沖縄ってどんなところ?行く前に知っておきたい沖縄観光のポイントと基本情報
透きとおった青い海が島を取り囲む南国パラダイス・沖縄。多彩な楽しみ方ができる国内屈指の人気観光地です。 マリンアクティビティやリゾート体験を楽しむもよし、おしゃれカフェやショッピングスポットなどSN...
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琉球王国時代の神話や伝説が多く残る南部。なかでも斎場御嶽は格式の高い聖地で、神秘的な空気を体感できるマストスポットだ。
今なおあがめられる沖縄本島随一の聖地
数百とも数千ともいわれる沖縄の御嶽(うたき)のなかで最も格式が高く、琉球王国の祭祀の場だった斎場御嶽。琉球創世の神、アマミキヨが国始めにつくったといわれる。亜熱帯の植物が生い茂るなか、忽然と現れる巨石は圧巻で、場内はおごそかな空気が漂う。
所要時間 通常50分 さくっと30分
主要拝所6か所を歩いてめぐるだけならあっという間だが、場内に入る前に「緑の館・セーファ」でマナーアップビデオを見てから、約50分かけて見学することがおすすめ。
聖地でのマナー
●騒がず静かに
大声での会話は慎み、ほかの人の祈りをじゃましないように
●石や植物を持ち去らない
御嶽や拝所にあるものは、たとえ石ひとつでも持ち帰ってはいけない
御門口(うじょうぐち)
御嶽の入口なので一礼を
かつて豊穣を祈願した場所。戦前まで吉兆を占う馬の形をした石があったといわれている。
巨岩の前に平石を敷きつめたところ。代々、聞得大君の就任儀式はここを中心に御嶽内で行なわれた。
御嶽の最も奥にある拝所。2枚の巨石が寄り添うようにしてできた、三角形の空間の突きあたり。
三庫理の一角の岩壁で、ここに神が降臨するといわれている。 15の香炉の数は歴代聞得大君と同じ。
2本の鍾乳石からしたたり落ちる聖なる水。下に水を受け止める壺が置かれている。
斎場御嶽の見学についてのマナーを映像で確認してから御嶽へ。館内にトイレや休憩所がある。
毎週土・日曜に開催されるガイドウォークを利用すると、より理解が深まると好評。入場券のほかに、ガイド用のチケットを南城市地域物産館で購入する。
集合時間 要電話確認
所要 約50分
集合場所 緑の館・セーファ前
料金 1人300円
希望日時に合わせたガイドも可能。10人まで2000円、予約制
斎場御嶽入場券売場を併設している物産館。南部のおみやげがそろうほか、海を望むカフェを備える。
物産館入口にある斎場御嶽入場券売場
斎場御嶽から出土した金の勾玉(写真はレプリカ)も展示
斎場御嶽ブレンドエッセンシャルオイル 1080円
神聖・静寂・浄化をテーマに、セージ、レモンなどをブレンドしたアロマエッセンス
みるくたると(8個入り) 1080円
EM玉城牧場の牛乳を使った白餡を練り込んでいる
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