おんせん県大分の【温泉を極める】6つのテーマ
源泉総数がダントツ日本一の大分県。名実ともに「おんせん県」である大分には、どんな温泉があるのか? どんな特徴があるのか?をテーマ別にわかりやすく紹介。自分の目的に合わせて行きたい温泉を決めよう!...
北台と南台に武家屋敷、その谷間に商家が連なり、往時の面影を残す杵築の城下町。着物でゆっくり城下町を歩いて、江戸時代にタイムスリップした気分を味わおう。
江戸時代に3万2千石の城下町として栄えた。往時の名残を彷彿とさせる石畳の坂や武家屋敷が見られ、現在は「着物が似合う城下町」をテーマにまちづくりを行う。
問い合わせ
杵築市商工観光課 0978-62-3131
杵築市山香振興課 0977-75-2401
ACCESS
電車 JR大分駅→JR日豊本線 ●所要時間/40分 ●料金/650円→JR杵築駅
電車 JR大分駅→JR特急ソニック ●所要時間/22分 ●料金/1790円→JR杵築駅
車 日出バイパス 日出IC→10号線、644号線 約8km●所要時間/10分→JR杵築駅
杵築駅から町の中心部までのアクセス
JR杵築駅から国東観光バス新道経由杵築バスターミナル行きで11分
町に多くある石畳の坂は車の乗り入れができないので、共同の駐車場に車を停めて散策するのがベター。場所によっては駐車場の利用時間が決まっているので必ず確認しよう。
自分好みの着物選び
300着以上の着物と100本以上の帯をそろえ、好みの柄や色を選んで着付けをしてくれる。着物のレンタルのほかに和傘や髪飾りなどの貸し出し、小物の販売も行う。
おトク情報
杵築市では着物を着て散策すれば、公共の観光施設の入館が無料になり、市内約23店舗での食事割引、粗品進呈などの特典が付く。
色とりどりの着物は男性用もある。夏は浴衣が登場
城下町を象徴する坂道
商家が連なる町と北台武家屋敷を繋ぐ酢屋の坂は、坂の下に酢屋があったことからこの名が付いた。扇形に広がる石畳の坂には灯篭が置かれ、夕暮れになると灯りがともる。坂の上から眺める石畳と土塀、商家が調和した風景は足が止まるほど美しい。
和服姿が映える石畳の坂
庭園を楽しめる工夫が施された屋敷
藩主の休息所である御用屋敷の一部に使われていた。玄関を上がってすぐに客間、さらに奥に進むと主人の間があり、開け放たれた障子枠から手入れの行き届いた庭園を望む。
主人の間は襖と障子を外すと180度庭園を見渡す造り
酒蔵を改装した観光センター
九州を拠点に活動している劇団の大衆演劇を公演。物産品の販売や観光案内所、レストランなどもある。
1階に物産所、2階に食事処を併設している
日本一小さい城!?
木付頼直が応永元(1394)年に築城。正保2(1645)年に松平氏が入城して十代を守った。現在は本丸、二の丸、三の丸の石垣や濠の一部が残り、昭和45(1970)年築造の天守閣が建つ。
別名「勝山城」とも呼ばれる
杵築特産のみかん、茶、地酒などを販売。
TEL 0978-62-2000
営業時間 9:30~17:30
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。