宮崎【油津商店街】注目!日南でもっともアツい!
6つの飲食店を飫肥杉のカウンターがつらぬく「あぶらつ食堂」、コンテナのショップが建ち並ぶ「ABURATSU GARDEN」、かつての喫茶店をリノベーションしたカフェ「ABURATSU COFFEE」な...
世界有数の照葉樹林地帯で、緑に囲まれた綾。豊かな自然とそこに住む人々のあたたかさにひかれ、創作拠点をこの地におくアーティスト、クラフトマンが多い。点在する工房をめぐってお気に入りの雑貨を探そう。
綾町をめぐるときに便利なのが自転車。綾ふれあい館では3種類の自転車を貸し出していて、2時間200円から、以後30分50円。綾手づくりほんものセンターの敷地内にある観光案内所では、電動機付き自転車を2時間300円、2時間以降は30分50円で借りることができる。
自転車でめぐればラクラク♪
綾ふれあい館には電動機付き自転車やタンデム自転車もある
ぬくもりあふれる匠の作品を展示
綾町の特産品が並ぶショップ、休憩できるサロンスペース、店や展示を行うレンタルスペースを併設。ショップでは木工製品や焼 物など地元作家の作品、ジュース、ドレッシングなどが買える。
宮崎産の木材を使った2階建ての建物。中に入ると木の香りが漂う
綾ふれあい館から出発
「銀色少年とアカイふらすこ」の子供茶碗(2160円)。軽くて持ちやすい
「銀色少年とアカイふらすこ」の器。ポップでかわいらしいデザイン
焼物は5、6軒の窯元の作品を置く
個性的なハンドメイド雑貨が集まる
創業昭和57(1982)年の元町窯の敷地内にある。綾町をはじめ県内外の作家約40人が手作りした手芸雑貨やアクセサリー、服、元町窯の器を置く。隣接の「元町ベーカリー」の自店製パンも販売。
商品はいずれも手ごろで、クリスティーナさんがよいと思ったものを置く
普段使いにぴったりの食器や花器のほか、遊び心が感じられる陶人形などがある
雑貨やアクセサリーが並び、にぎやかな雰囲気
一生つき合いたい木の器
飯椀、重箱、トレーなど、木製の器が並ぶ。木目や色、艶、さわりごこちなど、どれも木の特製を生かしたシンプルな仕上げで、何度も修理を重ねて大切に使うファンが多い。
代表の児玉喜輝さんがデザイン、製作した作品が並ぶ児玉工芸
右上から時計まわりにイチイガシの深汁椀4860円、センダンの角皿3240円、エンジュのぐい呑み1620円、カゴノキの小鉢1296円
大きいサイズはビアジョッキに、小さいサイズはコーヒーカップにぴったり。大5610円、小4530円
シンプルで美しい独創的な器
綾町の中心部から少し離れた山間に工房を構える。有田焼の基本を学んだのち、唐津焼の中里隆氏のもとで修業を積んだ興梠智一さんの作風は、その双方の特色と魅力をもつ。
自宅の横にある小さな工房で、新しい作品が生まれる
器(参考商品)
白薩摩の土を使い、蹴ろくろでつくるオリジナル
藍を重ねて真心を織り込む
蚕の飼育から糸引き、染色、織のすべての工程を一貫して行う。主宰の秋山眞和さんは、綾に二人いる「現代の名工」のうちの一人。購入した藍染商品は、有料で染め直しも受け付けている。染色体験はハンカチで1620円。
藍で染色したあとは綾町の湧水で洗い、色を定着させる
体が喜ぶスローな料理
菜食主義の店で、オリジナルの精進料理が味わえる。肉の食感、風味を再現した多彩な料理は食べごたえがあり、栄養満点。ごはんは、長岡式酵素玄米ごはんか、季節の野菜を使った土鍋ごはんから選ぶ。
無農薬栽培の野菜を料理した「照る葉膳」は2100円。デザート3品を含む全11品
田園の中に建つガーデンカフェ
田園風景の中で、緑の芝生に洗練された白い建物が目を引く。意外な場所にありながら、自家製の米を使った米粉パンの評判は高く、町内外から訪れる客が絶たない。
テラス席があり、のどかな風景を眺めながら食事できる
米粉パン各種110円~
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