【伊賀上野】忍びの里で忍者ワールドを満喫!
忍者の里ならではの博物館で、本物の忍者の魅力を体感。歴史ある城下町には立派な城や伝統の菓子など楽しみがいっぱい。...
日本一硬い煎餅として有名
嘉永5(1852)年創業の元祖かたやきの店。滋養があって日持ちしてかさばらない、かつての忍者の携行食とされたかたやきを創業当時の製法を守り、手焼きで焼いている。【買う】【和菓子】
手裏剣かたやき(ごま12枚入り、648円)
「日本一硬い」かたやきをいただこう
舌ざわりのよい「丁稚ようかん」
吉野葛をふんだんに使い、ツルリとしたのどごしに仕上げた「丁稚ようかん」が人気。季節の果物のジュレが入った「季節の雫」もある。クール便での発送も承っている。【買う】【和菓子】
丁稚ようかん(1箱800円)。「ミニでっち」(450円)もあり
明治から続く老舗
伝統手法から生まれるかわいい和装小物
昭和初期の創業以来、高台を使い手組みで着物の帯締めを作っている伊賀くみひもの店。締め心地とファッション性を兼ね備えた帯締め「モケモケ」が年齢を問わず人気がある。【買う】【組紐】
伝統的な技法でひとつひとつ手作りしているオリジナルの「モケモケストラップ」(2700円から)
伊賀忍者が食したのが元祖。美しい水と自然で育てられた肉質は豊潤な味わいで、他地域にほとんど出回らない。
文人墨客も愛した伝統の「寿き焼」
伊賀牛の名を世に広めた創業100年以上の老舗で、看板料理は割り下を使わず砂糖と醤油のみで炊く「寿き焼」。霜降りの肉はやわらかく、うまみがある。
寿き焼(1人前7722円)
伊賀黒毛和牛の魅力をステーキで堪能
自家牧場で育てた伊賀黒毛和牛を直売する肉店が営むステーキハウス。サーロインは口に入れた瞬間溶けながらも、伊賀牛ならではの食感とコクがある。
伊賀牛サーロインステーキ(単品、200g7490円)
緑に囲まれたのどかな山里・伊賀市丸柱地区には伊賀焼の窯元が集まる。美しい緑色のビードロ釉がかけられた、赤褐色の土肌が魅力な焼物だ。
伊賀焼の振興と後継者の育成を目的とした施設。1階に各窯元の作品を展示・販売する展示室と陶芸教室が開かれる体験室、2階には資料を展示・解説している。
伊賀焼の歴史や製造工程などを紹介している
江戸後期の天保3(1832)年に築窯した歴史ある窯元。昭和40年代まで使われていた「旧登り窯」と「大正館」「当主屋敷」などの園内の建物は国の登録有形文化財だ。
iボトルフィット白水(左)、玄水(右) 各3780円
かまどさん(3合炊き10800円)
「大正館」は喫茶コーナーとなっている
天保年間に開窯、現当主で5代目となる窯元。苔むした庭石のように見える、「焼〆苔肌」と呼ぶ土味が個性的。青みを合わせた斬新な作品もある。
伊賀の焼締で仕上げた藍青(8500円)
美しい藍青色に仕上がった独自の藍青色(5500円)
伊賀伝統のビードロ(6000円)
畳の和室でゆっくり鑑賞できる展示室
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。