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ONE PIECEのゆかりの地巡礼旅・京都編 ONE PIECE研究家・神木健児がご案内! ©Shutterstock

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ONE PIECEのゆかりの地巡礼旅・京都編 ONE PIECE研究家・神木健児がご案内!

2021年1月に『週刊少年ジャンプ』の連載が1000話を迎えた大人気漫画、『ONE PIECE』。
現在絶賛連載中のワノ国編には、京都からインスピレーションを得たと思われるシーンが多数登場しています。

そこで今回は『ONE PIECE』ファンの私・神木健児が、作者の尾田栄一郎先生が実際に訪れた場所も含め、『ONE PIECE』好きなら一度は行っておきたいおすすめの観光地をご紹介!

京都で、ワノ国の世界観を体験してみてはいかがでしょうか。

ONE PIECEについて知ろう

ONE PIECEについて知ろう

海賊王を目指す麦わら帽子をかぶった主人公、モンキー・D・ルフィが、かつてゴール・D・ロジャーが残したお宝“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を求め、海へ漕ぎ出す物語。

航海をしながら仲間を増やし、やがて“麦わらの一味”と呼ばれるようになったルフィ一行は“偉大なる航路(グランドライン)”へと突入し、大物たちに戦いを挑む!

現在、コミックスはすでに98巻を突破し、世界各国で翻訳されています。

ONE PIECE研究家 私・神木健児の自己紹介

ONE PIECE研究家 私・神木健児の自己紹介

『ONE PIECE』ファンの一人として、フジテレビ『99 人の壁』、テレビ東京『特捜警察ジャンポリス』などに出演。作品への愛と情熱が認められ、『ONE PIECE』関連の出版物やグッズの制作協力にも携わっています。

普段は九州・長崎県で会社員をしながら、『ONE PIECE』に関する情報を発信中! 『ONE PIECE』のイベントがあれば、日本全国どこへでも駆けつけて、情報収集をしています(現在はコロナの影響で自粛中ですが)。

今回は、京都にある『ONE PIECE』のゆかりの地をご紹介。
さっそく冒険に出航だァ〜!!

「京都麦わら道中記〜もうひとつのワノ国〜」が開催された「大覚寺」へ

「京都麦わら道中記〜もうひとつのワノ国〜」が開催された「大覚寺」へ
大覚寺を建立した嵯峨天皇は、唐から多くの文化人や芸術家を招き平安文化の基礎作りに貢献。現在でも大覚寺は「嵯峨野文化サロン」と呼ばれ、常にさまざまな文化を取り入れている。そのため、「ONE PIECE」とのコラボイベントなど、新たな取り組みにも積極的に協力しているそう <提供:大覚寺>

2017年10月に、『ONE PIECE』連載20周年を記念して京都で「京都麦わら道中記 ~もうひとつのワノ国~」 が開催されました。京都のあらゆる名所を巡りながら『ONE PIECE』を体感できるというイベントで、私も含め全国から『ONE PIECE』ファンが集結しました。

そのメイン会場となった大覚寺は『ONE PIECE』のスピンオフストーリーが展示された場所。約1200年前に建立された真言宗大覚寺派の本山で、重要文化財に指定されている宸殿(しんでん)など見どころの多い寺院です。

今でも大覚寺には、イベントの際尾田栄一郎先生が描いたルフィのサイン色紙が飾ってあるので要チェックです!

毎年秋にお月見イベント「観月の夕べ」を開催。『ONE PIECE』でも鬼ヶ島の決戦当日が満月。ルフィ達や赤鞘九人男達の決戦を思いながら月を眺めたい! ※赤鞘九人男…ワノ国の侍達。主君の無念を晴らすため、ワノ国を支配しているカイドウに戦いを挑む  <提供:大覚寺>

また大覚寺の大沢池は「日本三大名月鑑賞地」に数えられるお月見の名所。

月といえば、ワノ国の黒炭家以外の大名の苗字全てに「月」が入っているんですよね。名月を眺めながら、かつてのワノ国の大名たちに思いを馳せるのも楽しいと思います。

さらに秋は紅葉の名所としても知られています。『ONE PIECE』のワノ国編に登場した、もみじ林がある『刃武港(はぶみなと)』の波止のような絶景を味わえるはずです。

※「京都麦わら道中記 ~もうひとつのワノ国~」で大覚寺に展示されたスピンオフストーリーは、集英社『ONE PIECE magazine Vol.6』でも公開されています

大覚寺

住所
京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
交通
JR京都駅から電車で約17分、JR山陰本線嵯峨嵐山駅下車。嵯峨嵐山駅から徒歩約20分
料金
お堂エリア500円、大沢池エリア300円(障がい者手帳持参で拝観料無料)

麦わらの一味の「朱の玉垣」がある芸能神社「車折神社」って?

麦わらの一味の「朱の玉垣」がある芸能神社「車折神社」って?
平安時代後期の儒教者、清原頼業が祀られている。春になると桜が満開に <提供:車折神社>

金運、良縁、学芸の神様を祀る車折神社(くるまざきじんじゃ)をご存知でしょうか。かつて後嵯峨天皇が嵐山を訪れた際に、突然この神社の前で牛車が止まり、車のながえが折れたことが社名の由来となりました。

この神社の境内には芸能の神様が祀られている「芸能神社」という末社があり、芸能人がお忍びで参拝に訪れることでも有名です。

芸能神社の境内には、芸能人の名前が書かれた玉垣がずらりと並ぶ。麦わらの一味の玉垣を探してみよう <提供:車折神社>

参拝された方々の名前が書かれた2000枚を超える朱の玉垣。有名な芸能人の名前が並ぶ中、なんと麦わらの一味一人一人の名前も……! そこにはワノ国編で正式に仲間になったジンベエの名前もあるんです!

ちなみに「京都麦わら道中記 ~もうひとつのワノ国~」開催中には、技芸上達を祈願して”ソウルキング”ブルックのお守りが販売されていました。

よく見るとブルックの横にジンベエの文字が!この頃にはジンベエが仲間になることが確定していた!? <提供:車折神社>

ジンベエの玉垣が神社に掲載された当時、原作ではまだジンベエははっきりと麦わらの一味の仲間になっていなかったので、そこに名前が並んでいることにファンがざわついたのを覚えています。

原作よりずっと前にここで仲間入りを果たしていた……という「匂わせ」を感じられるスポットです。

※玉垣は通常2年更新となるため、外される可能性もあります

車折神社

住所
京都府京都市右京区嵯峨朝日町23
交通
嵐電嵐山本線車折神社駅からすぐ
料金
祈念神石=700円/芸術才智守護御守=800円/才色兼備お守り(清少納言社)=800円/

 

神木的POINT① ONE PIECEにも登場する落語を鑑賞

京都国立博物館での寄席の様子。開催日程などについてはHP をチェックしてみよう <提供:京都国立博物館>

尾田先生は大の落語好きとしても知られています。なかでもワノ国編は落語ネタがふんだんに盛り込まれていて、原作を読みながら「これはもしかしてあの演目では……?」と考察するのも『ONE PIECE』の面白いポイント。

例えばフランキーが探していた鬼ヶ島の屋敷図は、「クマ五郎」→「幸ベエ」→「きせ川」→「時ジロー」→「らくだ」の手元に渡っていますが、これらの名前は全て落語の登場人物や演目の名前をもじったものなんです!ちなみに頭山盗賊団の酒天丸(アシュラ童子)も演目『頭山』から来ているものと思われます。

せっかくなので、ワノ国を思わせる京都で落語の演目を聞きたいですよね。京都国立博物館では「京都・らくご博物館」と題して定期的に寄席を開催しているので、足を運んでみるのもおすすめですよ。

敷地内には2つの展示館がある。煉瓦で作られたレトロな外観の「明治古都館」は重要文化財であり、モダンな外観の「平和知新館」では平常展のほか、特別展も開催される ※明治古都館は改修のため展示は休止中 <提供:京都国立博物館>

入場料を払えば当日に限り再入場可能で、時間を気にすることなく漫画が読み放題なのもうれしいポイント。「京都市営地下鉄1Dayチケット」を持っていると入場料が割引になるので、提示をお忘れなく!

■京都国立博物館
住所 京都市東山区茶屋町527
交通 JR京都駅前からバスで約7分博物館・三十三間堂前下車
料金 一般700円(特別展は別料金)

カイドウのモデルはこの絵!? 「建仁寺」の双龍図

カイドウのモデルはこの絵!? 「建仁寺」の双龍図
天井いっぱいに描かれた双龍図。モモの助が人造悪魔の実の能力で龍になった姿も、この絵の龍と似ている <撮影者:神木健児>

『ONE PIECE』794巻をご存知でしょうか。2017年発刊の『週刊少年ジャンプ』45号を買うと付いてくるおまけ付録で、ワノ国の作画のため実際に尾田先生が訪れた、京都市内の場所やスケッチ、メモなども掲載されているファンにはたまらない一冊です。

そのなかには、建仁寺の法堂の天井に大きく描かれた「双龍図」をスケッチする尾田先生の後ろ姿が! 畳108畳分の大きさもある天井の「双龍図」はまさにカイドウそのもの。尾田先生はまさにここでカイドウの姿をイメージされたのでは!?と、色々と妄想してしまいます。

双龍図を見ながら、カイドウと対峙する赤鞘九人男やルフィ、ロー、キッドの三船長の気分を味わうのも楽しいですね。

建仁寺では旅行客に向けて座禅体験や写経体験など、ユニークなイベントも行っている <提供:建仁寺>

建仁寺には有名な国宝「風神雷神図屏風」もあり、ワノ国のオロチお庭番衆、風刃(ふうじん)と雷刃(らいじん)を思わせます。ほかにも美しい屋根が特徴的な方丈や枯山水の庭園など、見逃せないスポットがたくさんありますよ!

建仁寺

住所
京都府京都市東山区京都府京都市東山区大和大路通四条下ル小松町584
交通
JR京都駅前からバスで約15分、清水道下車。清水道から徒歩約3分
料金
拝観料=大人600円/(障がい者手帳持参で本人のみ拝観料無料)

九里の博羅町にそっくりな「東映太秦映画村」へ

九里の博羅町にそっくりな「東映太秦映画村」へ
町には湯屋や茶屋、問屋のほか、吉原通りなども再現。江戸時代にタイムスリップした感覚を味わえる <提供:東映太秦映画村>

ワノ国が描かれ始めてから「日本にモチーフになった場所はあったりするかな?」と調べていたら、九里の博羅町とそっくりな街並みを発見! それが東映太秦映画村です。

東映太秦映画村はご存知の通り、時代劇の世界を体験できるテーマパーク。江戸時代の街並みを模した53,000平方メートルの巨大なオープンセットが広がり、実際にドラマや映画の撮影も行われています。

日本の古い町並みが再現されているので、似ているのは当然かもしれませんが、91巻に出てくる土産物屋や飲食店が立ち並ぶ博羅町の雰囲気とぴったりマッチしている気がします。

東映太秦映画村では、衣装とメイクで町人や侍、花魁、忍者などに変身できる体験も実施。お玉や小紫、忍者の雷ぞうになりきって、博羅町さながらの村内で楽しんでみてはいかがでしょうか。からくり忍者屋敷やお化け屋敷などもあり、大人も子供も1日中楽しめますよ!

東映太秦映画村

住所
京都府京都市右京区太秦東蜂岡町10
交通
JR京都駅から電車で約12分、JR山陰本線花園駅下車。花園駅から徒歩13分
料金
入村料=大人2400円/(障がい者手帳持参で本人入村料半額)
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