山口を歴史旅!幕末〜明治ゆかりの地をめぐる1泊2日モデルプラン
明治維新から150年以上が経過し、なお維新の立役者たちに注目が集まり続けている山口県。 偉人を多く輩出したこの地にはゆかりのスポットが数多く残り、 世界遺産に登録されたスポットもあり、 今もその...
更新日: 2021年12月3日
下関名物といえばふぐ。
日本一の取扱い量を誇り、本場として全国的にも名が知られています。
老舗からカジュアルに味わえる店まで、テーマ別にご紹介!
●地元では「ふぐ」ではなく「ふくと呼ぶ」
下関では幸福の「福」とかけてふぐのことを「ふく」と呼びます。
●旬はいつ?
下関での旬は10月から翌3月頃だが、養殖も盛んなので通年食べられる店が多くあります。
●なぜ下関はふぐが有名??
下関は日本ではじめてふぐ食が解禁された場所。関門海峡に面する下関は好漁場にも近く、南風泊市場はふぐの取扱い量日本一を誇ります。交通の要所となる下関漁港に日本海、瀬戸内海、東シナ海でとれたふぐが集まり、ここから全国に出荷されます。
●ふぐの種類いろいろ
食用のふぐは19種とされ、なかでも群を抜くおいしさのとらふぐをはじめ、まふぐ、かなとふぐなどを味わうことができます。
【ふぐの王様 とらふぐ】
内臓と卵巣以外は食べられる。独特なうまみと弾力がある。
【ふぐの女王 まふぐ】
鍋物がいちばんおいしい。唐揚げや白子焼きでもいただける。
【日本各地で揚がる しろさばふぐ】
かなとふぐの別名。産卵を終えた9月以降から旬を迎える。
【手軽に楽しめる ごまふぐ】
水分を多く含む身が特徴。手頃な価格で市場に出回っている。
高級なイメージのふぐ料理が気軽に楽しめるのも本場ならでは。ランチタイムには手ごろな価格で刺身や鍋、唐揚げなどを堪能できる店が多い。【予算3000円程度】
ホクホクの白子を贅沢に釜飯で
唐戸市場から仕入れる新鮮な魚介を使った釜飯や海鮮丼などが味わえる。注文を受けてから炊き上げる釜飯のなかでも、大ぶりの白子がのった釜飯が人気。
メニュー
●ふく御膳 2570円
●ふくづくし御膳 3600円
「北海釜めし 林家」のとらふく白子釜めしセット 2880円
炊き上げの白子と釜飯の味のハーモニーがたまらない
とらふぐを手軽にランチで
毎朝唐戸市場から仕入れる魚を使った料理がそろう。ランチのふく刺し御膳は、唐戸市場の仲買業者から届く、新鮮なとらふぐの刺身が付いたランチメニュー。
メニュー
●ふくフルコース 7500円〜
●からと屋御膳 2600円〜
「からと屋」のふく刺し御膳 2000円
天ぷらの盛り合わせにふく天がついた人気の品
店内からは関門海峡を眺められる
本格的なフルコースに近い内容のメニューも、ランチならお得に味わえる。刺身や唐揚げ、寿司などふぐのおいしさを満喫しよう。【予算6000円程度】
下関の名物がそろった贅沢メニュー
ふぐのコースや剣先イカ、地魚などを使った一品メニューが充実している。平家セットはとらふぐ刺しや唐揚げ、瓦そば、地魚のにぎりなどが付く贅沢な内容。
メニュー
●ふく寿司 2950円
●ふくふくコース 7100円
「平家茶屋」のふく御膳 5500円
刺身、サラダ、寿司などが付くふぐ尽くしのコース内容になっている
ふぐのうまみが詰まったミニコース
冬場のとらふぐをメインに、通年ふぐが食べられる店。ふぐづくしのミニコースは、予約不要でとらふぐの白子を贅沢に使った白子グラタン、ふぐ刺し、押し寿司などが味わえる。
メニュー
●旬楽コース 時価
●ふくめはり寿司(1人前) 1350円
「旬楽館」のふくミニコース 6600円
ふぐは刺身のほか、白子グラタンやフグ押し寿司などで楽しめる
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