千葉旅行のモデルプラン 日帰りでも泊まりでも楽しめる
テーマ別におすすめのプランを3つ提案します。...
緑と清流を眺めながら、ここちよくハイキング。名瀑をめぐるコース、文化遺産&自然奇観をめぐるコースなどがあるので、好みのものを選んで歩いてみよう。
渓流沿いに続く散歩道
養老川沿いに整備された遊歩道が続き、緑のなかにいくつもの滝が現れる。夏は清涼感が漂い、秋には渓谷が鮮やかに紅葉する。入口から急勾配を下るとすぐに名瀑・粟又の滝に出る。穏やかに水の流れる爽快な風景を間近で楽しもう。万代の滝、昇龍の滝、小沢又の滝と滝めぐりをしたら水月寺へ。県道の途中には粟又の滝を見下ろす展望台もある。散策の最後に滝見苑の温泉で疲れを癒したい。
バス
小湊鐵道 養老渓谷駅→小湊鐵道バス・粟又行き(約15分 390円)→粟又ノ滝バス停
車 圏央道市原鶴舞ICから国道297号、県道168・81号を経由し約30分
毎年11月23日に開催。あたり一面が見事に紅葉する。紅葉の名所は粟又の滝など。見ごろは11月下旬〜12月上旬。
【Start! 】小湊鐵道バス 粟又ノ滝バス停
↓ 徒歩すぐ
1.遊歩道入口
↓ 徒歩8分
2.粟又の滝
↓ 徒歩20分
3.万代の滝
↓ 徒歩20分
4.昇龍の滝
↓ 徒歩20分
5.小沢又の滝
↓ 徒歩20分
6.水月寺
↓ 徒歩40分
滝見苑 けんこう村 ごりやくの湯
↓ 徒歩3分
【Goal!】小湊鐵道バス 粟又バス停
県道178号沿いにある遊歩道入口。ここから急な下り坂になるので要注意。下るとじきに粟又の滝に出る。
滝見苑向かい粟又ノ滝バス停から出発!
末広がりの流れが美しい房総屈指の名瀑
落差30m、全長100mの房総きっての名瀑。巨大な岩盤の上を滑るように水が流れる。別名「養老の滝」。
新緑も美しいが紅葉の名所としても知られ、シーズンには鮮やかな赤に染まる
しぶきを上げて流れ落ちる水洞窟のような滝つぼ
ゴツゴツとした岩盤の上を幾筋にも分かれて流れ落ちる滝の風情を間近で眺められる。落差は10mほど。
滝のそばまで近づいて眺めることができ、迫力満点
細く長くのびる滝
滝が流れ落ちる様子が、龍が天に昇る姿のように見えることからその名がついた。
遊歩道の対岸に細く長くのびる姿が見られる
秘境のように深い渓谷に現れる
幻の滝とも呼ばれるダイナミックな滝。近くの茶店から滝つぼまで階段で下りることができる(有料)。
階段を下っていくと4本の滝が目の前に
5月には天然記念物のヒカゲツツジが咲き誇る
至徳元(1384)年に創建された禅宗寺院。3月下旬〜4月下旬に咲くツツジ、4〜5月頃のクマガイソウの花が有名。
本尊の如意輪観世音菩薩坐像は、大多喜町の指定文化財になっている
日帰り湯で汗を流す
野趣あふれる露天風呂と大きな窓の内湯がある。
深い緑に映える朱塗りの橋や由緒ある寺院、かつてのトンネルなど、自然のなかに歴史を感じさせるスポットが点在する。
【ハイキングコース】
Start! 小湊鐵道バス 養老館前バス停
↓ 徒歩5分
1.観音橋
↓ 徒歩7分
2.出世観音
↓ 徒歩30分
3.弘文洞跡
↓ 徒歩45分
大新
↓ 徒歩5分
Goal! 小湊鐵道 養老渓谷駅
養老渓谷駅足湯
2つの太鼓橋が連なる。鮮やかな朱色が周囲の緑に映えて美しい。
朱塗りの橋は養老渓谷のシンボル
源頼朝が戦勝祈願して大勝したといわれる開運招福の観音様。
立身出世を願う人などが訪れる
約160年前に農地開墾のために造られた洞門跡。のちに上部が崩落。
もともとは洞門だったが、昭和54(1979)年に上部が崩壊して現在の景観になった
駅で気軽に立ち寄れる
郷土料理を味わう
川魚料理と、春季は山菜が楽しめる。鯉こく定食900円(写真)など養老渓谷ならではの料理を堪能したい。
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