【吉野】で人気!おすすめの観光スポット
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更新日: 2022年12月13日
おしゃれなグラスにブルーやピンクの美しい色の飲み物が注がれるカクテル。お酒を飲まない人も一度は憧れる情景ではないでしょうか。
バーに行けば、バーテンダーが自分のために目の前でシェーカーを振ってくれる、そんなシチュエーションだけでも心が躍ります。
ここでは、バーに行って飲みたいカクテルのおすすめを、ベースのお酒ごとに見た目と味、アルコール度数など、あまりお酒に詳しくない人にもわかりやすくご紹介します。
そもそも「カクテル」という言葉の意味は、「いろいろと混ぜ合わせたもの」です。
とはいえ、何でも混ぜればカクテルになるのかといえば、そうでもなく、定義がきちんとあり、「ベースとなるお酒に果汁やフルーツ、ソーダ、ベース以外のお酒などの副材料を混ぜて作るアルコールの飲み物」がカクテルとされます。ベースとなるお酒はある程度決まってきますが、副材料には制限がなく無限数のカクテルが作られています。
語源は「cook tail(雄鶏のしっぽ)」ですが、なぜこう呼ばれるようになったかは諸説あり、謎に包まれています。
カクテルを注文するときに「ロングとショートどちらになさいますか?」とバーテンダーに尋ねられることがあります。ロングカクテルは背の高いグラスで提供されるからロング、小さめのグラスで提供されるからショート、と思いがちですが、本来の意味は飲む所要時間のことを指しています。
ロング=ロングカクテルの略
背の高いグラスや大きめのグラスで、果汁やソーダを多めに入れて提供されるカクテルのこと。アルコール度数はやや低め。氷が入っているので比較的長くおいしさを保つことができます。飲み切るめやす時間は30分ほど。
ショート=ショートカクテルの略
逆三角形のカクテルグラスなど小さめの足付きグラスで提供されるカクテルで、アルコール度数は高め。飲み切るめやす時間は15分ほど。
カクテルのアルコール度数は、ベースとなるお酒や混ぜ合わせる材料によって大きく異なります。高いものは40度以上(マティーニ)、低いものは3度以下(シャンディーガフ)のカクテルもあります。
また、アルコール度数が比較的高いカクテルも果汁や炭酸でアルコールを感じにくくなり、飲みすぎてしまうこともあるので注意しましょう。アルコールに強くない人は、バーテンダーに「アルコール度数はどのくらいですか?」と尋ねることもおすすめです。
カクテルはベースとなるお酒と副材料となるほかの飲み物を混ぜ合わせてつくられますが、その副材料としてよく使われる飲み物をご紹介します。
・ソーダ(炭酸水)
炭酸ガスを含む水で無味無臭。最近はご当地ソーダなど天然の炭酸水がカクテルに使われることも多いです。
・トニック・ウォーター
炭酸水に柑橘系の果皮や香草エキスや香りをつけて糖分を加えたもの。ほどよい酸味と甘みでカクテルによく使われます。
・ジンジャエール
ショウガのエキスをメインにスパイス、シロップやカラメルを加えた炭酸水。自家製ジンジャエールを使ったカクテルを提供するお店もあります。
・果物果汁
オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ライムなど柑橘系が使用されることが多いです。カクテルの味や香りを大きく左右する存在。
牛乳
リキュールベースのカクテルをつくるときによく使われます。コーヒーリキュールやチョコレートリキュール、アーモンドリキュールなどとよく合います。
無数の種類があるカクテルのなかから、定番でどのバーでも比較的頼みやすいカクテルを、ベースのお酒の説明とともにご紹介します。使われている材料もオーダーするときの参考にしてくださいね。
ジンってどんなお酒?
ジンは穀物を原料とした蒸留酒にジンの語源となるジュニバーベリ―という木の実の香りを付けたアルコール度数37.5度以上のお酒をいいます。そのなかでも、蒸留過程でジュニバーベリ―の香りをつけて、さらにジュニバーベリー以外のボタニカル(草木根皮を使用したハーブやスパイス)の香りをプラスしたものを蒸溜ジン、さらにこのボタニカルが天然のものに限定されてアルコール度数が70度以上のものはロンドンジンとされます。
※ここでご紹介するジンベースカクテルは、すべて「ドライジン」を使用したものです。
画像:123RF
ジンをトニックウォーターで割ったシンプルなロングカクテル。添えられたカットライムをギュッと絞るとジンの香りとライムの香りが混ざって、さわやかさがアップ!
あまりカクテルを飲まない人でも名前を聞いたことがあるほど定番のカクテルで、どのバーでも必ず飲めるはず。シンプルな味わいだからこそ、お店やバーテンダーの個性が出ます。個人的にはこのジントニックのおいしさがバーのひとつの指標となっています。甘いのがが好みでない人は、ソーダで割った「ジンリッキー」がおすすめ。
使われている材料:ジン、トニックウォーター、カットライム
ジンにベルモットを混ぜたシンプルなカクテル。「カクテルの王様」といわれて、映画やドラマのシーンでもよく登場する定番カクテル。俳優がかっこよく飲んでいるのに憧れて、頼んでみたくなるカクテル上位にランクインするでしょう。
「ベルモット」とは、白ワインにハーブやスパイスで香りをつけた「フレーバードワイン」といわれるお酒。ジンとベルモットをステアグラスで混ぜ合わせ、ショートグラスに注ぎ、最後にレモンピール(レモンの皮の表面)でグラスの上にシュッと香りづけがされ、レモンの香りがあたりに漂います。ピンにさしたオリーブがグラスに添えられるのも特徴です。
ドライベルモットの甘みと香り、ジンの香りでさわやかな口当たりですが、アルコール度数はかなり高め。添えられたオリーブをかじりながら、生ハムやマリネなどのおつまみといっしょに飲むのがおすすめです。
マティーニもお店やバーテンダーによって、個性が楽しめるカクテルです。
使われる材料:ジン、ベルモット、オリーブ
ジンとライム果汁をシェイクするシンプルなショートカクテル。ジンのスパイシーさとライムの酸味が融合して、背筋が伸びるようなキリっとした味わいです。
名前の由来は諸説あるようですが、このカクテルを考案したイギリスの軍医「ギムレット」からつけられた、というのが一般的のようです。
同じ材料でシェイクせずにロックグラスに注いだカクテルは「ジン・ライム」と呼ばれます。
使われる材料:ジン、ライム果汁
ウォッカってどんなお酒?
トウモロコシ、大麦、小麦など穀物やジャガイモを原材料とした蒸留酒で、おもにロシア、東欧、北欧など、寒冷地帯でつくられています。
蒸溜で抽出したアルコールを白樺活性炭でろ過することにより、雑味が取り除かれ、クリアでほとんどクセがないのが特徴です。アルコール度数は高く40~60度、ポーランドでつくられる「スピリタス」は90度というものもあります。
混ぜ合わせるほかの材料の味を最大限に引き出せるため、カクテルで重宝されるお酒です。
グラスのフチに塩を付ける「スノースタイル」が特徴のウォッカベースのロングカクテル。グレープフルーツ果汁とウォッカと氷をステアグラスで混ぜて作られます。グレープフルーツのさわやかな香りが塩で際立ち、スルスルと喉に入っていき、つい飲みすぎてしまいがちなカクテルのひとつです。
ちなみに塩を付けないウォッカとグレープフルーツ果汁のみのカクテルは「ブルドッグ」と呼ばれます。
使われる材料:ウォッカ、グレープフルーツ果汁、塩
ウォッカをジンジャーエールで割ってカットライムを添えたロングカクテルです。もとはイギリス発祥の「ジンジャービア」(ショウガと砂糖、水を混ぜ、イースト菌で発酵させた飲料)を使って、銅製のマグで提供されいたといいます。バーでは、この伝統にのっとって、銅製マグを使っているお店もあります。
ジンジャエールの甘みと辛み、ライムの酸味があいまって、大変飲みやすいカクテルです。バーで使われるジンジャエールは、辛みの強いものが多いので、大人の雰囲気も楽しめます。
モスコミュールにこだわったバーでは、ジンジャービアを自家製して使っているところもありますよ。
使われる材料:ウォッカ、ジンジャエール、カットライム
油田で働いていた作業員がウォッカとオレンジジュースを混ぜて、工具のねじ回し(スクリュードライバー)でかきまぜたことがはじまりといわれます。明るいオレンジ色と果実味で、元気が出そうなカクテルです。誕生秘話にちなんで、ねじ回しに見立てたマドラーが添えられています。
グラスに添えられたカットオレンジも、もちろん食べてくださいね。
使われる材料:ウォッカ、オレンジ果汁、カットオレンジ
ウォッカにトマトジュースを混ぜた、二日酔いに効くといわれるカクテル。仕上げに塩、コショウ、ウスターソース、タバスコなどを加えることも多く、冷たいトマトスープのような味わいが体にしみこみます。マドラーの代わりにセロリスティックが添えられるのが一般的。
恐ろし気な「血まみれメアリー」という名称は、16世紀に宗教迫害を行ったとされるイングランド女王のメアリー1世に由来するといわれます。
使われる材料:ウォッカ、トマトジュース、スティックセロリ、カットライム
ラムってどんなお酒?
おもにキューバや西インド諸島でつくられる、サトウキビのしぼり汁を原材料とした蒸留酒。ほかの蒸留酒は原材料そのものを糖化させて発酵しますが、ラムは糖蜜(しぼり汁を煮詰めたもの)を水で薄めたものを発酵・蒸留しています。原材料が糖蜜のため、甘みが強いのが特徴です。
また、ラムには、ホワイトラムとダークラムがあり、ホワイトラムは蒸溜したそのままの状態で無色透明、ダークラムはバーボン樽に3年以上熟成されて、甘い香りが強く濃い褐色が特徴。
カクテルには、ホワイトラムがよくつかわれます。
ラムベースの代表ともいえるカクテル。キューバのダイキリ鉱山の工夫たちが、ラムに砂糖とライムを入れて飲んでいたことがはじまりとされます。
ホワイトラムとライム果汁をシェイクしてつくられ、甘みと酸味のバランスがよく、大変飲みやすいですがアルコール度数は高め。
使われる材料:ホワイトラム、ライム果汁、シロップ
ラムにコーラを混ぜたシンプルなカクテル。ラムのコクとコーラのさわかさで、口当たりよく飲むことができます。
リブレ=Libreとは自由という意味で、カクテル名を直訳すると「キューバの自由」。19世紀末のキューバ独立先頭のときのスローガンとなった言葉から誕生したカクテルといわれます。
日本では「コークラム」「ラムコーク」と呼ばれることもあります。
使われる材料:ホワイトラム、コーラ
ホワイトラムとソーダに潰したフレッシュミントをたっぷり入れてライムを絞った、キューバ生まれのさわやかなカクテル。果物との相性がよく、果物由来のシロップを使用して、バリエーションを出しているバーもあります。夏場は最初の一杯におすすめです。
使われる材料:ホワイトラム、ソーダ、フレッシュミント、ライム果汁、カットライム、シロップ
テキーラってどんなお酒?
メキシコ原産のリュウゼツラン(竜舌蘭)の一種で「ブルーアガベ」という植物の茎を原材料とした蒸留酒。1m弱にまで成長するブルーアガベの茎を蒸してでんぷん質のみを抽出して、糖化・発酵してつくられます。
名称の由来はメキシコの同名の地方で、限定されたエリアで規定に沿ってつくられた原産地呼称が認められたお酒です。
ブルーアガベのさわやかな柑橘系の香りとまろやかな味わいが特徴で、フルーツを使ったカクテルによく合います。
テキーラにオレンジジュースを混ぜて、グラスの底に赤いグレナデンシロップを沈めた、目にも美しいカクテル。ローリングストーンズの「ミック・ジャガー」が愛するカクテルとしても有名です。底のグレナデンシロップはしっかり混ぜると甘みが強くなり、色も濁ってしまうので、沈めながら飲むのがおすすめです。
使われる材料:テキーラ、オレンジ果汁、グレナデンシロップ、カットオレンジ
オレンジの香りが特徴のリキュール「ホワイトキュラソー」とレモン果汁をシェイクして作られるショートカクテルです。レモンのさわやかな酸味と控えめな甘さが絶妙で、女性に人気。グラスのフチに塩を付ける「スノースタイル」で提供されるのが特徴。塩でテキーラの味わいがより引き立ちます。
使われる材料:テキーラ、ホワイトキュラソー、レモン果汁、塩
リキュールってどんなお酒?
蒸留酒にフルーツや香草などで風味をつけ甘味を加えてフレーバーをつけ、甘味料や着色料を添加したお酒。アルコール度数が甘みが強いものが多いため、原液で味わうよりも、ソーダやミルク、ほかのお酒と割って飲むのが一般的です。
最近ではあらゆる種類のリキュールがあり、樹木のリキュールなど珍しいものも登場しています。
イタリアのハーブ系リキュール「カンパリ」をソーダで割って、カットオレンジを添えたシンプルなカクテル。カンパリの最大の特徴はビビットな赤色と独特の甘苦さ。最初はその苦みが苦手と思う人もいるかもしれませんが、その味に慣れたら離れられない魅力にとらわれます。そして、酔いもとてもスッキリ!前日に飲みすぎて養生したいときなど、とくにおすすめです。
使われる材料:カンパリ、ソーダ、カットオレンジ
バブル時代に一躍人気となったピーチリキュールとオレンジ果汁を混ぜたシンプルなカクテル。ピーチリキュールは、こっくりした甘みが特徴でオレンジやグレープフルーツなどの柑橘系の果汁やミルクで割って飲まれるのが一般的です。
桃のリキュールの甘さがオレンジジュースの酸味で中和されて、甘酸っぱさが魅力のファジーネーブル。ロングカクテルとして提供されることが多いですが、好みに応じて1:1くらいの比率でショートとしてもおいしく楽しめます。
使われる材料:ピーチリキュール、オレンジ果汁、カットオレンジ
カシスリキュールをオレンジ果汁で割ったシンプルなカクテル。
カシス=日本名「黒スグリ」のベリー系リキュールは、トロっとした濃厚な黒紫色とベリー系の甘酸っぱさが特徴。オレンジとカシスの甘酸っぱさが混ざって、リキュールベースのカクテルのなかでも、甘みが強くなくスッキリとした味わいです。
使われる材料:カシスリキュール、オレンジ果汁
カクテルで人気なのがコーヒーリキュールを使ったカクテル。コーヒーのカクテルといえば「カルーアミルク」がよく知られていますが、この「カルーア」は、商品名のこと。コーヒーリキュールのなかでも、かなり甘みが強いです。
最近では、コーヒーの味や香りににこだわったリキュールがたくさん出ていて、バーでも数種類のコーヒーリキュールを置いているところも多くあります。写真のコーヒーリキュールは、「MR.BLAKC」(右)は甘さが控えめで氷だけ入れたロックでも飲めるほど。空いてきたら少しずつ見えてくるボトルのイラストにも注目です。「Tia Maria」(左)は、アラビカ種100%のコーヒーリキュール。「Mr.BLACK」よりもやや甘めですが、アラビカ特有の酸味も感じられ、ミルクと割って飲むのがおすすめです。
バーテンダーに尋ねて、そのコーヒーリキュールに合わせて、ミルクで割ったり、本物のコーヒーに混ぜたり、ウォッカを混ぜた「ブラックルシアン」にしたり、いろいろ提案してみてくださいね。
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