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奥津温泉の日帰り温泉と立ち寄りスポットナビ

エディターズ

更新日: 2023年12月27日

奥津温泉の日帰り温泉と立ち寄りスポットナビ

江戸時代には津山藩の藩湯、今は美人の湯として女性に人気の名湯として知られる奥津温泉。
景勝奥津渓にほど近い、緑に包まれた温泉は、津山藩主の湯治場でした。
文人墨客に愛され作品の舞台になり、代表は映画化された藤原審爾の小説『秋津温泉』。
女性に人気の温泉地で日帰り温泉や立ち寄りスポットを楽しみましょう。

奥津温泉

清流の里に湧く美人の湯として女性に人気の名湯
中国山地に抱かれ、緑に囲まれたこぢんまりとした温泉郷。棟方志功など、閑静ないで湯に魅せられた文人墨客も多い。かつて大手化粧品メーカーが奥津の温泉をもとに化粧品を作ったほどで、「美人の湯」として定評がある。
泉質
アルカリ性単純温泉【泉温】 37~43.5℃ 【色・味・におい】 無色透明、無味、無臭
効能
神経痛、冷え症、リウマチ、皮膚病、婦人病、胃腸病など

奥津温泉への行き方

JR津山駅奥津温泉バス停
中鉄北部バス 所要約1時間/1010円
院庄IC奥津温泉
国道179号 21km/30分
JR岡山駅からJR津山駅までは快速で1時間9分。奥津温泉までのバス便は本数が限られているので、事前に確認しておこう。周辺の観光スポットへの移動はレンタカーなどの車を利用しよう。

奥津温泉では昔ながらの「足踏み洗濯」が見られる

奥津温泉に伝わる独特の風習、足踏み洗濯。その昔、クマやオオカミに襲われないように、あたりを見張りながら洗濯していたのが始まりという。赤いタスキをかけた着物姿の女性たちが奥津温泉小唄に合わせて、河原に湧く温泉で洗濯物を洗う。天候によって開催されないこともあるので、事前に確認してからでかけよう。

奥津温泉では昔ながらの「足踏み洗濯」が見られる

奥津温泉

住所
岡山県苫田郡鏡野町奥津ほか
交通
JR津山線津山駅から中鉄バス奥津温泉・石越行きで1時間、奥津温泉下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
情報なし
休業日
情報なし
料金
情報なし

【奥津温泉】名泉鍵湯 奥津荘

【奥津温泉】名泉鍵湯 奥津荘
足元から温泉が自噴している「鍵湯」

里山の風情を感じる老舗旅館
昭和2(1927)年創業の宿。湯船の底から温泉が自墳する「鍵湯」と「立湯」は、男女入れ替え制で利用できる。棟方志功が好んだ宿として知られ、館内には作品が多数飾られている。
【宿泊ナビ】
イン15:00、アウト10:00 1泊2食付2万5300円~
【日帰り入浴】
入浴料 1000円※ボディソープ、シャンプー、ドライヤーは入浴料に含む
10:45〜14:30(要問い合わせ)
不定休

【奥津温泉】名泉鍵湯 奥津荘

源泉掛け流しの露天風呂付客室「清閒亭」

名泉鍵湯 奥津荘

住所
岡山県苫田郡鏡野町奥津48
交通
JR津山線津山駅から中鉄バス奥津温泉・石越行きで1時間、奥津温泉下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
イン15:00、アウト10:00
休業日
不定休
料金
1泊2食付=25300~39600円/外来入浴(10:45~14:30)=1000円/外来入浴食事付(17:00~21:00、食事処利用、要予約)=10120円~/(入湯税別150円)

【奥津温泉】米屋倶楽部 奥津温泉リゾート

旬の創作料理で温かいもてなし
四季の山々と奥津温泉街が見渡せる高台に建つ温泉宿。地元で採れる旬の野菜を使った会席が好評。山々を望む露天風呂は大理石を使ったモダンな造り。

【奥津温泉】米屋倶楽部 奥津温泉リゾート

四季折々の自然が楽しめる

【奥津温泉】米屋倶楽部 奥津温泉リゾート

貸し切り客優先の露天風呂

奥津温泉ホテル 米屋倶楽部 奥津

住所
岡山県苫田郡鏡野町奥津196-5
交通
JR津山線津山駅から中鉄バス奥津温泉・石越行きで1時間、奥津温泉下車、徒歩5分

【奥津温泉】温泉街の立ち寄りスポット

川沿いの散策を楽しんだら、地元グルメとおみやげが並ぶ道の駅にも立ち寄ろう。

花美人の里

「美人の湯」を堪能できる温泉施設 日帰り温泉
大浴場、露天風呂、家族風呂、気泡湯、ジェットバス、ぬるま湯などがそろう「花温泉」が自慢。駐車場にある温泉スタンドでは奥津温泉の湯を購入できる。20ℓ、100円。

花美人の里

回廊が個性的な、凝った造りの外観

花美人の里

露天風呂(シルク風呂)

奥津温泉 花美人の里

住所
岡山県苫田郡鏡野町奥津川西261
交通
JR津山線津山駅から中鉄バス奥津温泉・石越行きで56分、奥津局前下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
10:00~18:00(閉館19:00)、土・日曜、祝日は~19:00(閉館20:00)
休業日
木曜、祝日の場合は前日の水曜休(点検期間休、GW・盆時期・年末年始は営業)
料金
入浴料=大人800円、小人(3歳~小学生)400円/貸切風呂(入浴料別)=1500円(1時間)/温泉水販売(20リットル)=100円/

【奥津温泉】道の駅 奥津温泉

季節の野菜や工芸品がそろう 買う
奥津温泉街が一望できる高台に建つ道の駅。季節の産直野菜や餅、あまご、木工品やみやげ物がそろう特産品売場や、地元の田舎料理が楽しめるランチバイキングのレストランがある。

【奥津温泉】道の駅 奥津温泉

ランチバイキング1350円

道の駅 奥津温泉

住所
岡山県苫田郡鏡野町奥津463
交通
中国自動車道院庄ICから国道179号を倉吉方面へ車で21km
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00、レストランは11:00~14:30(閉店15:00)
休業日
不定休、レストランは8・11月を除く第3火曜(年末年始休)
料金
ランチバイキング=1500円/餅=500円/葉わさびしょうゆ漬=440円/

奥津温泉からひと足延ばして

奥津温泉の近くには、四季の自然が美しい奥津渓をはじめ、奥津湖関連の立ち寄りスポットが点在する。

奥津渓

移り変わる自然美を愛でる 奥津温泉から約1km
渓流沿いにある約800mの遊歩道を歩けば、川床の石が水流に削られてできた甌穴をはじめ、奥津渓八景と呼ばれる見どころが続く。

奥津渓

新緑や紅葉の頃はひときわ美しい

奥津渓

住所
岡山県苫田郡鏡野町奥津川西
交通
JR津山線津山駅から中鉄バス奥津温泉・石越行きで53分、小畑下車、徒歩10分
営業期間
通年
営業時間
情報なし
休業日
情報なし
料金
情報なし

みずの郷 奥津湖

苫田ダム周辺の観光施設 奥津温泉から約10km
奥津湖周辺地域の総合案内所。高台に位置し、四季折々の美しい景色を一望できる。姫とうがらしなど名産品を販売するショップや食事処もある。

みずの郷 奥津湖

奥津湖を一望する絶好のロケーション

みずの郷 奥津湖

地元の特産品がずらりと並ぶ

みずの郷 奥津湖

住所
岡山県苫田郡鏡野町河内60-8
交通
中国自動車道院庄ICから国道179号を鏡野方面へ車で11km
営業期間
通年
営業時間
9:00~18:00(閉館)、12~翌3月は~17:00(閉館)
休業日
水曜(12月30日~翌1月2日休)
料金
マイ七味作り体験=300円/辛美人とうがらしドレッシング=420円/辛みそラーメン=700円/てっちりこラーメン=780円/奥津湖カヌー体験教室(5~10月末、要予約)=3000円(1人乗り)、4000円(2人乗り)/

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】エディターズ

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    岡山と沖縄にオフィスを構える、キャリア約30年の編集プロダクションです。旅行情報やタウン情報を中心に約1万件を超える取材や執筆の実績があります。旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」や「ことりっぷ」で岡山・四国・沖縄エリアの編集を担当しています。
    旅好きな全スタッフがさまざまなアンテナを張りめぐらして情報を収集・編集し、「思わず旅に出たくなる」記事をお届けしていきます。