

更新日: 2026年2月16日 [PR]
奥能登国際芸術祭 今見に行ける常設作品と珠洲の美味しいものめぐり
手つかずの豊かな自然と日本の原風景が息づく奥能登・珠洲。
2024年に発生した能登半島地震の爪痕がまだ見られますが、復興への歩みは少しずつ進んでいます。
珠洲市全域を会場とする地域のアートプロジェクト「奥能登国際芸術祭」。
会期外でも鑑賞できる屋外展示作品が市内に点在しています。
珠洲の地に息づくアートをたどる旅に出かけてみませんか。
※掲載の情報は取材時のものです。お出かけの際は最新の情報をご確認ください。
珠洲市ってこんなところ
珠洲市は能登半島の先端に位置し、今もなお美しい里山里海の原風景が保たれています。独自の製法で作られる「天然塩」や新鮮な海の幸、「能登のキリコ祭り」に代表される伝統行事など、豊かな食と独特の文化や習慣が息づいているのも魅力です。
珠洲市への行き方
【車】
JR金沢駅
↓
のと里山海道(約1時間30分)
↓
のと里山空港IC出口
↓
珠洲方面(約50分)
↓
珠洲市
【飛行機】
羽田空港(約1時間)
↓
のと里山空港
↓
レンタカー(約40分)
↓
珠洲市
奥能登国際芸術祭とは
珠洲市全域を舞台に、3年に1度開催している地域芸術祭。能登半島の「岬めぐり」をテーマに、国内外のユニークなアーティストたちが地域の潜在力を活かし、珠洲市の至る所で作品を展開しています。2017年からスタートし、2021年(コロナのため1年延期)、2023年とこれまで3回開催してきました。2024年の能登半島地震により、2026年開催は見送ることになっていますが、それ以降の開催を目指し、アートを通した地域づくりと復興を前向きに続けています。
各作品の場所は珠洲デジタル観光マップを活用してチェックしましょう。
奥能登国際芸術祭の常設作品を紹介!
奥能登国際芸術祭が生んだ、珠洲の新しい「原風景」。イベントの期間が終わっても、作品たちはこの場所で呼吸を続けています。潮風にさらされ、四季に彩られながら、土地の一部となった常設作品の世界へご案内します。
風と波(かぜとなみ)アーティスト:奥村 浩之
トルコの石灰岩(ライムストーン)を用いて、「割戻し」という技法で表現された彫刻作品。うねる波のような造形は、時に優しく時に 荒々しい珠洲の波や風を思わせます。
住所:珠洲市馬緤町20-83
アクセス:のと里山空港から車で1時間
駐車場:無料
家のささやき アーティスト:ラグジュアリー・ロジコ
家を「記憶を集めるエネルギーの象徴」と考え、この地を離れた人々が再び戻ってくるようにという願いを込めて制作された作品。瓦を通して素材と地域問題の関連性も問いかけています。
住所:珠洲市蛸島町鉢ヶ崎
アクセス:のと里山空港から車で1時間
駐車場:鉢ヶ崎海水浴場駐車場を利用
Something Else is Possible/なにか他にできる アーティスト:トビアス・レーベルガー
廃駅となった能登線蛸島駅を「旧鉄道の終着点を地域の再生と未来を望むような場所に」との思いで構想した作品です。
住所:珠洲市正院町川尻15-93-1
アクセス:のと里山空港から車で50分
駐車場:なし(蛸島漁港に駐車可能)
なぜここにいるのだろう アーティスト:N.S.ハーシャ
珠洲の海岸にたどり着く漂着物と、インドの動物園で起きたキリンの交換プログラムの出来事を重ね制作されました。故郷や地域性の乏しい現代への問いも込められています。
住所:珠洲市上戸町南方フ31-1 柳田児童公園内
アクセス:のと里山空港から車で50分
駐車場:無料
TENGAI アーティスト:アレクサンドル・ポノマリョフ
ランドスケープアートとして、海を見下ろす緑の丘に立っています。風が吹くことで帆網の一部が振動し、酒タンクが共鳴器となって風の音が鳴る「ハープ」のような機能も。
住所:珠洲市折戸町ニ-75(木ノ浦野営場内)
アクセス:のと里山空港から車で1時間20分
駐車場:あり
Infinity 41.42.43 アーティスト:リチャード・ディーコン
能登半島の先端に位置する珠洲の特異性に関心を抱いた作家。45度の角度で空からの光を集め、反射する送受信機のような彫刻作品《Infinity》を海岸に3点設置しました。
住所:珠洲市折戸町ハ−90
アクセス:のと里山空港から車で1時間20分
駐車場:あり
漂移する風景 アーティスト:リュウ・ジャンファ
中国の陶磁器の名産地である景徳鎮の磁器と、中世の日本を代表する焼き物であった珠洲焼を織り交ぜ、大陸と珠洲の海を越えた文化交流のあり方を問う作品です。
住所:珠洲市蛸島町1-2-563(珠洲焼資料館)
アクセス:のと里山空港から車で1時間
駐車場:あり
植木鉢 アーティスト:大岩オスカール
のと鉄道能登線の旧正院駅の線路脇に埋められた巨大な植木鉢。不要となった焼酎貯蔵用の巨大なタンクをリサイクルし、作家がペイントを施しました。珠洲の新たな庭を作り出しています。
住所:珠洲市正院町正院1-39
アクセス:のと里山空港から車で約50分
駐車場:あり
うつしみ アーティスト:ラックス・メディア・コレクティブ
旧上戸駅の駅舎シルエットをなぞった構造物が、屋根の上に角度を変えて重ねられています。夜になると構造物に塗られた蛍光塗料がブラックライトに照らされて、青白く光ります。
住所:珠洲市上戸町寺社ほ62-3
アクセス:のと里山空港から車で50分
駐車場:あり
珠洲でおすすめのグルメスポット
アート巡りの合間に立ち寄りたい。珠洲の「美味しい」が詰まった名店たち
珠洲の魅力は、美しい景色やアートだけではありません。
豊かな里山里海に恵まれたこの地には、旅人の心とお腹を満たしてくれる素敵な飲食店が点在しています。 地元の食材をふんだんに使った滋味あふれる料理から、波音を感じながら味わう一杯のコーヒーまで。
今回は、道の駅内にある便利な食堂や、映画のモデルにもなった有名なカフェなど、珠洲を訪れたなら絶対に外せない3つのスポットをピックアップしました。
すずなり食堂・すずキッチン
能登半島地震後、「道の駅すずなり」に隣接し、市内の料理人が集まって営業している仮設食堂。「すずなり食堂」では、新鮮な珠洲の食材を使った丼物から、洋食や定食まで豊富なメニューを味わえます。併設している「すずキッチン」で購入したお弁当も食べることが可能です。

カラフルな壁デコレーション。テープを編んでつなげて制作したもので、アーティストのひびのこづえさん監修
取材に伺ったこの日も、ランチ時間帯には地元のお客さんや観光客、団体客で客席はいっぱいに。多くの人に愛され応援されている、活気にあふれる食堂です。

彩り美しい、福幸丼(ふっこうどん)2750円

珠洲で獲れるプリプリの真だこを使ったタコカツ丼 1430円
時間:【すずなり食堂】昼11:00〜LO14:00、夜17:30〜LO料理20:00、ドリンク20:30(夜営業は木・金・土曜のみ) 【すずキッチン】5:00〜15:00(売り切れ次第終了)
休み:【すずなり食堂】不定休 【すずキッチン】日曜
住所:珠洲市野々江町シ部15
アクセス:のと里山空港から車で1時間
駐車場:無料
二三味珈琲café(にざみコーヒーカフェ)
コーヒー通に人気の二三味珈琲の焙煎豆で淹れた一杯を味わえる直営カフェ。店主の二三味葉子さんが、かつて舟小屋でコーヒー豆を焼いていたことから始まったお店で、珠洲市の中心市街地にあり立ち寄りやすいため観光客にも人気です。

ガラス張りで明るく落ち着いた雰囲気の店内。コーヒーのいい香りに包まれています
全国から注文が入るほどの焙煎技術で、深煎りから浅煎りまで、豆の個性を最大限に引き出した一杯が愉しめます。「二三味ブレンド」や「さいはてブレンド」などのブレンド豆からシングルオリジン(コーヒー豆を単一の農園や生産地からのみ仕入れ、混ぜ合わせずに提供するコーヒー)まで、種類豊富な豆が揃っています。

本日のおすすめコーヒー(400円)とバナナパンピ(420円)
時間:金・土・日曜10:00〜16:00(豆販売とカフェ営業)、水・木曜10:00〜15:00(豆販売とテイクアウトのみ)
休み:月・火曜
住所:珠洲市飯田町7-30-1
アクセス:のと里山空港から車で1時間
駐車場:無料
潮騒レストラン
「奥能登国際芸術祭」の作品のひとつでもあるレストランカフェ。珠洲の新鮮な海の幸、山の幸をふんだんに使った料理が食べられます。

最高の眺望とここでしか味わえない能登の味覚を満喫

店長の加藤さん。能登半島地震の際には被災した地域住民の食事のサポートもしていました

「海と森のランチプレート(コーヒー・デザート付き)」(2200円)
ヒノキを圧縮した木材で構成された三角形の集合体で造る「トラス構造」が特徴の建築物は有名建築家・坂茂氏が手がけました。どの席に座っても外浦の海を一望することができます。
時間:11:00〜15:00
休み:火・水・木曜(祝日は営業)、12~2月は冬季休業
住所:珠洲市大谷町2-47
アクセス:のと里山空港から車で1時間5分
駐車場:無料
珠洲観光のマストスポットもチェックしよう
珠洲の「いま」と「歴史」を体感。絶対に立ち寄りたい、定番&新名所
珠洲の旅を完璧にするなら、この土地のシンボルや活気あふれる拠点も巡ってみませんか? 古くから「軍艦島」の名で親しまれる神秘的な岩から、愛の聖地として話題の最新モニュメント、そして地元の特産品が勢揃いする個性豊かな道の駅まで。珠洲の自然・文化・お土産がぎゅっと凝縮された、マストチェックな5つのスポットをご紹介します。
見附島(みつけじま)
弘法大師が布教のために佐渡から能登へと渡る際に見つけたといわれる島。船のような形をしていることから「軍艦島」とも呼ばれています。能登半島地震により一部崩壊したため以前とは形が変わってしまいましたが、少しずつ生命力を取り戻しているようにみえます。
時間:見学自由
休み:無休
住所:珠洲市宝立町鵜飼
アクセス:のと里山空港から車で45分
駐車場:無料
ニンフィアwith LOVEモニュメント
人気ゲーム「ポケットモンスター」のキャラクター「ニンフィア」を取り入れたモニュメントが、見付海岸に登場。「LOVE」の文字をデザインした可愛らしいデザインで、フォトスポットとして注目されています。
休み:無休
住所:珠洲市宝立町鵜飼
アクセス:のと里山空港から車で45分
駐車場:無料
道の駅 狼煙
地元の食材や手作り工芸品などを多数販売。里山の恵み「大浜大豆」と揚げ浜式塩田が生み出した「天然にがり」を使用した地豆腐が有名。豆乳ソフトクリームやオリジナルキャラクターのグッズなど、狼煙町ならではの土産を探してみて。
時間:10:00〜17:00(12〜3月は16:00まで)
休み:月〜木曜(12~3月は金曜も定休)
住所:珠洲市狼煙町テ部11
アクセス:のと里山空港から車で1時間20分
駐車場:無料
道の駅 すずなり
珠洲の特産品やお土産をまとめて購入することができます。観光案内所としても様々な情報を提供しているので、珠洲に着いたら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
時間:10:00〜16:00
休み:水曜
住所:珠洲市野々江町シ-15
アクセス:のと里山空港から車で40分
駐車場:無料
道の駅すず塩田村
能登地方に約500年以上前から伝わる「揚げ浜式」による製塩を行いながら、伝統を伝えるために造られた塩の総合資料館もある道の駅。売店などで「奥能登揚げ浜塩」などが購入できます。
時間:9:00〜16:00(営業時間の変更の可能性あり)
休み:無休(臨時休業の可能性あり)
住所:珠洲市清水町1-58-1
アクセス:のと里山空港から車で1時間
駐車場:無料
アートと風土が織りなす、珠洲の旅路
日帰り観光も可能ですが、珠洲市は能登半島の先端にあるため移動に時間がかかり、見どころスポットも点在しているため、移動時間を考慮すると日帰りでは足りないことも。できることなら宿泊をして、豊かな自然やアートなどの珠洲市の魅力や名産をじっくりと味わってみるのがおすすめです。
珠洲市内の宿泊施設・飲食店情報をもっと調べるならGO TO SUZU(珠洲市観光サイト)が便利。さっそくサイトをチェックして珠洲旅プランを完成させましょう。
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