【京都】和の伝統体験で旅の思い出作り♪
京文化にふれるなら、思いきって坐禅や抹茶体験はいかが? 初めてでも楽しめる体験ばかりなので、旅の思い出に参加してみよう。...
更新日:2021年9月13日
伏見稲荷大社とは、稲荷山全体のことをさすため、伏見稲荷だけでも十分に観光が楽しめるのです。
伏見稲荷といえば全国の稲荷大社の総本山で、初詣は西日本有数の参拝者数を誇ります。
伏見稲荷観光のいちばんの見どころは、千本鳥居。色鮮やかな鳥居がどこまでも続く幻想的な雰囲気が、日本のみならず海外からも一度は見てみたい風景だと絶賛されています。
お参りするなら、まずは本殿へ。千本鳥居の朱色の世界を通り抜けると奥社奉拝所があらわれます。時間短縮ルートならここで引き返せば、本殿から往復20分ほど。
山頂を目指してお山めぐりをするなら、奥社奉拝所が起点。京都市街の絶景を楽しみながら、2時間ほどで伏見稲荷観光が楽しめますよ。
どこまでも連なる鳥居に誘われて世界に誇る絶景パワスポへ
全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮で稲荷山の麓にある。室町時代に再興された荘厳な本殿が建ち、その背後には崇敬者より奉納された千本鳥居が幽玄に建ち並ぶ。小さな鳥居も含めると1万を超えるとも。千本鳥居の先には、山中の塚や祠を参拝するお山めぐりの道が続く。 穀物・食物の神とされる宇迦之御魂大神を主祭神とするが、農業の神からご神徳は拡大し、五穀豊穣、商売繁昌、家内安全などにもご利益があるとされ、初詣は西日本一のにぎわいをみせる。
眷属(けんぞく)の狐。稲荷神の使いとして古くから信仰されている
おもかる石で運試し
奥社奉拝所にある「おもかる石」。願い事をして、持ち上げ、予想より軽ければ願いが叶うのだとか
四ツ辻からは京都市内の南域が一望できる
●世界中の観光客を魅了し続ける千本鳥居
●お山めぐりで運気アップ
朱色に包まれた境内は、稲荷山からあふれ出るパワーが満ちている。鳥居のトンネルをくぐり神秘的な光景を体感しよう。
楼門【重文】
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本殿【重文】
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千本鳥居
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奥社奉拝所
所要 約40分
神社の楼門として最大規模の建造物 重文
二の鳥居をくぐるとその奥に建つ朱塗りの楼門。現存のものは1589(天正17)年に豊臣秀吉によって寄進された。
狐たちが大切にくわえるお宝は何?
口にくわえるのは、豊かな実りを表す稲穂、穀物を収める蔵の鍵、霊力を象徴する宝珠など。持ち物がわかると楽しみも倍増。
華麗なる装飾がほどこされた優雅な社殿 重文
細微な装飾が凝らされた室町時代建造の重要文化財。応仁の乱で焼失後、1499(明応8)年に再興された。
色鮮やかな朱色のトンネルがどこまでも続く
「稲荷塗」と呼ばれる朱塗りの鳥居は、神を敬う人々の祈りと感謝の念を表すべく奉納されたもの。
千本鳥居をくぐり抜けると奥社奉拝所。稲荷山三ケ峰を巡る「お山めぐり」ルートの起点でもある。
時間と体力があるなら、「お山めぐり」ルートに挑戦してみよう。山頂の一ノ峰をめざし一周するルートは、休憩をしながらでも2時間ほどあれば戻って来られる。
池に向かって手を打つと、こだまが返ってきた方向に、行方不明の人の手がかりが見つかる、という言い伝えが残る。
お山めぐりルートから外れ、御膳谷奉拝所から少し下ったところにある。稲荷山に数ある「お瀧」のなかのひとつ。川に沿って西方へ下ると東福寺へ至る。
標高233m、稲荷山山頂。末広大神とあがめられ、末広がりに商売繁昌のご利益がある。下山時は二ノ峰、間ノ峰、三ノ峰と続き四ツ辻から来た道を戻る。
一枚一枚手焼きする稲荷煎餅発祥の店
昭和初期から続く創業約80年の煎餅店。愛らしい顔が魅力のきつね煎餅は、代々受け継いでいる白味噌の風味が人気だ。
きつね煎餅大3枚入540円、小3枚入390円
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