鹿児島2泊3日旅行で大満足!おすすめプランはコレ!
鹿児島タウン、霧島、指宿など訪ねてみたい観光地が点在する鹿児島県。自然、食べ物、温泉など旅心を刺激する魅力が満載だ。限りある時間のなか、めいっぱい鹿児島のよさを知りたい、そんな思いをかなえる2泊3日の...
ホンモノそっくりのかいもんカレーを食す
JR西大山駅前にある産直観光物産店で、店内にあるかいもん食堂の「かいもんカレー」が評判だ。開聞岳に見立てたライスをカレーの海で取り囲んだもので一皿500円。特産のマンゴーを隠し味にしたやさしい味わい。マンゴージェラートやマンゴープリンなどのマンゴー商品や漬け物も人気。
館内のカウンターでは、電動レンタサイクルの受け付けもしている
開聞岳の緑
開聞岳を模した頂上の緑は、青のり
和風だしが効いた「かいもんカレー」は午前10時から午後2時まで。トッピングの野菜は、季節により異なる。隠し味にマンゴー
漬物メーカーの中園久太郎商店が母体のため、漬け物の品ぞろえが豊富。試食を楽しみながら、好みの味を選びたい
北緯31度11分のJR最南端駅 もう一つのVIEW
JR指宿駅から3駅南にある西大山駅は、日本最南端のJRの駅。開聞岳を望むビュースポットとしても知られる。改札口近くに幸せを呼ぶといわれる黄色いポストが立つ。
鉄道ファンを中心に、全国各地から観光客が訪れる
JR西大山駅のイラストが描かれたポストカードを使って、旅先から大切な人に手紙を出そう。ポストカードは、かいもん市場 久太郎で販売している
イッシー伝説で有名神秘の湖
大昔の火山活動の陥没によってできた周囲約15km、最大水深233mのカルデラ湖で、九州最大。湖水は藍色に澄み、12月下旬からは菜の花、4月上旬からはハナビシソウやビオラなどが湖畔を彩る。池田湖にすむといわれる謎の怪獣イッシーの伝説が語り継がれている。
一年を通して、さまざまな花が咲く
イッシーのオブジェで記念撮影しよう
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2018年1月オープン
指宿は西郷隆盛ゆかりの地の一つ。NHK大河ドラマ『西郷どん』の放送にあわせてオープンする「いぶすき西郷どん館」では、大河ドラマのストーリーや西郷隆盛と指宿との関わりなどを紹介。西郷隆盛が鰻温泉滞在の御礼として贈った襦袢レプリカの試着体験コーナーなどがある。2019年1月14日まで。
時遊館COCCOはしむれ内にオープン
1080円のチケットが2枚で1セット(2160円)。このチケットを使えば、温泉もグルメもエステもみやげも、通常よりおトクな料金で利用できる。ちなみに、山川砂むし温泉 砂湯里とヘルシーランド露天風呂「たまて箱温泉」の共通券は、チケット1枚1080円で50円おトクなうえ、温泉卵付き。
問い合わせ/指宿市観光協会0993-22-3252
JR指宿駅から車で20分の鰻温泉は、昔ながらの風情が残る小さな温泉地。温泉好きの西郷隆盛が明治7(1874)年に1か月ほど滞在したとされる。温泉の蒸気を利用した天然の竃「スメ」で蒸した温泉卵が名物。
鰻池の近くに湧く。湯は単純硫黄泉
池田湖の南西部、開聞地区の名物は「そうめん流し」。一日10万トンの清水が湧き出す唐船峡があり、この湧水を活用しようと、昭和37(1962)年に竹製のそうめん流しがスタートした。その後、当時町の助役をしていた井上廣則氏が回転式のそうめん流し器を発明。井上氏は町おこしの手立てにしてほしいと、昭和42(1967)年にその特許を町に譲渡したことで、町ぐるみでそうめん流しを全国に広めていくことができた。現在、唐船峡公園には、全国から年間約30万人の人が訪れている。
\ココで食べよう/
唐船峡公園では、現在3軒のそうめん流しの店が営業している。そのなかの一つが、市営の「唐船峡そうめん流し」。そうめん流し器に流れるのは、平成の名水百選に認定された水温13℃の湧水。冬は暖房が入った部屋でそうめん流しが楽しめる。
水は回転しながら新しい水と入れ替わるため、食べ終わるまで澄んだまま。写真は、マスの塩焼き、鯉のあらい、鯉こく、おにぎりが付いたA定食(1650円)
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