国宝第1号の美しい仏像を安置する
推古天皇の時代、603（推古11）年に、豪族の秦氏が聖徳太子の命を受けて建立。本尊は聖徳太子像で、太子建立七大寺のひとつといわれる。

江戸時代の雰囲気を満喫できる
映画やテレビの時代劇の撮影風景やアトラクションが魅力的。江戸時代のオープンセットがおもな見どころ。

金運招来と桜の隠れた名所
平安期の儒学者、清原頼業を祀る。車折の名は後嵯峨天皇の牛車の軸が折れ、社の前で動かなくなったことに由来。

京都で最も古い歴史をもつ社のひとつ
701（大宝元）年に秦氏が創建した長い歴史を刻む神社。「亀井の水」は、醸造時に加えると酒が腐らないという延命長寿の名水として知られ、酒造業者の信仰が篤い。

苔に覆われた世界遺産の庭園
庭園（特別名勝）は京都屈指の名庭。一面が苔で覆われたその様子から「苔寺」の名で親しまれている。参拝は申し込み制。
往復はがきに拝観希望日・人数・代表者氏名・住所・電話を明記し、「西芳寺参観係」へ申し込む。

職人の技が光る手作り和菓子　買う
手作りの和菓子はどれも餡とのバランスが絶妙で、「奥嵯峨」はおみやげに最適。1日個数限定の12種ある京おはぎも人気。

丹念にすったとろろを味わいたい　食べる
西芳寺の池に映る月をイメージした「苔の月」が名物。丹波産の山芋と手打ちそばのからみが絶妙だ。

研ぎ澄まされた美意識に世界が驚く日本庭園
江戸初期、八条宮家の智仁親王が、簡素な建物を営んだことに始まる離宮。広大な庭園には、古書院、中書院、新御殿、茶屋などが点在。複雑な池の形にもすぐれた造形美が感じられ、日本屈指の名園として名高い。