京都 紅葉の極上もみじ おすすめ社寺の見どころチェック!
京都は言わずと知れた日本有数の紅葉スポットです。 その中でもおすすめの、極上の紅葉名所社寺をご紹介します。 めまぐるしく変化する今こそ、毎年変わらずに同じように色づく京都の紅葉を見に行きません...
更新日: 2022年8月11日
2021年1月に『週刊少年ジャンプ』の連載が1000話を迎えた大人気漫画、『ワンピース』。
現在絶賛連載中のワノ国編には、京都からインスピレーションを得たと思われるシーンが多数登場しています。
そこで今回は『ワンピース』ファンの私・神木健児が、作者の尾田栄一郎先生が実際に訪れた場所も含め、『ワンピース』好きなら一度は行っておきたいおすすめの観光地をご紹介!
京都で、ワノ国の世界観を体験する聖地巡礼旅はいかがでしょうか。
海賊王を目指す麦わら帽子をかぶった主人公、モンキー・D・ルフィが、かつてゴール・D・ロジャーが残したお宝“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を求め、海へ漕ぎ出す物語。
航海をしながら仲間を増やし、やがて“麦わらの一味”と呼ばれるようになったルフィ一行は“偉大なる航路(グランドライン)”へと突入し、大物たちに戦いを挑む!
現在、コミックスはすでに98巻を突破し、世界各国で翻訳されています。
『ワンピース』ファンの一人として、フジテレビ『99 人の壁』、テレビ東京『特捜警察ジャンポリス』などに出演。作品への愛と情熱が認められ、『Oワンピース』関連の出版物やグッズの制作協力にも携わっています。
普段は九州・長崎県で会社員をしながら、『ワンピース』に関する情報を発信中! 『ワンピース』のイベントがあれば、日本全国どこへでも駆けつけて、情報収集をしています(現在はコロナの影響で自粛中ですが)。
今回は、京都にある『ワンピース』の聖地巡礼旅をご紹介。
さっそく冒険に出航だァ〜!!
2017年10月に、『ワンピース』連載20周年を記念して京都で「京都麦わら道中記 ~もうひとつのワノ国~」 が開催されました。京都のあらゆる名所を巡りながら『ワンピース』を体感できるというイベントで、私も含め全国から『ワンピース』ファンが集結しました。
そのメイン会場となった大覚寺は『ワンピース』のスピンオフストーリーが展示された場所。約1200年前に建立された真言宗大覚寺派の本山で、重要文化財に指定されている宸殿(しんでん)など見どころの多い寺院です。
今でも大覚寺には、イベントの際尾田栄一郎先生が描いたルフィのサイン色紙が飾ってあるので要チェックです!
また大覚寺の大沢池は「日本三大名月鑑賞地」に数えられるお月見の名所。
月といえば、ワノ国の黒炭家以外の大名の苗字全てに「月」が入っているんですよね。名月を眺めながら、かつてのワノ国の大名たちに思いを馳せるのも楽しいと思います。
さらに秋は紅葉の名所としても知られています。『ワンピース』のワノ国編に登場した、もみじ林がある『刃武港(はぶみなと)』の波止のような絶景を味わえるはずです。
※「京都麦わら道中記 ~もうひとつのワノ国~」で大覚寺に展示されたスピンオフストーリーは、集英社『ワンピースmagazine Vol.6』でも公開されています
金運、良縁、学芸の神様を祀る車折神社(くるまざきじんじゃ)をご存知でしょうか。かつて後嵯峨天皇が嵐山を訪れた際に、突然この神社の前で牛車が止まり、車のながえが折れたことが社名の由来となりました。
この神社の境内には芸能の神様が祀られている「芸能神社」という末社があり、芸能人がお忍びで参拝に訪れることでも有名です。
参拝された方々の名前が書かれた2000枚を超える朱の玉垣。有名な芸能人の名前が並ぶ中、なんと麦わらの一味一人一人の名前も……! そこにはワノ国編で正式に仲間になったジンベエの名前もあるんです!
ちなみに「京都麦わら道中記 ~もうひとつのワノ国~」開催中には、技芸上達を祈願して”ソウルキング”ブルックのお守りが販売されていました。
ジンベエの玉垣が神社に掲載された当時、原作ではまだジンベエははっきりと麦わらの一味の仲間になっていなかったので、そこに名前が並んでいることにファンがざわついたのを覚えています。
原作よりずっと前にここで仲間入りを果たしていた……という「匂わせ」を感じられるスポットです。
※玉垣は通常2年更新となるため、外される可能性もあります
尾田先生は大の落語好きとしても知られています。なかでもワノ国編は落語ネタがふんだんに盛り込まれていて、原作を読みながら「これはもしかしてあの演目では……?」と考察するのも『ワンピース』の面白いポイント。
例えばフランキーが探していた鬼ヶ島の屋敷図は、「クマ五郎」→「幸ベエ」→「きせ川」→「時ジロー」→「らくだ」の手元に渡っていますが、これらの名前は全て落語の登場人物や演目の名前をもじったものなんです!ちなみに頭山盗賊団の酒天丸(アシュラ童子)も演目『頭山』から来ているものと思われます。
せっかくなので、ワノ国を思わせる京都で落語の演目を聞きたいですよね。京都国立博物館では「京都・らくご博物館」と題して定期的に寄席を開催しているので、足を運んでみるのもおすすめですよ。
入場料を払えば当日に限り再入場可能で、時間を気にすることなく漫画が読み放題なのもうれしいポイント。「京都市営地下鉄1Dayチケット」を持っていると入場料が割引になるので、提示をお忘れなく!
■京都国立博物館
住所 京都市東山区茶屋町527
交通 JR京都駅前からバスで約7分博物館・三十三間堂前下車
料金 一般700円(特別展は別料金)
『ワンピース』794巻をご存知でしょうか。2017年発刊の『週刊少年ジャンプ』45号を買うと付いてくるおまけ付録で、ワノ国の作画のため実際に尾田先生が訪れた、京都市内の場所やスケッチ、メモなども掲載されているファンにはたまらない一冊です。
そのなかには、建仁寺の法堂の天井に大きく描かれた「双龍図」をスケッチする尾田先生の後ろ姿が! 畳108畳分の大きさもある天井の「双龍図」はまさにカイドウそのもの。尾田先生はまさにここでカイドウの姿をイメージされたのでは!?と、色々と妄想してしまいます。
双龍図を見ながら、カイドウと対峙する赤鞘九人男やルフィ、ロー、キッドの三船長の気分を味わうのも楽しいですね。
建仁寺には有名な国宝「風神雷神図屏風」もあり、ワノ国のオロチお庭番衆、風刃(ふうじん)と雷刃(らいじん)を思わせます。ほかにも美しい屋根が特徴的な方丈や枯山水の庭園など、見逃せないスポットがたくさんありますよ!
ワノ国が描かれ始めてから「日本にモチーフになった場所はあったりするかな?」と調べていたら、九里の博羅町とそっくりな街並みを発見! それが東映太秦映画村です。
東映太秦映画村はご存知の通り、時代劇の世界を体験できるテーマパーク。江戸時代の街並みを模した53,000平方メートルの巨大なオープンセットが広がり、実際にドラマや映画の撮影も行われています。
日本の古い町並みが再現されているので、似ているのは当然かもしれませんが、91巻に出てくる土産物屋や飲食店が立ち並ぶ博羅町の雰囲気とぴったりマッチしている気がします。
東映太秦映画村では、衣装とメイクで町人や侍、花魁、忍者などに変身できる体験も実施。お玉や小紫、忍者の雷ぞうになりきって、博羅町さながらの村内で楽しんでみてはいかがでしょうか。からくり忍者屋敷やお化け屋敷などもあり、大人も子供も1日中楽しめますよ!
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