【京都】和の伝統体験で旅の思い出作り♪
京文化にふれるなら、思いきって坐禅や抹茶体験はいかが? 初めてでも楽しめる体験ばかりなので、旅の思い出に参加してみよう。...
更新日: 2024年2月12日
~平安京の遺構で迫力ある立体曼荼羅と向き合う~
「東寺」「弘法さん」と呼ばれているが、正式な寺号は教王護国寺。
平安遷都の折に、平安京を守る官寺のひとつとして創建された。歴代天皇や足利将軍家の庇護のもと隆盛を極めたが一時期荒廃。その後、豊臣家と徳川家の援助を受けて再興を果たした。
密教美術の宝庫といわれるほど寺宝を多く持ち、宝物館には2万5000点余もの国宝や重要文化財が収められている。
また、毎月弘法大師の命日に開かれる弘法市は、北野天満宮の天神市と並ぶ京の二大縁日として、古くから賑わっている。
・世界遺産
・桜の見ごろ:4月上旬
・紅葉の見ごろ:11月下旬~12月上旬
・ライトアップ:五重塔は毎夜(拝観不可)
●京都駅からも見えるランドマークは五重塔
●講堂内の立体曼荼羅
五重塔や立体曼荼羅の見どころのほか、2017年3月に修復を終えた、塔頭・観智院の通年公開にも注目したい。
所要約40分
重要文化財
平安京南端の九条大路、今の九条通に面している大きな門で、東寺の正門にあたる。焼失したため1895(明治28)年に、三十三間堂の西門を移築した。
⇩ 徒歩4分
東寺(教王護国寺)の見どころ②勅使門
⇩ 徒歩2分
東寺(教王護国寺)の見どころ③大師堂(御影堂)
国宝
⇩徒歩すぐ
東寺(教王護国寺)の見どころ④食堂
⇩ 徒歩3分
重要文化財
弘法大師作。正式には羯磨(かつま)曼荼羅といい、講堂に安置されている。大日如来坐像を中心に、如来、菩薩、明王、天部といった21体の仏像を配し、曼荼羅の世界を具現化している。仏像16体は国宝。
⇩ 徒歩3分
国宝
東寺の本堂にあたる建物で、1603(慶長8)年に豊臣秀吉が再建。和様、唐様、天竺様を採用した、威厳あふれる建物。桃山時代の代表的建造物で、国宝に指定されている。内部には本尊の薬師如来像が安置されている。
⇩ 徒歩3分
国宝
高さ約55m、木造の建造物では日本一の高さを誇る。寺の創建当時からこの地にあり、現在の塔は1644(寛永21)年に徳川3代将軍家光によって再建されたもので5代目にあたる。
弘法大師の命日である毎月21日、「弘法市」が東寺の境内や参道で開かれます。骨董や古着、名産品などの露店が並ぶ。12月の「終い弘法」と1月の「初弘法」はとくに盛況をみせます。
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