岡山の絶品ご馳走!瀬戸内の海の幸、山の幸が勢ぞろい!
温暖な瀬戸内気候にはぐくまれた岡山は、新鮮なさわらや下津井のたこ、希少な千屋牛など滋味豊かな食材の宝庫。岡山自慢のごっつぉ(ごちそう)を心ゆくまで堪能しよう。...
岡山後楽園を散策したあとは、月見橋を渡って岡山城へ。城内では築城当時の姿が残る石垣や月見櫓も見ておきたい。
宇喜多秀家が築城
時の天下人、豊臣秀吉の五大老のひとりであった宇喜多秀家が慶長2(1597)年に築城。
別名は烏城
三層六階の天守閣の外壁下見板には黒漆が塗られて、太陽にあたると烏の濡れ羽色に見えることから「烏城」と呼ばれている。
再建した天守閣
かつては35の櫓と、21の城門を誇る城だったが、明治時代には国の所有になり、また太平洋戦争下の空襲による戦災でその多くを失った。現在の天守閣は鉄筋コンクリート造りで、外観を旧状通りに再現したもの。石垣からの高さは20.45m。
創建当時を想定した金のシャチホコ
岡山後楽園の全景や市街地を一望
幻想的な夜が過ごせる夏期イベントの烏城桃源郷
旭川越しに見る北側からの天守閣
岡山城本丸に残る唯一の櫓
3階建ての建物は城外からは2階建てに見え、出窓には敵を討つための工夫がされている。城側の窓は大きく開き、城主が月見を楽しんだといわれている。
重文
優美な姿の櫓
構築技法の発達が見られる
建築当時の「野面積」から、江戸初期の「打込ハギ」、「切込ハギ」という異なる手法を見ることができる。2万8000個に及ぶ石は、瀬戸内海の犬島から運ばれた。
表書院の石垣では3種類の石垣が見られる
月見櫓の野面積
江戸初頭建築
本丸の外周をめぐる二の丸内郭にあたる西丸。明治時代に城郭や、櫓の多くが取り壊され、現在では西丸西手櫓と一部の土塀だけが残っている。
重文
天守閣が建つ烏城公園からは離れた場所に建つ
岡山城二の丸対面所跡に建つ
岡山藩主池田家伝来の調度品や書跡、絵画などの大名道具類と、林原一郎の刀剣、陶磁器などのコレクションを収蔵展示。
正門は江戸時代から残る長屋門
手動ロクロを使い、皿や箸置き、小鉢などを作る。制作は約1時間で、焼き上がった作品は後日発送してくれる(送料別途)。
6種類の中から好みの品を制作
旅の記念に挑戦してみよう
白桃のピューレのジュレの上に、県産の桃やぶどう、いちごといった旬のフルーツがのる。1日限定50食。甘味や食事メニューもそろう。
9:30〜16:30
城内の食事・甘味処
白桃、シャインマスカットなどのお城パフェ1058円(内容は季節により異なる)
城主の間で豪華絢爛な衣装の着付け体験ができる。各回5名まで、所要約10分。
10:00〜15:00(5回開催、予約不可)
体験無料
記念撮影ができる大名かご
川越しに城を望みながらくつろぐ
100年前の渡瀬船の材料を使った風情ある造りのカフェ&レストラン。全席から岡山城と旭川を眺めることができる。レンタルボート場を併設。
ここがベストシート
木漏れ日の中でひと休みできるテラス席
スワンボートで旭川を遊覧20分1800円
岡山城をイメージした烏城カレー750円
揚げたてきびだんご(きなこ、抹茶)1本190円
贅沢な景色を見ながら食事を
岡山後楽園南門近くに建つ食事処。県産のかも川手延べうどんや、白桃ピオーネカレー、旬の野菜を使ったメニューがそろう。
ここがベストシート
旭川に面した座敷席から岡山城を望む
地物旬物天ぷらうどん1000円
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。