フィリピンの海でできるイチオシ『非日常体験』 ~ジンベイザメと泳いだ!~
旅先で想像をはるかに超えるスケールの大きな光景を目の当たりにすると、日常のあれこれが些細なことに思えますよね。フィリピンの美しい海でできる、イチオシの体験があります。それは、成長した姿が全長10m以上...
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更新日:2020年5月29日
旅先での過ごし方は、実にさまざま!マリンスポーツでアクティブに動いたり、絶景・インスタ映えスポットを訪ねたりといった楽しみは、いくらでもあります。一方で、観光を通して現地の歴史を知るのもさらにそのエリアへの興味が深まる違った楽しみ方です。今回はリゾートで人気のダナンやホイアンからも気軽に参加できる、古都フエの1日観光体験談をご紹介!
朝7時ぐらいに、泊まりのダナンのホテルまでドライバーさんが迎えに来てくれました。ここからフエまでは約3時間の道のり。朝が弱い方も、移動の間で寝不足も解消できますね。フェに着いたら現地の日本語ガイドさんと合流し、いよいよ観光が始まります。
まず、郊外にある2つの帝廟を見学しました。
最初に着いたのが『カイディン帝廟』。親仏的であったカイディン帝の陵墓だけあり、中国色が強い他の帝廟とは違った西洋風の建築で、芸術的にも優れた印象を強く受けました。ガイドさんによるカイディン帝の功績話を聞きながら、手すりに龍が刻まれた石の階段を上ります。
上った先、両サイドには馬やゾウ、役人の石像が並んでいました。あの世にいる皇帝と廟を守っているのだそう。
その後ゆっくり廟の内部へと進みます。皇帝が埋葬されている場所には、金箔が押された青銅のカイディン帝の等身大の像があります。
天井と壁は中国の磁器や日本のガラスの破片がちりばめられて装飾され、見事な美しさ!破片の中に、日本のキリンビールのガラスを見つけました。
続いて向かったのは『トゥドゥック帝廟』。広々として落ち着いた別荘風の造りが、まるで絵画のような美しさです。門を入ってすぐ右側には大きな蓮池があり、池岸には釣殿と涼しさを味わうための木造の建物『スンキエム殿』があります。
ガイドさんの丁寧な説明を聞きながらの散歩は、とても気持ちよかった!
ピリ辛の牛肉麺ブン・ボー・フエを含むフエ名物のコース料理をランチにいただき、1時間ほど休憩したら午後の観光の再開です。
ベトナム最後の王朝・グエン王朝の宮殿の跡地、『グエン王宮』を見学しました。
旧市街の地理的中心にある王宮は、1802年から1945年まで続いた長い王朝の貴重な建築物である一方、後のベトナム戦争時の激戦地でもあります。その爪痕は多くの破壊された建物に今も残り、ベトナムの激動の近代史も直接目にできます。ガイドさんはここでも豊富な知識を披露!ベトナムの歴史と日本との関係、現在の日本のニュースなども交えながら、堪能な日本語でこの歴史的建造物の説明をしてくれましたよ。
紫禁城の回廊
かつてグエン王朝の旗がなびいていたフラッグタワー
東門(顕仁門)
重要な儀式などが執り行われた太和殿、グエン王朝歴代の皇帝を祀る顕臨閣、初代皇帝のザーロン帝が母親へ贈った延寿宮、官僚の詰め所だった右廡と左廡、王宮を守るために供えられた大砲など、広い敷地に見どころは盛りだくさん!ガイドさんの解説があってこそさらに興味深く、改めて歴史のおもしろさを感じることができました。
ツアー最後の見どころはフエ最古のお寺である『ティエンムー寺』。
1601年の創建で、「幸福と天の恵み」を意味する七層八角形の塔の各層には仏像が安置されています。
ティエンムー寺の美しい庭園を散策した後は、お寺の横を流れるフォーン川を30分ほど龍のボートに乗って、夕方ののんびりとした川沿いの景色を楽しみながら新市街へ向けて移動しました。
ツアー終了後はガイドさんにホテルまで送ってもらい、1日観光が終了です。
とにかく見どころの多いツアーですが、ガイドさんの存在がこのツアーを満足度が高いものにしてくれたといっても過言ではないでしょう!フエに関する知識も話のネタの引き出しも多く、質問にもすぐに答えてくれたためとても充実していました。また、今回参加したツアーはフエからはもちろんのこと、送迎をオプション(有料)で付けることで私のようにダナンやホイアンからも参加できるのが魅力!歴史好きな方には特に、ベトナム旅行でぜひ参加していただきたいツアーです。
※ツアー内容・現地情報は変更となる場合があります。ご参加前に最新情報をご確認ください。
世界遺産フエを観光するツアーは他にもいろいろ!
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