東京【浅草】下町カルチャー体験! 江戸文化を楽しむ!
下町浅草は日本文化の宝庫。 ものづくりにチャレンジしたり、金魚すくいで遊んだりと、楽しみ方はたくさんあります。 オリジナルの江戸切子やとんぼ玉作りは、思い出に残ること間違いなし! 飴細工で、お江...
更新日:2022年3月30日
浅草には、極上の天丼やそば、どじょうやすきやきなどの江戸グルメ、人気の洋食など、創業から今もなお愛され続けている名店がたくさんあります。
伝統の味を守る、歴史ある老舗の魅力を探ってみましょう。
さらに、スタイリッシュなカフェやレストランも増加中。
女子力の高いメニューを、おしゃれな空間で楽しむのもおすすめです。
名物の「大入江戸前天丼」は、その日水揚げされた車えびのみを使い、最高級のごま油でカラリと揚げる。開店前から行列ができるので、開店直後が狙い目。【昭和22(1947)年創業】
<愛され続けるワケ>
創業当時の製法を守り、砂糖や化学調味料を使わないかつおだしのたれが、天ぷらの味を際立たせる。
大入江戸前天丼 3800円
良質なごま油で揚げた天然車えびの天ぷらが、はみ出すほど豪快に盛られる
新仲見世通りから1本入った裏通りに建つ。白い看板が目印
“うますぎて申し訳ないス”のキャッチフレーズでおなじみの店。「ハヤシライス」1350円や「ポークソテー」1550円も看板メニュー。【昭和26(1951)年創業】
<愛され続けるワケ>
牛バラ肉を煮込んだデミソースを使った料理など、ていねいに作り続けている。
オムライス 1350円
美しく焼き上げたきめ細かな玉子で、鶏肉入りのケチャップライスを包んだ
ランチタイムには、店の前に行列ができるほどの人気店
3代続く老舗の洋食店。2代目が考案した「ビーフシチュー」は、1週間以上煮込むソースが決め手の看板料理。ロースかつやエビフライなどがメインの定食は、平日限定で各1320円。【昭和11(1936)年創業】
ビーフシチュー 2310円
9時間以上煮込んだ牛肉はホロホロととろける。鉄鍋で提供するのも先代からのスタイル
やわらかく仕上げた肉や野菜がゴロゴロ
路地裏にたたずむ趣ある瓦屋根の建物
風情を感じる出し桁造りのどじょう料理専門店。おすすめの「どぜうなべ」は独自の下ごしらえをしたあと、浅い鉄鍋で煮込む。【享和元(1801)年創業】
<愛され続けるワケ>
江戸時代から変わらない調理方法の料理に加え、創業時の雰囲気を残す、風情ある外観や座敷も魅力。
どぜうなべ 1850円(税別)
たっぷりねぎをのせ、好みで山椒や七味を加えて、どじょうを味わう
創業当時の建物を再現した、趣ある商家造りの店舗
国産黒毛和牛使用のすきやきや、しゃぶしゃぶを提供する店。すきやきは秘伝の割り下で、肉を1枚ずつサッと焼くように煮る。【明治28(1895)年創業】
<愛され続けるワケ>
初代が牛肉に着眼し、牛めし屋として創業した。以来、牛肉一筋で歩み続けている。
明治すきやき丼 2200円
ランチのみで1日20食限定。黒毛和牛、焼き豆腐、長ねぎ、きのこなどが入る
老舗の趣と現代風の意匠が融合した建物
1週間以上かけて作る、東京一辛いと評されるつゆが、そばの味と香りを引き立てる。メニューはそばのみで勝負。【大正2(1913)年創業】
<愛され続けるワケ>
藪御三家のひとつ。御三家の名にふさわしい、豊潤な味わいを守る。
ざるそば 800円
のどごしと香りの良さが自慢の十割そば。極辛口の濃いつゆでいただく
大通りに面した白い建物
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。