更新日: 2021年11月25日
DIYで作業台を作ろう! 頑丈な作業台の作り方
今回は作業台のDIYに挑戦!留め具はキットを使用しているので初心者でも簡単に作ることができますよ。
DIYの作業を快適にするためにあると便利なのが作業台。
これからガシガシとDIYをしていくなら作業台は必須ですよ。
作業台があると作業がはかどるので効率アップすることは勿論、無理な姿勢による体への負担も軽減されるのでおすすめ。
これからDIYをはじめる方にとって最大の敵は体への負担。出来るだけ無理のない姿勢で作業をしないと筋肉痛や腰痛になってしまうので注意が必要です。
それでは、DIY初心者でも迷わず作業台が作れるように詳しい手順を解説します。
この記事の目次
DIY初心者でも頑丈な作業台が作れます
それではDIYで作業台を作るための材料や手順を見ていきましょう!
DIYで作る作業台のサイズを決めよう
作業台作りで最も重要なことは、作業しやすい姿勢で作業台を使用ができるかという点になります。
- 低すぎず、高すぎず、必ず自分にあった高さをしっかり考えましょう!
作業台が低いと姿勢が悪くなり腰への負担が増えます。逆に作業台が高いと力を入れられなくなるので作業がはかどりません。高さは700~750mmくらいが良いでしょう。
今回は高さ730mmで作ります。天板のサイズは大きければ作業もはかどりますが、スペースの問題もあります。今回の天板サイズは幅900mm × 奥行き450mmで作成していきます。
今回のDIYで作る作業台の仕様・材料はこちら
項目 | 内容 |
用途 | DIY作業 |
サイズ | 幅900mm×奥行450mm×高さ730cm |
天板 | ラワンランバーコア合板:厚みと頑丈さ、コストパフォーマンスに優れている合板を選択 |
脚 | 2×4材:作業台の脚。最適な長さになっているためカット不要で便利 |
金具 | 接合金具:金具とネジがセットになっているので初心者におすすめな「シンプソン ストロングタイ ビギナー向けDIYキット(テーブル)」を使用 |
塗装 | なし |
施工時間目安 | 1時間 |
予算 | 約15,000円 |
※予算は筆者の材料購入時点の金額。素材を購入するタイミングやサイトによって金額が前後します
DIYポイント!作業台作りが楽になる工具
電動ドライバーがあるとDIYがはかどります。ネジ留めの時にあると便利なのでぜひ用意してほしい工具です。普通のドライバーでも大丈夫ですが、少し大変かもしれません。
以下の記事でおすすめの電動ドライバーについて紹介していますので、電動ドライバーを持っていない方はぜひチェックしてください。
DIYで作業台を作る際に必要な材料を詳しくご紹介
繰り返しになりますが、今回の作業台作りに必要な材料は天板、脚、接続金具の3つ。今回はDIY初心者の方でも簡単に作業台作りができる材料を選びました。
それでは各材料をチェックしていきましょう。
DIYで作業台を作る際に必要な材料1.天板
作業台には頑丈さが必要です。コストパフォーマンスが高く、強度も比較的高いラウンランバーコア合板を天板に使用。2枚を重ねて使用することで、天板に厚みが出て強度を確保することができます。
今回は幅900mm×奥行450mm×厚さ15mmのサイズを2枚使用します。
DIYで作業台を作る際に必要な材料2. 脚と補強部分
安価で入手がしやすくDIYをする人に人気なのが2×4材。SPF材と表記されていることもあります。今回はこの2×4材を脚だけでなく補強部分にも使用します。
作業台作りで使用した2×4材はこちらの3種類。
①脚用の2×4材(幅89mm×長さ700mm×厚さ38mm)の4本セット
②補強用の2×4材(幅89mm×長さ720mm×厚さ38mm)×2本
③補強用の2×4材(幅89mm×長さ170mm×厚さ38mm)×4
※2×4材(幅89mm×長さ680mm×厚さ38mm)を、注文時に4等分にするオーダーをしました
DIYで作業台を作る際に必要な材料3. 接続金具
DIY初心者におすすめなのが「シンプソンのストロングタイ ビギナー向けDIYキット」。目的に合わせて接続用の金具とネジがセットになっています。
今回は作業台を製作するののでテーブル用のセットを購入。セット内容は以下になります。
- SIMPSONリジッドタイ(RTC2Z):4個
- SIMPSONポストキャップ(AC4):4個
- SIMPSONアングル(A23):4個
- トラスタッピング3.5 × 30mm : 約150本
DIYで作業台作りに挑戦!作業台の制作工程
ここからは作業台作りの手順を詳しく説明します。実際に作ってみて気付いたポイント、各工程で目安となる時間も記載しているので、実際に作業台作りをする時の参考にしてください。
DIYで机作り STEP1.仮組みをする【所要時間:10分】
どこにどの資材を接続するか確認しましょう。完成形をイメージすることでどういった仕組みで出来ているか理解することができます。
今回一番間違いやすいのは、脚と補強材の取り間違え。長さをしっかり確認して天板の内側50mmの位置に脚と補強を置いていきましょう。脚と補強を内側に組むことで、クランプ(締め具)が利用可能な作業台になりますよ。
・【2番目に長い木材】2×4材(幅89mm×長さ700mm×厚さ38mm)×4本を脚として使用
・【1番長い木材】2×4材(幅89mm×長さ720mm×厚さ38mm)×2本を脚と脚の長い隙間に補強として使用
・【1番短い木材】2×4材(幅89mm×長さ170mm×厚さ38mm)×2本を脚と脚の短い隙間に補強として使用
DIYで机作り STEP2.脚と補強を金具留め①【所要時間:15分】
ここから接続金具の出番です。「シンプソンのストロングタイ ビギナー向けDIYキット」の1つリジッドタイ(RTC2Z)を、脚と補強にはめ込みます。次に脚と補強をネジ(トラスタッピング)で留めます。
この工程では、電動ドライバーがあれば作業がとてもはかどるので用意することをおすすめします。電動ドライバーを押し込むようにしてネジ留めをしていきます。作業台の全ての脚と補強を固定をすれば、この時点でそれなりの強度が出てきますよ。
DIYで机作り STEP3.脚と補強を金具留め②【所要時間:15分】
作業台をさらに補強するために、まだ使用していない「【1番短い木材】2×4材(幅89mm×長さ170mm×厚さ38mm)」の両側にポストキャップ(AC4)をトラスタッピング(ネジ)で留めます。
脚の下から70mmの位置にポストキャップ(AC4)を留めた「【1番短い木材】2×4材(幅89mm×長さ170mm×厚さ38mm)」を補強として使用。反対側も同じように留めます。
ここまで作業台を補強すれば、しっかりした強度が確保できます。
DIYで机作り STEP4.天板と脚の金具留め【所要時間:15分】
厚みを出すためにラウンランバーコア合板を2枚重ねて天板に使用。補強部分と天板をアングル (A23) で留めていきます。全てをネジ留めすれば作業台の完成です。
DIYで机作り STEP5. おしゃれなアイアンデスクが完成
今回は初心者でも簡単にDIYでチャレンジできる作業台の作り方を紹介しました。
キットを使えば材料の手配も楽チンで、作業に馴れていなくても安心。今回の作業台作りは、DIYがどんなものを体験するのにうってつけの難易度です。
作業時間も1時間以下で仕上げることができますよ。
今回の作業台を応用すればテーブル等も自作可能。これからどんどんDIYにチャレンジしていきましょう!
- あっという間に出来上がっちゃいました!
作業台は今後のDIYで活躍してくれそうです。作業台はちょっとした工具の置き場所にも使えるので便利。使い込んでいく内に味が出てきそうでワクワクします。
DIYはコスパ最高で簡単!作業台以外にもチャレンジしよう!
キットを使用すれば驚くほど簡単に、そして安価でスピーディーに作業台を作ることができました。工具も基本的には電動ドリルしか使っていないのもポイント。工具が揃ってない初心者の方でも簡単に作業台を作ることができますよ。
作業台のDIYで自信をつけて、どんどん他のアイテムのDIYにも挑戦していきましょう!
DIYで自作もいいけど市販の作業台もおすすめ
最後に市販されている作業台の中からおすすめをピックアップ。安価で買えるモデルから、とことん作業をしたい方におすすめの本格モデルまで紹介します。
作業台は既製品でもOKという方は、自分の用途に合わせて選んでみてください。
おすすめの作業台1.パオックのミニワークベンチ
据え置きで使用しない場合は、パオックのミニワークベンチがおすすめ。軽さとコンパクトなサイズで収納も楽々で場所も取りません。
耐荷重:約70kg
本体サイズ:485mm × 515mm × 600mm
本体重量:4.5kg
収納時サイズ:485mm × 170mm × 870mm
おすすめの作業台2.グレートツールのワークベンチバイス
パオックの作業台と人気を二分するのがグレートツールのワークベンチバイス。使いやすく取り回しも良いのですが、人気商品のため品薄状態。
耐荷重:約50kg
本体サイズ:605mm × 635mm × 785mm
本体重量:6.7kg
収納時サイズ:605mm × 150mm × 950mm
おすすめの作業台3.KIKAIYAのワークテーブル バックボード付 作業台
あると便利なバックボード付きで快適に作業ができるのがKIKAIYAの作業台。スペースがあり据え置きで使えるならばおすすめの作業台です。
耐荷重:約250kg
本体サイズ:1,140mm × 635mm × 1,543mm
本体重量:54kg
おすすめの作業台4.KIKAIYAのワークベンチ 中量作業台
シンプルでタフな作業台を求めるならばKIKAIYAのワークベンチがおすすめ。無駄なく設計されているので作業に没頭することができますよ。
耐荷重:約1,000kg
本体サイズ:1530mm × 655mm × 885mm
本体重量:44kg
おすすめの作業台5.ホーザンの移動作業台
滑り止めの役割をする天板のマット仕様が便利なホーザンの移動作業台。作業場内で台の移動が頻繁にある場合でも簡単に移動できます。
耐荷重:約60kg
本体サイズ:700mm × 500mm × 630mm
本体重量:14.5kg
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