京都観光はこれでOK!エリア別・おすすめ観光スポットと基本情報
1200余年の長い歴史を持ち、日本の魅力が詰まった街・京都。古い寺社や史跡、街並み、文化施設などが数多く存在し、外国の方にも人気の観光地です。平成6(1994)年には「古都京都の文化財」として17か所...
更新日:2018年8月1日
時代劇スターの山荘を愛でる
丹下左膳をはじめ、数々の時代劇で人気を集めた大河内伝次郎の元別荘。約2万㎡の回遊式庭園があり、雄大な眺望が素晴らしい。
庭園には山荘や茶室が点在する
定家の山荘跡と伝わる古寺
小倉山山麓に建つ日蓮宗の寺。本尊に十界大曼荼羅を祀る。重要文化財の多宝塔は檜皮葺きで、和様と禅宗様の両方の様式を取り入れたもの。
多宝塔の高さ約12m。木々が赤く染まる秋はとくに映える
秋には紅葉が参道を覆う
釈迦如来、阿弥陀如来の2体の本尊を祀る寺院。伏見城の遺構と伝わる総門から本堂までの参道は、「紅葉の馬場」と呼ばれ、約150mの道が紅葉に包まれる。
総門から西へ延びる紅葉の馬場
『嵯峨日記』が書かれた静かな庵
松尾芭蕉の門下で、芭蕉十哲に数えられる向井去来が晩年を過ごした草庵。芭蕉はここで『嵯峨日記』を記した。境内に芭蕉門下の句碑が立つ。
柿の実が一夜のうちに落ち尽くしたのが名前の由来という
光源氏のモデル源融の山荘跡
本尊で国宝の釈迦如来像は、若き日の釈迦の姿を彫ったものと伝えられ、一般に嵯峨釈迦堂の名で親しまれる浄土宗の寺。4月上旬に行なわれる、嵯峨大念仏狂言は京の三大念仏狂言のひとつ。
紅葉に彩られる頃の境内も美しい
平安時代から続く風光明媚な姿
嵯峨天皇の離宮が前身の門跡寺院で、真言宗大覚寺派の本山。いけばな嵯峨御流の発祥地で総司所でもある。宸殿にある狩野山楽筆の『牡丹図』、『紅白梅図』が見事。秋は伝統のある嵯峨菊が可憐に咲き誇る。
大沢池
平安時代に造営された池。中秋の名月の頃には「観月の夕べ」が開かれ、大沢池に舟も出る。
境内に約8000体の石仏・石塔が並ぶ
化野に葬られた無縁仏を、空海が五智山如来寺を建てて供養し、のちに、法然が常念仏道場とした。
夏の夜に千灯供養が行なわれる
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