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「ブラック・ライヴズ・マター」が急速に拡散した社会背景とは 123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年4月17日

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「ブラック・ライヴズ・マター」が急速に拡散した社会背景とは

「ブラック・ライヴズ・マター」。世界中で手作りのボードを掲げたデモが行われた2020年。あの日、あの年、何が起こっていたのでしょうか?社会情勢とともに考察していきます。

ブラック・ライヴズ・マターの発端は、ミネアポリスの路上で起こった

2020年5月25日、ミネソタ州ミネアポリスの路上で黒人市民のジョージ・フロイド氏が、白人警官に取り押さえられ、8分46秒の間、喉を圧迫され死亡しました。

フロイド氏は20ドル紙幣の偽札でタバコと食料を買った容疑で逮捕・連行され、閉所恐怖症のためパトカー乗車を拒み、この時に警官によって路上に寝かされて取り押さえられる格好になりました。当時フロイド氏は、コロナウィルス流行の影響で勤め先を解雇されていたとイギリスBBCが報じました。

瞬く間に広がったブラック・ライヴズ・マター運動

一連の暴力は市民によって撮影されており、これがネットで瞬く間に拡散されることで、黒人がただ普通に市民生活を送ることすら難しい社会に対する抗議活動が全米、全世界で起こりました。スローガンは「Black Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)」。日本語では「黒人の命は(も、こそ)大切だ」と訳されます。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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