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東寺(教王護国寺)の見どころと参拝コースをご案内!ランドマークの五重塔や東寺弘法市をチェックしよう

まっぷるマガジン編集部

更新日: 2024年7月21日

東寺(教王護国寺)の見どころと参拝コースをご案内!ランドマークの五重塔や東寺弘法市をチェックしよう

~平安京の遺構で迫力ある立体曼荼羅と向き合う~
「東寺」「弘法さん」と呼ばれているが、正式な寺号は教王護国寺。
平安遷都の折に、平安京を守る官寺のひとつとして創建された。歴代天皇や足利将軍家の庇護のもと隆盛を極めたが一時期荒廃。その後、豊臣家と徳川家の援助を受けて再興を果たした。

密教美術の宝庫といわれるほど寺宝を多く持ち、宝物館には2万5000点余もの国宝や重要文化財が収められている。

また、毎月弘法大師の命日に開かれる弘法市は、北野天満宮の天神市と並ぶ京の二大縁日として、古くから賑わっている。

東寺(教王護国寺)

・世界遺産
・桜の見ごろ:4月上旬
・紅葉の見ごろ:11月下旬~12月上旬
・ライトアップ:五重塔は毎夜(拝観不可)

東寺(教王護国寺)

住所
京都府京都市南区九条町1
交通
JR京都駅から徒歩15分
営業期間
通年
営業時間
8:00~16:30(閉門17:00)
休業日
無休
料金
金堂・講堂=500円/金堂講堂五重塔(特別公開中)=800円/宝物館=500円、公開期間などにより異なる/招き猫みくじ=300円/一言おみくじ=200円/帝釈天の根付=900円/(特別公開中金堂講堂、宝物館、観智院は1000円、金堂講堂五重塔、宝物館、観智院は1300円の共通券あり、障がい者手帳持参で金堂・講堂の拝観料300円)

東寺(教王護国寺)の知っておきたいキーワード

●京都駅からも見えるランドマークは五重塔

●講堂内の立体曼荼羅

五重塔や立体曼荼羅の見どころのほか、2017年3月に修復を終えた、塔頭・観智院の通年公開にも注目したい。

東寺(教王護国寺)の知っておきたいキーワード

毎月第1日曜日には、がらくた市(骨董市)も開催する

東寺(教王護国寺)のおすすめ!参拝コース

所要約40分

東寺(教王護国寺)の見どころ①南大門

重要文化財
平安京南端の九条大路、今の九条通に面している大きな門で、東寺の正門にあたる。焼失したため1895(明治28)年に、三十三間堂の西門を移築した。

東寺(教王護国寺)の見どころ①南大門
by fotolia - ©oben901

堂々と構える東寺の正門

⇩ 徒歩4分

東寺(教王護国寺)の見どころ②勅使門

⇩ 徒歩2分

東寺(教王護国寺)の見どころ③大師堂(御影堂)
国宝

⇩徒歩すぐ

東寺(教王護国寺)の見どころ④食堂

⇩ 徒歩3分

東寺(教王護国寺)の見どころ⑤講堂(立体曼荼羅)

重要文化財
弘法大師作。正式には羯磨(かつま)曼荼羅といい、講堂に安置されている。大日如来坐像を中心に、如来、菩薩、明王、天部といった21体の仏像を配し、曼荼羅の世界を具現化している。仏像16体は国宝。

東寺(教王護国寺)の見どころ⑤講堂(立体曼荼羅)

空海が構想した密教の教えを表現する曼荼羅像

東寺(教王護国寺)の見どころ⑤講堂(立体曼荼羅)
by fotolia - ©ken

室町時代、1491(延徳3)年に建てられた講堂

⇩ 徒歩3分

東寺(教王護国寺)の見どころ⑥金堂

国宝

東寺の本堂にあたる建物で、1603(慶長8)年に豊臣秀吉が再建。和様、唐様、天竺様を採用した、威厳あふれる建物。桃山時代の代表的建造物で、国宝に指定されている。内部には本尊の薬師如来像が安置されている。

東寺(教王護国寺)の見どころ⑥金堂

⇩ 徒歩3分

東寺(教王護国寺)の見どころ⑦五重塔

国宝

高さ約55m、木造の建造物では日本一の高さを誇る。寺の創建当時からこの地にあり、現在の塔は1644(寛永21)年に徳川3代将軍家光によって再建されたもので5代目にあたる。

東寺(教王護国寺)の見どころ⑦五重塔

東寺(教王護国寺)のご利益グッズ

水引細工で桜をかたどった、縁むすびお守りストラップ 500円

国宝の『両界曼荼羅 中台八菜院』が描かれたクリアファイル300円

手に馴染ませると、そっと香りが立ちのぼる、八雲塗香(やくもずこう)カード350円

何万人もの人出で盛大ににぎわう「東寺弘法市」へ行こう!

何万人もの人出で盛大ににぎわう「東寺弘法市」へ行こう!
多彩な店が境内にひしめく

弘法大師の命日である毎月21日、「弘法市」が東寺の境内や参道で開かれます。骨董や古着、名産品などの露店が並ぶ。12月の「終い弘法」と1月の「初弘法」はとくに盛況をみせます。

数百円のものから高価なものまで目利きに挑戦しよう

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