【山口】最新ニュース&トピックス!行く前にチェック!
明治維新から150年のメモリアルイヤーである2018年。幕末維新にゆかりの深い山口では県内各所で歴史にちなんだ特別なイベントが開催される。旅の計画を立てる前にぜひ知っていてほしい、旬の山口ネタをお届け...
更新日: 2021年12月3日
下関市東部に位置する長府は、長府毛利家や、高杉晋作をはじめ維新の志士と縁の深い町。
この記事ではゆかりの地として、
功山寺、下関市立歴史博物館、長府庭園、古江小路、長府毛利邸を紹介します。
当時に思いをはせながら閑静な城下町を歩いてみましょう。
「長門の国府」にその名が由来すると伝わる歴史ある町。かつて萩・毛利家の支藩、長府藩の城下町として繁栄しました。高杉晋作ゆかりのスポットなどが点在しています。
アクセス
JR長府駅から
サンデン交通バス下関駅行きで約6分、城下町長府下車
JR下関駅から
サンデン交通バス城下町長府方面行きで約23分、城下町長府下車
維新回天の旗揚げが行われた寺
高杉晋作が維新の発端となる挙兵を敢行したことで知られる禅寺。唐様建築の仏殿は国宝に指定されています。春は桜、秋は紅葉の名所としても知られています。
参道から見上げた壮麗な山門
国宝に指定されている仏殿
夏は深緑は美しい
境内には地下水が湧き出ている
元治元(1864)年12月15日の夜、高杉晋作を中心としたわずか80名が功山寺で長州俗論派打倒のため決起しました。おそよ2か月の戦いの末、俗論派を破りクーデターは成功。時代は討幕へと進むことになりました。
功山寺にある高杉晋作回天義挙像
海峡に育まれた下関の歴史にふれる
巧山寺に隣接する「下関の歴史と文化」をテーマにした博物館。高杉晋作や坂本龍馬、下関戦争などの幕末維新資料や、城下町長府の成り立ちや歴代長府藩主に関する資料を展示しています。
功山寺の向かいに建つ
貴重な文献や掛け軸などを展示している
癒しとやすらぎの空間が広がる庭園
長府毛利藩の家老格、西運長の屋敷跡。池を中心に書院や茶室、東屋、滝から池に通じる小川もあります。四季折々景観美を楽しめる廻遊式庭園。
廻遊式日本庭園
長府のなかでもっとも城下町の面影を残す
練塀が続き城下町らしい雰囲気を醸し出す町並み。通りにある菅家は侍医兼侍講職を務めた格式のある家柄。代々藩医を務めた家としてふさわしい構えを見せています。
格式のある家や代々藩医を務めた家などが並ぶ
四季の色に染まる自然回廊を歩く
明治36(1903)年に長府毛利家14代元敏公が建てた邸宅。母屋からは池泉回遊式庭園、枯山水庭園、書院庭園を望む。山野草が生けてある部屋で、抹茶や緑茶を飲みながらホッと一息つけます。
明治天皇のご宿泊所として使われた
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。