

更新日: 2025年4月28日
目次
ひつじの丘【空知郡中富良野町】
北海道・中富良野町にある「ひつじの丘」は、春のドライブ旅にぴったりのスポット。5月上旬から、丘を彩る花々が少しずつ咲きはじめ、北海道らしい広々とした景色に春の息吹が感じられます。見頃を迎えた花と残雪の山並みが同時に楽しめる、贅沢な風景です。
名物は、七輪の炭火でじっくり焼く本格ジンギスカン。臭みのない新鮮なラム肉を使用しており、香ばしさとやわらかさが特徴です。開放感あふれるテラス席では、風に揺れる草花や丘の風景を眺めながら食事を楽しむことができ、春の陽気とともにゆったりとした時間が流れます。
室内席からは大雪山系のパノラマビュー。天候に左右されず景色を楽しめるのも嬉しいポイントです。園内ではヒツジやウサギとのふれあい体験も可能。小さな子ども連れにも人気で、家族での春のお出かけにぴったりです。
花の見どころとグルメ、癒やしの時間がそろう、春の中富良野のおすすめ立ち寄りスポットです。

ひつじの丘
- 住所
- 北海道空知郡中富良野町ベベルイ
- 交通
- JR富良野線中富良野駅からタクシーで15分
- 営業期間
- 5月上旬~10月中旬
- 営業時間
- 見学自由
- 休業日
- 期間中無休
- 料金
- ひつじの丘ジンギスカン(1人前)=780円/黒ひつじジンギスカン=700円/
原生花園あやめヶ原【厚岸郡厚岸町】
北海道・厚岸町にある「原生花園あやめヶ原」は、これからの季節に花の見どころを探している方にぴったりのスポット。海に向かって突き出た台地には、春の訪れとともに草花が少しずつ咲き始め、自然の息吹を感じさせてくれます。4月中旬から5月上旬にかけては、高原の風に揺れる新芽や若草の色合いが美しく、静かに季節の移ろいを楽しめる見頃前の穴場。
本格的な花のシーズンは5月以降。6~7月にはヒオウギアヤメが咲き誇り、青紫の花々が丘一面を彩ります。およそ100種類以上の草花が時期をずらして咲き続け、秋まで色とりどりの風景が広がる原生花園。
訪れる人を出迎えるのは、海風と草花、そして広大な空。チンベの鼻と呼ばれる地形が作り出すパノラマは、写真映えも抜群です。静かな散策路は初心者でも歩きやすく、心地よい風に包まれながら自然の中で過ごすひとときは格別です。

原生花園あやめヶ原
- 住所
- 北海道厚岸郡厚岸町末広321
- 交通
- JR根室本線厚岸駅からくしろバス霧多布温泉行きで30分、あやめケ原入口下車、徒歩10分
- 営業期間
- 5月上旬~10月下旬
- 営業時間
- 見学自由
- 休業日
- 期間中無休
- 料金
- 情報なし
北海道大学植物園【札幌市中央区】
札幌市中心部にありながら、春の静けさと自然の息吹を感じられる「北海道大学植物園」。4月中旬から園内の植物が少しずつ芽吹きはじめ、見頃の花々に先がけて、足元では可憐な山野草や新緑が春の訪れを告げます。花の見どころをゆっくりと巡りたい方におすすめのスポットです。
約13ヘクタールの敷地には、約4000種の植物が育成・保存されており、散策するだけでも多様な植生に触れられるのが魅力。高山植物園では、北海道の山々に自生する植物を間近で観察でき、普段の街中では出会えない花との出会いも楽しみのひとつです。
また、北方民族植物標本園などの展示もあり、花だけでなく、北海道の自然や文化の背景にも触れられるのがこの植物園の特徴。明治時代の開拓使時代の建物が今も残り、歴史散策の視点でも興味深い穴場的花スポットです。

北海道大学植物園
- 住所
- 北海道札幌市中央区北三条西8丁目
- 交通
- JR札幌駅から徒歩10分
- 営業期間
- 4月29日~11月3日
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉園16:30、時期により異なる)
- 休業日
- 期間中月曜、祝日の場合は翌日休
- 料金
- 入園料=大人420円、小・中学生300円、未就学児無料/(団体割引あり(30名以上)大人350円、小人240円、回数券6枚大人2200円、小人1620円)
以久科原生花園【斜里郡斜里町】
北海道・斜里町にある「以久科原生花園」は、知る人ぞ知る花の見どころ。スカシユリが咲き誇る見頃は6月下旬から7月下旬と初夏ですが、春の季節もまた、この地の静けさと景観美を味わうには絶好のタイミングです。ゴールデンウィーク中は観光客も少なめで、オホーツク海を望む原生の風景をゆっくり堪能できます。
小清水原生花園に比べると知名度は控えめですが、そのぶん素朴で自然そのままの表情が残る場所。足元には春の野草が芽吹き、潮風とともにただよう大地の香りが心地よい散策路。地元の人々にも愛されている穴場です。
海の向こうに広がる水平線、そして反対側には雄大な斜里岳の姿。花だけでなく、海と山を一望できるダイナミックな景色も魅力のひとつです。
派手さはなくとも、春から初夏にかけて心に残る景色に出会える北海道・斜里町の隠れた自然スポットです。

網走国定公園 小清水原生花園【斜里郡小清水町】
北海道・小清水町に広がる「小清水原生花園」は、季節ごとに咲く花々とオホーツクの雄大な自然を一度に楽しめる花の見どころ。花の見頃は6月からが本番ですが、4月中旬から5月上旬にかけては、雪解けの大地に春が訪れ、小さな草花たちが静かに芽吹き始める季節。ゴールデンウィークに静かな景色を楽しむにはぴったりのタイミングです。
原生花園は、オホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた約8kmの丘陵地帯。視界いっぱいに広がる海と湖、そして草原という圧巻のロケーション。6月以降にはエゾスカシユリやハマナスなど約70種類もの花が咲き誇り、原生の風景が色鮮やかに変化していきます。
園内には展望台や散策路も整備されており、歩きやすく初心者にも安心。花や景色をゆったり楽しめるだけでなく、晴れた日には知床連山も望める絶景ポイントも。
春の静けさと自然の息吹を感じる、北海道・小清水町の花スポットです。

網走国定公園 小清水原生花園
- 住所
- 北海道斜里郡小清水町浜小清水
- 交通
- JR釧網本線原生花園駅(臨時駅)からすぐ
- 営業期間
- 4月下旬~10月
- 営業時間
- 8:30~17:30(閉園、時期により異なる)
- 休業日
- 期間中無休
- 料金
- 無料
紫竹ガーデン遊華【帯広市】
北海道・帯広市にある「紫竹ガーデン遊華」は、季節ごとに表情を変える花の見どころ。ゴールデンウィークを迎える4月下旬から5月上旬には、園内の花々が一斉に芽吹きはじめ、色づく前の柔らかな緑と可憐な草花が春の訪れを知らせてくれます。見頃はこれから本格化する時期ですが、静かな園内でのんびりと過ごす春のひとときは格別。
約1万5000坪もの敷地に、2500種類以上の花々が咲くガーデン。ローズヒルやワイルドフラワーガーデンなど、趣の異なる22のゾーンに分かれており、色や配置にこだわったデザインが毎年少しずつ変化しています。訪れるたびに違った発見があるのも、この庭の魅力。
園内にはベンチやカフェスペースもあり、花に囲まれながらゆっくりと過ごす時間もおすすめ。ガーデニングが好きな方にも参考になるポイントが随所に見られ、心を和ませてくれます。
春風に揺れる花と緑に包まれる、北海道・帯広のやさしい庭園です。

紫竹ガーデン遊華
- 住所
- 北海道帯広市美栄町西4-107
- 交通
- JR根室本線帯広駅からタクシーで40分
- 営業期間
- 4月下旬~10月下旬(レストランフラワーハーツは通年)
- 営業時間
- 8:00~17:00(閉園18:00)、冬期のレストランフラワーハーツは要予約
- 休業日
- 期間中無休
- 料金
- 入園料=大人1000円、小人200円/(10名以上の団体は大人900円)
かみゆうべつチューリップ公園【紋別郡湧別町】
北海道・湧別町の春を彩る「かみゆうべつチューリップ公園」は、ゴールデンウィークに訪れたい花の見どころ。見頃のピークは5月上旬から中旬で、チューリップが春の訪れを華やかに知らせてくれます。開花の進み具合を見ながら、早めに花を楽しめるのもこの時期の魅力。
公園の敷地はなんと約7ヘクタール。そこに約120種類・120万本のチューリップが植えられており、満開時にはまるで色のじゅうたんのような景色が広がります。町の花として親しまれているチューリップの姿が、広大な花畑に咲き誇る様子は圧巻のひとこと。
毎年5月には「チューリップフェア」も開催され、屋台や体験イベントなどでにぎわいを見せます。家族連れやカップルでのんびり楽しめる春の恒例行事。
北の大地で出会う、色とりどりの春景色。北海道・湧別町が誇る花の名所です。

かみゆうべつチューリップ公園
- 住所
- 北海道紋別郡湧別町上湧別屯田市街地
- 交通
- JR石北本線遠軽駅から北見バス湧別・紋別線で20分、チューリップ公園前下車すぐ
- 営業期間
- 5月上旬~6月上旬
- 営業時間
- 8:00~17:30(閉園18:00)
- 休業日
- 期間中無休
- 料金
- 大人500円、小人250円(10名以上団体割引あり、大人400円、小人200円)
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