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世界遺産【白川郷】古き良き日本の姿を今に伝える

by mapple

更新日:2018年5月17日

白川郷の荻町集落は、1995(平成7)年にユネスコの世界文化遺産に登録された集落。豪雪地帯で生まれた合掌造り家屋と豊かな自然が織りなす景色は、まるで昔話の世界に迷い込んだ気分にさせてくれる。まずは見どころを予習して、四季折々の魅力にあふれる白川郷を散策しよう。

Q.白川郷ってどんなところ?

A.世界遺産に登録された豪雪地帯の合掌造り集落
昔のままの農村風景が守られていることが高く評価され世界文化遺産となった、白川郷の荻町合掌集落。茅葺き屋根の合掌造り家屋や田園など、庄川河畔に沿って約1kmの範囲に広がる美しい山里の風景が、国内外から訪れる観光客を魅了している。

Q.見どころは?

A.築数百年の歴史が宿る合掌造り家屋群
荻町集落内には、114棟の合掌造り家屋が現存。一般公開している家屋があり、豪雪地帯ならではの建築構造や先人たちの知恵を知ることができるほか、合掌造りでの暮らしを身近に感じることができる。

Q.みんな同じ方角を向いているってホント?

屋根全体に日が当たって融雪と屋根の乾燥が進むように、すべての家屋が南北に向いて立っている。風通しが良くなるため、夏も快適に過ごせる。

Q.アクセスの方法は?

A.車でも電車でもOK
車の場合は、東海北陸自動車道白川郷ICから車で10分。ただし、世界遺産区内は観光車両の進入を自主規制しているため、「村営せせらぎ公園駐車場」を利用しよう。電車・バスの場合は、JR高山駅から濃飛バス白川郷行きで50分、白川郷下車すぐ。

春はゆっくりと

4月上旬はまだ雪が残り、春の訪れはスローペース。桜の見頃は4月中旬から5月初旬。

夏は緑豊かに

草木がいっそう生命力を増し、次第に緑が深まっていく。道端に咲く花々が目にも楽しい。

秋はのどかに

実りの田園と色鮮やかな紅葉が美しい季節。10月中旬から11月初旬に見頃を迎える。

冬は雪化粧

12月下旬から3月上旬は雪景色が楽しめる。すっかり雪に覆われた合掌造りが見もの。

和田家

最大級の規模を誇る築300年以上の合掌造り家屋
江戸時代に名主や番所役人を務め、焔硝の取引によって栄えた和田家の住宅。1階面積110坪の造りは白川郷随一の規模で、国の重要文化財となっている。現在も住居として使用しており、一部を一般公開している。

江戸時代中期の建築。格式高い建築様式が随所に見られる

屋根

開いた本を伏せたような切妻屋根は、重たい雪から建物を守り、雪下ろしの苦労を軽減するための工夫。厚みは80cm以上にも及ぶ。

茅を使うのはなぜ?
茅の内部はストロー状で水はけが良く、雨漏りを防ぐ優れもの。断熱性や通気性にも優れ、室内を快適にしてくれる。

斜度は50~60度

屋根裏

住居空間は1階のみで、2階以上は養蚕業などの家業が行なわれた場所。南北に窓が開かれ、風通しが良い。

2階以上は仕事場

ウシノキ

囲炉裏の上部に架かるウシノキは大黒柱を支える大梁。これが太いほど、家屋の規模が大きいことを表す。

太さに注目!

囲炉裏

「おえ」と呼ばれる居間には中央に囲炉裏があり、家族の団欒の場となっている。上部は吹き抜けで、煙が屋根裏に流れる造りになっている。

ススや煙が家を強くする!?
部屋を暖める囲炉裏には、煙による殺虫効果やススが建材を頑丈にする役割がある。そのため、かつては一年中、薪で火を焚いた。現在は炭の火が入る。

夏でも火が入る!

小屋組

固定は縄だけ!
金具類はいっさい使わず、木の枝をやわらかくした「ネソ」や藁縄などの自然素材だけで建具を固定している。

明善寺郷土館

全国的にも珍しい合掌造り建築の寺
約260年前に創建された浄土真宗の寺。本堂、鐘楼門、庫裏のすべてが合掌造りで成り立っているのは、全国でも貴重だ。庫裏が郷土館として公開され、農具や炊事道具などの民俗資料が見られる。

庫裏の2階からは集落を一望

神田家

火薬製造が行なわれていた遺構が見学できる
文政年間に和田家より分家。焔硝(火薬)生産や養蚕業で栄え、床下の焔硝製造場は今もそのまま残されている。母屋周辺にある水神さまや稲架倉や唐臼小屋も見ておきたい。

江戸後期に石川県の宮大工によって建造されたと言われている

1階の大広間では手作りの薬草茶のサービスも

結の心で行う村の行事

人々が相互扶助の心で助け合う「結」の精神によって、白川郷の美しい暮らしが守られている。

屋根の葺き替え

約30年に一度行なわれる屋根の葺き替えは、村民総出の一大行事。数は少なくなりつつあるが、現在も結による伝統の葺き替えが続けられている。

田植え

5月下旬の田植え祭では、地元の女性たちが早乙女姿で苗を植える。

一斉放水訓練

火災に備えて11月上旬に実施。美しい山里を守るための取り組みだ。

筆者:mapple

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この記事の出典元は「まっぷる飛騨高山 白川郷・下呂温泉'19」です。掲載した内容は、2017年10月~12月の取材・調査によるものです。飲食店メニューや商品内容、料金ほか各種データが変更されたり、季節による変動や臨時休業などでご利用できない場合があります。また消費税の見直しにより各種料金が変更される場合があります。そのため施設により税別で料金を表示している場合があります。ご利用の際には改めて事前にご確認ください。

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