京都観光はこれでOK!エリア別・おすすめ観光スポットと基本情報
1200余年の長い歴史を持ち、日本の魅力が詰まった街・京都。古い寺社や史跡、街並み、文化施設などが数多く存在し、外国の方にも人気の観光地です。平成6(1994)年には「古都京都の文化財」として17か所...
更新日:2018年8月1日
美術館や博物館が集中して建つ岡崎は、文化都市・京都でも一番のアートスポット。
陶芸作品など名作を多数所蔵する
1963(昭和38)年に東京の国立近代美術館の分館として開館し、その後独立。京都を中心にした関西の近現代の作家たちの絵画、陶芸、写真、版画などを多数収蔵している。
『舞仕度』上村松園 1914年
京都国立近代美術館蔵
『鏡の前の青いドレス』 1937年アンリ・マティス
京都国立近代美術館蔵
琵琶湖疏水沿いに建つ
日本美術工芸の名品を収集・展示
大阪の実業家、故・細見良氏から3代にわたって細見家が蒐集した日本の美術工芸作品が並ぶ。仏教美術や七宝工芸、江戸時代の絵画などを企画展で公開している。
『春日神鹿御正体』(かすがしんろくみしょうたい )南北朝時代の作品
『雪中雄鶏図』伊藤若冲江戸中期
細見美術館蔵
日本美術の名品を展示する私設美術館
芸術にふれた実業家の収集作品
野村證券の基礎を築いた2代目野村徳七が、明治から昭和にかけて集めたコレクションを展示している。茶道具や絵画、陶磁器など、重要文化財を含む多彩な美術工芸品を所蔵。
千利休筆『妙一字』 利休の書状は数多く残るが、このような手蹟は極めて珍しいという
『赤樂茶碗銘獅子』 長次郎作。長次郎は安土桃山時代の陶芸家
春と秋の各3か月のみ開館
作庭家が自宅に造った名庭
昭和の作庭家・重森三玲旧宅の書院と庭園を美術館として公開。ダイナミックな石組みと繊細な苔で構成された枯山水庭園は、名庭として評判が高い。訪れる際は予約が必要だ。
書院の中から枯山水庭園をゆっくり観賞できる
手間ひまかけた京のお惣菜
白沙村荘の隣、橋本関雪画伯の作品の収蔵庫であった建物を利用。卯の花、高野豆腐など、手作りのお惣菜が楽しめる。
京の家庭の味が並ぶお菜ところの惣菜1836円
丘の上の隠れ家カフェ
元東伏見宮家別邸の料理旅館・吉田山荘の敷地内にあるティーサロン。静けさに包まれたロケーションが魅力で、窓辺の緑越しに東山が望める。濃厚な味わいのチョコレートケーキと珈琲のセット(1188円)など、洗練されたスイーツメニューとともに大人の時間を過ごしたい。
秋は窓の向こうのもみじが色づき、趣が増す
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