王朝の美術工芸や日本を代表する甲冑、刀剣など、春日大社が所有する国宝354点、重要文化財1482点を収蔵・展示する施設です。展示の導入部にある、光と水の聖地を表現したインスタレーション空間「神垣」や、舞楽の演奏に用いられる極彩色の美しい日本最大級のだ太鼓にも注目です。

全面が芝生で覆われたなだらかな山は標高342mです。頂上からは大仏殿や奈良盆地一帯の見晴らしはもちろん、天気が良ければ左手には二上山や葛城山、右手には京都まで望めることもあります。1月に行なわれる若草山焼きでは、約33haもの山肌が赤く染まります。ピクニックデートに最適の場所です。

菅原家の発祥地に氏神社として創建されたと伝えられ、天穂日命、野見宿祢命、菅原道真公の三神を祀っています。神社の東100mには道真公の産湯をとったという池があり、道真公生誕の地として崇敬されています。また、境内には臥牛や筆塚など道真公にゆかりのあるものが多いです。試験合格の祈願はもとより、文筆向上を願う人のお参りも多いです。

インドのストゥーパの様式を伝える石積の塔です。お水取りを初めて行った東大寺の僧実忠が国家安泰を祈って築いたといわれています。天平石仏が22体残っています。国の史跡めぐりデートで行ってみたいですね。

伝統の技が生きる瓦を製造しています。国宝や重要建造物などの瓦屋根の修理にも携わっています。ミニ鬼瓦作りが体験できる教室は人気が高いです。焼き上がりは約3週間後なので、出来上がりが待ち遠しいですね。

若草山、春日山、高円山を結ぶ約13kmの有料道路です。新若草山コースと高円山コースがあり、春日奥山周遊道路とつながっています。途中、世界遺産の春日山原始林や三笠温泉郷があるので、ドライブデートに最適です。

国の名勝に指定されている池泉回遊式庭園です。総面積11000平方メートルの広大な敷地は、江戸時代前期に作庭された「前園」と明治時代の「後園」からなります。園内の寧楽美術館では貴重な青銅器や陶磁器、日本の茶道具類など約2000点を収蔵しています。