龍安寺の見どころと参拝コースをご案内♪石庭や謎に包まれた美しき庭園をチェック!
枯山水の石庭が世界的にも有名な龍安寺。 見どころと参拝コースをご案内します。 金閣寺から続く「きぬかけの路」の中ほどに位置する龍安寺は、細川勝元によって創建されました。 いちばんの見どころの...
更新日: 2023年1月25日
金閣寺の正式な寺号は鹿苑寺。
国内外で有名な金閣寺の見どころと参拝コースをご案内します。
もとは公家の西園寺家の山荘を、室町幕府3代将軍・足利義満が譲り受け、さらに手を加えて豪勢で個性的な山荘に造り上げたという金閣寺。
晩年には後小松天皇を招いて幾晩も盛大な宴を催すなどして、この山荘を自慢したといいます。
義満の死後、夢窓疎石が勧請開山して禅寺となり、応仁の乱でほとんどの堂宇を焼失し、残った金閣ものちに放火により焼失。
この事件は、三島由紀夫の『金閣寺』や水上勉の『金閣炎上』など、数多くの小説のテーマにもなりました。
現在の金閣は1955(昭和30)年の再建。
世界遺産でもある金閣寺を、ゆっくりじっくり眺めに行きましょう。
知っておきたい金閣寺のキーワード
●光り輝く舎利殿の姿
●羽ばたく黄金の鳳凰
●鏡湖池に映る逆さ金閣
金箔が貼られた舎利殿と、四季折々に美しい鏡湖池の見事なコラボレーション。周辺を囲む鹿苑寺庭園は特別名勝にも指定されている。
おすすめ!金閣寺参拝コース
【所要:約60分】
総門→徒歩すぐ→鏡湖池→徒歩すぐ→陸舟の松→徒歩すぐ→舎利殿(金閣)→徒歩すぐ→龍門滝→徒歩すぐ→安民沢→徒歩すぐ→夕佳亭
雪化粧をした金閣は息をのむほど美しい。近年はまとまった雪が降り積もることが少ないため、貴重な風景となっている
栄華を極めた北山文化を象徴する美しく輝くその姿
金色のインパクトもさることながら、下層から寝殿造、武家造、禅宗仏殿造と、層ごとに異なる建築様式が見事に調和。2層、3層部分に金箔が施されている。
三層 禅宗仏殿造
究竟頂(くっきょうちょう)と呼ばれ、桟唐戸や花頭窓を据えた中国から伝わる建築様式。仏舎利が安置されており、外壁と同様に内壁にも金箔が貼られている。
二層 武家造
潮音洞(ちょうおんどう)と呼ばれる建築様式。黒漆塗りの内部に岩屋観音像とそれを守護する四天王像が周りに安置されている。壁と高欄に金箔が施されている。
初層 寝殿造
法水院(ほっすいいん)と呼ばれる平安時代の建築様式。内部には釈迦如来像と足利義満坐像が安置されている。他の層とは異なり初層には金箔はなく白木が使われている。
数字で見る金閣寺
金閣の輝きは1987年の修復で蘇った。約10センチ四方の金箔が20万枚使用されており、重さにすると20キロにもなる。ちなみに総工費は7億4千万円だったそう。
聖なる天子の使者とされる鳳凰が屋根の頂上に飾られている。現在の像は1987(昭和62)年に作られたもの
逆さ金閣を映し出す美しい池
極楽浄土の世界にある、7種類の宝石でできた七宝の池を模して造られたといわれている。
滝壺には龍に見立てた鯉魚石
鯉が滝を登ると龍になるという中国の故事「登龍門」にちなんだ「鯉魚石」が置かれている。夏場には涼を感じられるスポット。
鏡湖池の東側、書院庭園にある樹齢約600年の古木。義満の手植えと伝えられ、舳先を西に向けた帆掛け船形。京都三大松のひとつに数えられる。
丘の上にある数寄屋造りの茶室茶人の金森宗和(かなもりそうわ)が造った茶室を明治初期に再建したもので、 侘び寂びが感じられる。金閣の裏山にあり、珍しい南天の床柱があることで有名。萩の違い棚でも知られる。
料理やお酒に浮かべるなど用途は多彩な金箔ボトル
金箔が入ったあぶらとり紙。お化粧直しのたびにリッチな気分に
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