埼玉のおすすめドライブスポット35選! 定番から穴場までをご紹介
今回は埼玉のおすすめドライブスポットをご紹介。 広大な敷地に遊園地と動物園を併設「東武動物公園」、由緒ある氷川神社の総本社「氷川神社」、四季折々の花が見られる公園や由緒ある建物の博物館、子どもも...
更新日: 2023年3月13日
江戸時代に宿場町として栄えた埼玉県草加市。
松尾芭蕉をはじめ、多くの旅人が訪れた地ですが、現代では、草加といえば「草加せんべい」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
市内には50軒近くのせんべい店があり、せんべいの醤油の香り漂う街として「全国かおり風景100選」にも選出されています。
手焼き体験を行える店もたくさん!
各店で味や硬さが異なるので、食べ比べてお気に入りの1軒を見つけましょう。
埼玉県東南部に位置し、東京都足立区と隣接する草加市は、江戸時代、日光街道の2番目の宿場町「草加宿」として発展した街です。参勤交代や日光詣に向かう人々で賑わい、俳聖・松尾芭蕉も旅の途中でこの地を訪れました。芭蕉が記した『おくのほそ道』にも「早(草)加」の名が残されています。
その風情を感じられるのが、市の中心部を流れる綾瀬川周辺。川の右岸は約1.5kmにわたって松並木が続き、国指定名勝「おくのほそ道の風景地 草加松原」として当時の面影を今に伝えています。
草加には、東京都内から東武スカイツリーライン1本でアクセスできます。草加駅から草加松原までは徒歩15分ほど。最寄りの草加ICから市街地までもすぐ近くなので、車で訪れる場合もパーキングに停めて歩いて巡るのがおすすめです。
【車】
東京外環自動車道・草加ICからすぐ
【鉄道】
浅草駅
↓東武スカイツリーライン/所要30分/320円
草加駅
草加せんべいのルーツは諸説ありますが、農家の人々が余った米を団子状にして乾かし、保存食としていたものが起源のひとつとされています。江戸時代になると、これが茶屋などで売られるようになり、大正時代に埼玉の名産品として天皇に献上されたことで、草加せんべいの名は全国に広まりました。
定番の醤油味のほか、各店でオリジナルのせんべいを取りそろえています。手焼き体験ができるお店もあるので、気軽にチャレンジしてみましょう。
草加せんべいのルーツは諸説ありますが、農家の人々が余った米を団子状にして乾かし、保存食としていたものが起源のひとつとされています。江戸時代になると、これが茶屋などで売られるようになり、大正時代に埼玉の名産品として天皇に献上されたことで、草加せんべいの名は全国に広まりました。
定番の醤油味のほか、各店でオリジナルのせんべいを取りそろえています。手焼き体験ができるお店もあるので、気軽にチャレンジしてみましょう。
山香煎餅本舗が営む「草加せんべいの庭」。その名が表す通り、敷地の中央に見事な庭があり、春の桜など季節の草花が訪れる人の目を楽しませてくれます。
庭を囲むようにガーデンカフェと手焼き体験コーナーを併設。カフェでは草加せんべいソフトクリームやせんべいダシうどんなど、草加せんべいを使ったユニークなスイーツや軽食を提供しています。
手焼き体験は予約不要で、空いていればすぐに体験できるのもうれしいポイントです。所要時間は10分ほど。まず、生地を焼き台の上に置き、3秒ごとにひっくり返しながら焼いていきます。ふくらんできたら押瓦で上から押さえつけ、これを裏表繰り返して形を整えていきます。最後にもう一度ひっくり返しながら焼き目をつけ、火から下ろして、刷毛で醤油を塗ったら完成です。
焼き目がついてくると意外と慌ただしく、多少焦げてしまうこともありますが、そこはご愛嬌。自分の手で焼き上げたせんべいの味は格別! 香ばしい匂いを堪能しながら、ぜひできたてをその場で味わってみてください。
体験料は715円で2枚焼けるので、1枚はおみやげに持ち帰るのもいいでしょう。スタッフがていねいに教えてくれるので、小さな子どもでも気軽に体験できますよ。
体験後は、明るく開放的な店内でおみやげ選び。昔ながらの堅焼き醤油味のせんべいから、みそ味のせんべい、草加せんべいを使ったクランチチョコレートまで、多種多様なせんべい関連商品を常時100種ほど取りそろえており、どれにしようか悩んでしまうほど。1枚から買えるものもあるので、いろいろ購入して食べ比べてみるのもおすすめです。
慶応元(1865)年に創業し、草加せんべいの発展にも大きく関わってきた老舗です。厳選した醤油や米、そして天然地下水を使い、伝統の製法・味を守り続けています。備長炭で一枚一枚ていねい焼き上げた匠の逸品から、草加一硬いという「献上煎餅」、地元・埼玉の浦和レッズオフィシャル商品「VICTORY SENBEI」など種類も豊富。手焼き体験は予約制で1人500円。家族や友人と体験してみてはいかがでしょうか。
地元や契約農家から高品質の米を玄米で仕入れ、生地を作る直前に精米し、手焼きに限りなく近づけた独自の機械でじっくりていねいに焼き上げています。こだわりが詰まったせんべいは、大量生産ができないため、本店を含む工場直売店でのみ販売。手焼き体験は事前予約制で1人500円。ほかに、アツアツの焼き立てせんべいを試食できるコース(1人200円)も用意しています。
かつて綾瀬川では、河岸が造られ、舟運によって江戸との物資の輸送が盛んに行われてきました。こうした歴史的背景から、綾瀬川では体験型のアクティビティとして木造和舟の乗船体験を行っています。乗船時間は20~30分程度。和舟の上からは草加松原の松並木の景観を楽しめるほか、春は桜並木も楽しむことができます。
草加松原の南側にあるおせん公園。ここには、「草加せんべい発祥の地」の石碑が立っています。せんべいに見立てた自然石を使った石碑で、実際に目の当たりすると、その大きさに驚くはず。草加を訪れた記念に、おせんべい片手に石碑の前で記念の1枚を撮影してみてはいかがでしょうか。
草加の地場産業である、せんべい、皮革製品、浴衣に関する展示を行っています。入場は無料で、皮革製造の歴史や、草加せんべいの伝統的な製造方法など、さまざまな史料を見ることができます。併設するアンテナショップ「ぱりっせ」では、皮革製品の小物やバッグ、さまざまな店の草加せんべいを購入することも可能。綾瀬川沿いにあるので、草加松原の散策途中に立ち寄ってみましょう。
草加市が行っているリノベーションスクールをきっかけに2018年に誕生した洋食店です。もとは民家だった建物を店主が中心となって仲間とともに改装。古材や古家具を活かした温かみのある店内で、ランチでは自家製デミグラスソースを使用したハンバーグや、オムライス、仕入れによって変わるアターブルランチなど、ディナーではワインに合う一品料理を中心に本格的な洋食を堪能できます。カウンターとテーブル席のほか、奥には座敷もあるので、子ども連れでもゆっくり食事を楽しめますよ。
国登録有形文化財にもなっている築150年の染料問屋の蔵をリノベーションしたカフェ&レストラン。藍染をイメージした風合いの壁や、見事な梁や柱、もとの蔵の扉を再利用した大きなテーブルなど、歴史を纏った蔵の雰囲気に抱かれて、ランチやスイーツを楽しめます。ランチの一番人気はハンバーグ。素材にこだわったケーキや、店内で販売している焼き菓子など、手づくりスイーツも好評です。
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