販売お土産生うどん(2人前)=350円/

9:20 山越うどん[釜たま]

⇩ 約11km/車で20分

10:10 小縣家[しょうゆ]

⇩ 約5km/車で10分

11:00 ちょっとブレイク 琴平を観光

⇩ 約9km/車で15分

13:20 長田in香の香[釜あげ]

⇩ 約8km/車で10分

15:00 おか泉[ぶっかけ]

⇩ 約4km/車で5分

[GOAL]坂出IC

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】エディターズ

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    岡山と沖縄にオフィスを構える、キャリア約30年の編集プロダクションです。旅行情報やタウン情報を中心に約1万件を超える取材や執筆の実績があります。旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」や「ことりっぷ」で岡山・四国・沖縄エリアの編集を担当しています。
    旅好きな全スタッフがさまざまなアンテナを張りめぐらして情報を収集・編集し、「思わず旅に出たくなる」記事をお届けしていきます。