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【京都】庭園の見どころをチェック!お庭めぐりを楽しむ♪

by fotolia - © peia

by mapple

更新日:2018年5月22日

ご紹介するのはどこも京都が誇る名庭。ポイントをおさえたら、あとはお好みでバラエティ豊かなお庭めぐりを楽しんで。

天龍寺の曹源池庭園 (嵐山・嵯峨野)

王朝の雅と禅文化の出会いが世界に誇る景観を生んだ
足利尊氏が後醍醐天皇の冥福を祈り建立した寺院。もとは後嵯峨上皇の離宮があり、王朝文化と禅の精神が融合した庭園構成が素晴らしい。スケールの大きい池泉回遊式庭園。

作庭家の名は! 夢窓疎石

臨済宗の高僧。後醍醐天皇や足利尊氏の信頼を得て天龍寺を創建。自然を巧みに取り入れて禅の世界を表現し、優れた庭園を残した。

ここを見て!

借景
嵐山と亀山の景観を庭園の一部として取り入れて奥行きを演出

半島
曲線が美しい出島に離宮庭園の面影が感じられる

額縁ビュー
大方丈からは滝石組や石橋が正面に。まるで一枚の絵画を見るよう

平安神宮の神苑 (平安神宮周辺)

四季折々に華やかな別世界へようこそ
2000株の花菖蒲が咲く西神苑や仙境を模した東神苑など、趣の異なる4つのエリアに分かれる。南神苑以外は小川治兵衛の作庭。庭園全体に植えられた枝垂れ桜がほころぶ様は必見。

作庭家の名は! 小川治兵衛

京都の庭師・植治の7代目として明治から昭和にかけて活躍。伝統的な手法に独自の工夫を加え、開放的な庭園を得意とした

ここを見て!

by fotolia - ©shiryu01

御所の建築
御苑で開かれた京都博覧会で使われ、大正時代に下賜された尚美館

by fotolia - ©SONIC501

四季の花
桜のほか6月の花菖蒲や紅葉など、どの季節でも楽しめる

東福寺の本坊庭園 (東福寺周辺)

お釈迦様の生涯をテーマに日本庭園のイメージを覆す
室町時代の京都五山にも数えられた名刹。本坊をぐるりと囲む4つの庭園は、昭和初期、「工事で出た廃材を無駄にすることなく新たな庭を作る」という禅寺ならではのコンセプトで築かれた。

作庭家の名は! 重森三玲

昭和を代表する作庭家にして庭園研究家。日本庭園の伝統を踏まえながらも斬新な表現を組み込み「永遠のモダン」を追求した

ここを見て!

北庭 
色彩のアクセント
ふだんは石と緑のツートーンの庭が、サツキの季節には華やぐ

モダンな幾何学模様
苔と恩賜門の敷石を使って市松模様をリズミカルに描いている

by fotolia - ©SONIC501

西庭
サツキの刈込みで市松模様を立体化した井田市松の庭

by fotolia - ©oben901

南庭
石を島に見立て、渦巻で海が荒れている様子を表現

東庭
北斗の庭。寺のトイレにあった柱石を北斗七星に。生け垣が天の川

龍安寺の石庭 (金閣寺周辺)

海に浮かぶ島々のような大小の石に託された禅の精神
室町時代、細川勝元が創建。方丈南庭は白川砂に配した15の石で禅の教えを説いたシンプルな庭園。作庭者、年代ともに謎に包まれている。

ここを見て!

石の数
15全部の石を同時に見ることはできない。これは、見えない悟りを求めて精進する禅の心を表す

by fotolia - ©oben901

遠近法
西側土塀は南へ低く低く設計されている。奥行きを感じさせる効果あり

京の庭ヒストリー

変遷がわかるともっと楽しい!
庭園様式は当時の思想や文化の表れ。全部見ることができるのは千年の都ならでは。時代を追ってたどってみよう。

寝殿造庭園

平安時代、貴族の邸宅である寝殿に面して名所の風景などを模した庭園が造られ、花見や管弦の宴が催された。

ここで見られます
大覚寺
神泉苑

by fotolia - © peia

浄土庭園

平安末期の末法思想の流行とともに、仏殿を浄土に見立て、池を配した壮麗な庭園が数多く造営された。

ここで見られます
平等院
法金剛院

by fotolia - © hanamizu

池泉庭園

池を中心としてさまざまな植物や石組で構成。舟を浮かべて楽しむ舟遊式、建物の中から望む観賞式がある。

ここで見られます
天龍寺
金閣寺

枯山水庭園

室町時代に発展した禅宗の影響を受け、禅寺を中心に広まった。水を使わず豊かな山水や禅の教えを表現。

ここで見られます
龍安寺
詩仙堂

回遊式庭園

江戸時代に武家が栄えると、池の周りを歩いて観賞する茶室などを備えた大規模な庭園が営まれた。

ここで見られます
平安神宮
無鄰菴

モダン庭園

近代になり、日本庭園の様式を備えながらもより大胆で個性的な庭園が登場するようになった。

ここで見られます
東福寺
松尾大社

筆者:mapple

まっぷる京都’19

発売日:2018年01月11日

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