彦根城
江戸初期の堂々たる城郭の姿を今に伝える
関ヶ原の戦後、徳川家康の命により井伊直継と直孝が20年の歳月をかけ元和8(1622)年ごろに完成させた。城内には国宝の天守をはじめ、太鼓門櫓、天秤櫓、西の丸三重櫓など重要文化財が数多く残る。とくに入母屋の屋根に唐破風を設けた三層三階の天守は必見。
- 住所
- 滋賀県彦根市金亀町1-1
- 交通
- JR琵琶湖線彦根駅から徒歩15分
- 料金
- 入場料(玄宮園含む)=大人800円、小・中学生200円/博物館とのセット券=大人1200円、小・中学生350円、特別展は別料金/ (障がい者手帳持参で本人と同伴者1人が無料)
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多賀大社
伊勢神宮内宮の親神を祀る、由緒正しき大社
天照大御神の親神を祀る近江国第一の大社。入口にある御神門をくぐると、正面に重厚感のある御本殿がたたずむ。延命長寿や縁結び、厄除けの祈願など参拝者は絶えない。
- 住所
- 滋賀県犬上郡多賀町多賀604
- 交通
- 近江鉄道多賀線多賀大社前駅から徒歩8分
- 料金
- 見学料(庭園、1~2月は拝観不可)=300円/多賀杓子=300円/こいまもり花むすび=800円/
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八幡堀めぐり
白壁土蔵の景観をのんびり眺めて
琵琶湖を往来する荷船を寄港させるために、安土桃山時代に豊臣秀次が整えた八幡堀。全長6kmの堀の周囲には白壁土蔵が並び、緑が茂る中を遊覧することができる。
- 住所
- 滋賀県近江八幡市多賀町743
- 交通
- JR琵琶湖線近江八幡駅から近江鉄道バス長命寺行きで6分、大杉町八幡山ロープウェイ口下車、徒歩3分
- 料金
- 大人1000円、小人500円、幼児無料 (20名以上の団体1割引(月~金曜)、障がい者手帳持参で3割引)
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安土城跡
名城跡で信長の心に思いをはせる
天正4(1576)年、信長が天下布武の拠点とした安土城の城跡で、標高約199mの山にある国指定の特別史跡。本能寺の変後に焼失し、現在残る石垣や天主跡、本丸跡の礎石などが歴史の鼓動を伝える。二の丸跡には豊臣秀吉が建立した信長廟もある。
- 住所
- 滋賀県近江八幡市安土町下豊浦
- 交通
- JR琵琶湖線安土駅から徒歩25分
- 料金
- 入山料=大人700円、小人200円/本堂拝観料(土・日曜)=500円/
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安土城天主 信長の館
「幻の名城」の天主を復元
安土城天主の5、6階部分の原寸大復元模型を展示。狩野一門が描いた「金碧障壁画」や金箔約10万枚を使った外壁など、信長の美意識を形にした絢爛豪華な建物は圧巻だ。また創建当時の安土城と城下町をバーチャルリアリティ映像で視聴できる。
- 住所
- 滋賀県近江八幡市安土町桑実寺800
- 交通
- JR琵琶湖線安土駅から徒歩25分
- 料金
- 大人600円、高・大学生350円、小・中学生170円 (安土城考古博物館との共通券あり、障がい者手帳持参で本人と同伴者1名無料)
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夢京橋キャッスルロード
小江戸情緒が漂う町並み
彦根城の南西、外堀に架かる京橋から真っ直ぐ南へ延びる通り。江戸時代の町並みを再現した約350mの通り沿いには、みやげ物店、食事処、甘味処などが軒を連ねる。
- 住所
- 滋賀県彦根市本町
- 交通
- JR琵琶湖線彦根駅から徒歩15分
- 料金
- 情報なし
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観音正寺
聖徳太子ゆかりの古刹
繖山に建つ西国三十三所第32番札所。聖徳太子が建立したと伝わり、隆盛時には33の寺院を擁したがたび重なる焼失で再建を繰り返した。本尊は丈六千手千眼観世音菩薩。
- 住所
- 滋賀県近江八幡市安土町石寺2
- 交通
- JR琵琶湖線安土駅からタクシーで10分、裏参道山上駐車場下車、山道を徒歩15分(林道は冬期閉鎖)
- 料金
- 本堂特別内陣拝観料=300円/拝観志納金=500円/
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玄宮園
緑美しい大名庭園
彦根城北側にある池泉回遊式庭園で、国の名勝に指定されている。4代藩主井伊直興が延宝5(1677)年、中国湖南省にある洞庭湖の「瀟湘八景」に模して造り上げた。
- 住所
- 滋賀県彦根市金亀町1-1彦根城内
- 交通
- JR琵琶湖線彦根駅から徒歩15分
- 料金
- 入園料=大人200円、小・中学生100円/入園料(彦根城との共通券)=大人800円、小・中学生200円/ (障がい者手帳持参で本人と介護者1名無料)
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長命寺
健康長寿を願う西国観音霊場
天台宗系の寺院で西国三十三所第31番札所。千手観音立像や十一面観音像、聖観音の三尊が本尊。本堂、三重塔など重要文化財が多く立ち並び、見どころが多い。
- 住所
- 滋賀県近江八幡市長命寺町157
- 交通
- JR琵琶湖線近江八幡駅から近江鉄道バス長命寺行きで25分、終点下車、徒歩20分
- 料金
- 無料
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湖東三山 西明寺
三重塔や庭園「蓬莱庭」を彩る雅な紅葉風景に癒される
平安時代、三修上人が仁明天皇の勅願により開創した天台宗の寺。鎌倉期に建てられた国宝の本堂や極彩色に描かれた壁画が残る三重塔、名勝庭園「蓬莱庭」など見どころが多く、秋には1000本にも及ぶもみじが境内を真っ赤に染める。
- 住所
- 滋賀県犬上郡甲良町池寺26
- 交通
- JR琵琶湖線河瀬駅から近江鉄道バス萱原行きで15分、金屋下車、徒歩20分、JR琵琶湖線河瀬駅から予約型乗合タクシーで15分
- 料金
- 見学料(本堂外陣、内陣・庭園拝観)=600円/見学料(三重塔、春・秋に公開あり、年により異なる、要問い合わせ)=1000円/見学料(本堂後陣、織田信長の焼き討ちを免れた仏像群、新緑・夏に公開、年により異なる、要問合せ)=600円/ (団体30名以上は550円、障がい者手帳持参で500円)
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永源寺
近江随一の美しさと称される紅葉のトンネルがお出迎え
南北朝時代、佐々木氏頼が寂室元光禅師を迎えて開山した臨済宗永源寺派の本山。秋には木々が色づき、参道から山門、開山堂へと続く紅葉のトンネルは圧巻。枯山水の庭に赤い紅葉がいっそう引き立つ。
- 住所
- 滋賀県東近江市永源寺高野町41
- 交通
- 近江鉄道本線八日市駅から近江鉄道バス永源寺車庫行きで30分、永源寺前下車すぐ
- 料金
- 志納料=大人500円、中学生以下無料/ (20名以上の団体は450円、障がい者手帳持参で入山料無料)
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金剛輪寺
「血染めの紅葉」と称される深紅と黄色の鮮やかなコントラスト
奈良時代の中期、聖武天皇の勅願により行基が開山した寺院。秘仏本尊聖観世音菩薩を行基が彫る際、木肌から一筋の生血が流れ、観音に魂が宿ったという言い伝えが残る。秋には全山が深い赤と黄色に彩られ「血染めの紅葉」とも呼ばれる。
- 住所
- 滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺874
- 交通
- JR琵琶湖線稲枝駅からタクシーで15分
- 料金
- 拝観料(明寿院の庭園含む)=600円/茶室=1000円/ (障がい者手帳持参で拝観料100円引)
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近江八幡市立資料館
近江商人の暮らしを知る
歴史民俗資料館、郷土資料館、旧西川家住宅の3館から成る資料館。近江国を起点に他国に行商した近江商人の仕事や暮らしぶりを、商人屋敷など旧家で紹介している。蚊帳や畳表などのほか当時の商売道具や帳場風景を展示。
- 住所
- 滋賀県近江八幡市新町2丁目22
- 交通
- JR琵琶湖線近江八幡駅から近江バス長命寺行きで5分、小幡町資料館前下車すぐ
- 料金
- 入館料(近江八幡市立郷土資料館・歴史民俗資料館・旧西川家住宅)=大人500円、小・中学生250円/ (団体10名以上は大人400円、小・中学生200円、障がい者割引あり)
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彦根城博物館
井伊家の貴重な資料を所蔵
彦根城表御殿を復元した建物に、井伊家伝来の収蔵品を約3万5000点展示。数多くの文化財を所蔵して、期間限定で公開される国宝の「彦根屏風」もある。
- 住所
- 滋賀県彦根市金亀町1-1彦根城内
- 交通
- JR琵琶湖線彦根駅から徒歩15分
- 料金
- 入館料=大人500円、小・中学生250円/彦根城とのセット券=大人1200円、小・中学生350円、特別展は別料金/ (障がい者手帳持参で本人と介護者1名無料)
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豊郷小学校旧校舎群
歴史あるヴォーリズ建築の小学校
建築家ヴォーリズが設計を行い、昭和12(1937)年に建てられた白亜の教育殿堂。現在は町の複合施設として利用され、観光案内所も併設。建物内は自由に見学できる。人気アニメ『けいおん!』の舞台としても注目を浴び、グッズ販売も行う。
- 住所
- 滋賀県犬上郡豊郷町石畑518
- 交通
- 近江鉄道本線豊郷駅から徒歩10分
- 料金
- 無料
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UCC上島珈琲滋賀工場(見学)
磨き続けたコーヒー作り
コーヒー本来の自然なおいしさを追求する取り組みから、コーヒー飲料製品ができるまでの工程を紹介する。夏休み限定の「こどもコーヒー体験ツアー」もおすすめだ。
- 住所
- 滋賀県愛知郡愛荘町愛知川1343
- 交通
- 名神高速道路八日市ICから国道421・8号を彦根方面へ車で11km
- 料金
- 無料
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八幡山
山頂から商家の町並みを眺める
豊臣秀次が築いた八幡城の城跡が残る。標高271mの山頂へはロープウェイで向かう。山頂には瑞龍寺があり、展望台からは近江八幡の町並みや琵琶湖の景色が一望できる。
- 住所
- 滋賀県近江八幡市宮内町
- 交通
- JR琵琶湖線近江八幡駅から近江鉄道バス長命寺行きで6分、大杉町八幡山ロープウェイ口下車、八幡山ロープウェイに乗り換えて4分
- 料金
- ロープウェイ(往復)=大人880円、小人440円/見学料(瑞龍寺)=300円/
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太郎坊宮
湖東のパワースポットへ行こう
正式名は阿賀神社。1400年前の創建と伝わる。太郎坊とは、この社を守護する天狗のこと。本殿前に夫婦岩や巨岩、怪石が散在し、原始信仰の磐座を伝える。パワースポットとして人気に。
- 住所
- 滋賀県東近江市小脇町2247
- 交通
- 近江鉄道八日市線太郎坊宮前駅から徒歩20分
- 料金
- 拝観料=無料/御朱印=300円/祈祷=5000円~/
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百済寺
湖東三山最古の寺を包む絢爛豪華な紅葉風景を愛でる
聖徳太子の発願で百済国の梵閣龍雲寺を模して創建された寺。本尊は十一面観音菩薩で全高3.2mにおよぶ。巨石を配した本坊喜見院庭園をはじめ、山門や本堂などが色づく紅葉の季節は、ひときわ情緒ある風景に包まれる。
- 住所
- 滋賀県東近江市百済寺町323
- 交通
- 近江鉄道本線八日市駅からタクシーで12分
- 料金
- 大人600円、中学生300円、小学生200円 (団体30名以上は550円、100名以上は550円、障がい者手帳持参で大人500円)
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日牟禮八幡宮
近江商人の心のよりどころ
古くから近江商人の信仰を集めた氏神を祀る古社で、本殿や拝殿のほかに銅版葺きの楼門は建築物としても見ものだ。3月は左義長祭と4月に八幡祭(松明・太鼓祭)の二大火祭りが行われる。双方ともに昭和33(1958)年、滋賀県無形民俗文化財の指定を受け、さらに平成4(1992)年2月、国選択無形民俗文化財に選定され、御神徳のまにまに毎年盛大に奉納されている。
- 住所
- 滋賀県近江八幡市宮内町257
- 交通
- JR琵琶湖線近江八幡駅から近江鉄道バス長命寺行きで6分、大杉町八幡山ロープウェイ口下車、徒歩3分
- 料金
- 情報なし
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