【京都】神社&お寺をチェック!いちばん行きたいのはどこ?
京都の旅ならやっぱり神社やお寺をめぐりたいもの。ご利益や見どころなどのキーワードから、お参りしたい社寺を探そう!...
丹波へと続く周山街道を進むと、「三尾」と呼ばれる3つの集落がある。高雄(高尾)・槇尾・栂尾それぞれに名刹が建ち、平安の昔から紅葉の一大名所として知られている。
エリアへのアクセス
京都駅
↓ JRバス周山または高雄・栂ノ尾行き50分・520円
山城高雄バス停
四条駅/烏丸駅
↓ 市バス851分・520円
高雄バス停
代表的な紅葉の種類イロハモミジは、高雄カエデとも呼ばれている
高雄へのアクセスはバスまたはタクシーのみ。バス停から神護寺まで距離があるが、たどり着いた先の紅葉の美しさが疲れを忘れさせてくれる。西明寺、髙山寺へは清滝川沿いを歩こう。
歩く距離 約3.5㎞
所要時間 約4時間
山城高雄バス停
↓ 徒歩20分
神護寺
↓ 徒歩20分
西明寺
↓ 徒歩20分
髙山寺
↓ 徒歩3分
栂ノ尾バス停
京都駅へは、JRバス京都駅行きで約54分、520円
山深い古刹の境内でひと足早い紅葉狩り
2018秋情報 紅葉の見ごろ 11月上旬〜下旬
山号は高雄山。高雄、槇尾、栂尾の三尾きっての古刹。平安初期、空海が住持した高雄山寺と和気清麻呂が創建した神願寺が合併し、神護寺となった。平安末期、文覚上人により再興。現在の諸堂は大師堂を除き江戸時代の再建。本尊・薬師如来像は国宝に指定されている。
見学のツボ
山門や五大堂、毘沙門堂など境内の随所が紅に染まる。本尊の薬師如来や厄除けの「かわらけ投げ」など紅葉狩り以外でも充実した時間を過ごせる。
五大堂・毘沙門堂
金堂前から見下ろす五大堂や毘沙門堂に彩りを添える紅葉が美しい
◆多宝塔
期間 10月6日〜8日
時間 10:00〜15:00
料金 500円(別途拝観料が必要
内容 五大虚空蔵菩薩像(国宝)
◆大師堂
期間 11月1日〜7日
料金 500円(別途拝観料が必要)
内容 板彫弘法大師像(重文)
紅葉で覆われた地蔵院の庭も美しい
明治時代に建立された塔頭のひとつ地蔵院
朱の橋に導かれ紅に染まる山寺へ
2018秋情報 紅葉の見ごろ 11月上旬〜下旬
山号は槇尾山。平安初期、空海の弟子・智泉が建立した神護寺の別院が始まり。ほどよい広さの境内は鮮やかな紅葉に彩られ、趣あふれる本堂や客殿に腰を下ろしてゆっくりと眺めることができる。
指月橋
西明寺参道として架かる朱塗りの欄干。清らかな水が流れる清滝川と錦雲渓の渓谷美に溶け込む
紅葉に囲まれ趣深い景観を見せる鐘楼。赤と黄のカエデが織り成す芸術的な彩りが境内を染める
川音と山里の味を楽しむ
西明寺の参道、指月橋のたもとにある食事処。渓流のそばで、郷土料理が楽しめる。紅葉はもちろんヤマツツジの咲く春もおすすめ。
マスの甘露煮が美味。山里定食1800円
リバービューもご馳走のひとつ
清滝川の渓流沿いにたたずむ茶屋で、湯豆腐や川魚料理が楽しめる。窓からは川面を彩る紅葉が望め、料理の味わいに趣を添えてくれる。
自然豊かな空間で楽しむ湯豆腐定食1800円
紅葉を眺めながら休憩できる
神護寺への参道に店を構える茶店。ひと口サイズの和菓子「もみじ餅」で知られ、食事も可能。
道明寺餅にこし餡をのせた、名物もみじ餅
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