
更新日: 2024年11月26日
広島・宮島・尾道2泊3日観光旅行の予算は?モデルコースや費用を抑えるコツも紹介
広島への2泊3日の観光旅行。全部でどのくらいのお金がかかるのでしょうか?
今回は、広島・宮島・尾道2泊3日旅行にかかる費用を項目別に詳しく解説。
節約のポイントや2泊3日のモデルコースもご紹介いたします!
目次
2泊3日の広島観光をお得に! まずはダイジェスト動画でご紹介
【2泊3日の広島観光】大人一人当たりの旅費:4万円〜13万円
項目ごとの細かい費用については後述しますので、ここではざっくりとどのくらいの旅行費用がかかるかを把握しておきましょう。
広島・宮島・尾道への、2泊3日の大人一人当たりの旅費は4万円〜13万円です。
春休みや夏休み、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始などの繁忙期に加え、大きなコンサートがある日や修学旅行シーズンは、ホテルの料金やツアー代金が上がるため、価格の上下幅が広くなります。
以下に交通費、宿泊費などの費用内訳をご紹介します。
【2泊3日の広島観光】交通機関別・現地までの往復交通費:1万2,000円〜5万3,400円
東京から広島への主な移動手段は、飛行機、新幹線、バスの3つ。
バスが一番安く、新幹線が一番高くなります。
ただし、旅行会社の販売するホテルと組み合わせたパッケージを利用することで、飛行機・新幹線とホテルを別々に取るよりも割安になります。
飛行機(往復):1万4,000円〜3万5,000円
東京の羽田から広島までJALかANA、成田からはLCCの春秋航空が就航しています。所要1時間20〜40分。
- JALやANA 往復2万4,000円〜3万5,000円
- 春秋航空 往復約1万4,000円〜
夏休みや年末年始などの繁忙期は運賃が上がるほか、安いカテゴリーの席は早く売り切れてしまうため、結果的に高いカテゴリーの席しか購入できなくなってしまうこともあります。
一方、早割やセールを利用すれば、5,000円〜1万円ほど節約することができます。
新幹線(往復):3万4,380円〜5万3,400円
東京〜広島間で「のぞみ号」の片道料金は以下の通り。
- 普通車自由席 / 1万8,380円
- 普通車指定席 / 1万9,440円
- グリーン車指定席 / 26,700円
閑散期は200円引き、繁忙期は200円増し。所要時間は約4時間です。
それぞれ往復割引があり1,000円ほど安くなりますが、それでも運賃だけ見ると東京からは飛行機の方が安くなります。
高速バス/夜行バス(往復):1万2,000円〜2万円
所要約12時間かかりますが、通常期で片道6,000〜7,000円と運賃の安さでは他に勝ります。
ただし繁忙期には片道1万円ぐらいになり、LCCよりも高くなることがあります。
【2泊3日の広島観光】タイプ別・宿泊費(2泊):7,000円〜4万円
安めのホテルの素泊まりで1人1泊3,500円~、高級ホテルでの宿泊費は1泊2食付きで一人1万円〜。
2泊の場合は1人7,000円~、高くて4万円〜程度の宿泊費を見ておきましょう。
節約型(2泊):7,000円〜1万円
広島市中心部にある手軽なビジネスホテルやゲストハウスは、素泊まり2泊で7,000円〜1万円程。
中級ホテル(2泊):1万円〜2万円
部屋も広い中級ホテルは、1泊5,000円程度から。2泊で1万円〜2万円が相場です。
高級ホテル・旅館(2泊):約2万円〜
有名チェーンの高級ホテルは、1泊1万円以上。
宮島の旅館は1泊2食付きで一人1万円〜になります。一人の場合は、宿泊料金が割高になります。
【2泊3日の広島観光】現地でかかる費用:2万1,000円〜3万円
現地で何をするかにもよりますが、2泊3日の旅行では、1人2~3万円を見ておくとよいでしょう。
広島・宮島・尾道の定番スポットを巡る旅であれば、現地での移動は公共交通だけでも十分です。
現地交通費 6,000円〜7,000円
- 空港バス / 3,370円(広島空港→広島市内1,370円、尾道→広島空港2,000円)
- 広島〜宮島往復 / 1,200円(山陽本線片道420円、フェリー片道180円)
※広電(路面電車)を使えば、宮島口まで片道190〜270円。ただし30分ほど余計に時間がかかります。
フェリー代を含む乗り降り自由の1日乗車乗船券900円もあります。 - 広島バス市内移動 / 1乗車180〜190円
- 広島→尾道 / 1,520円(山陽本線普通列車)
観光費用:約3,000円
- 広島市 / 広島平和記念資料館200円など
- 宮島 / 厳島神社300円、宮島ロープウェー大人往復1840円など
- 尾道 / 千光寺山ロープウェイ片道320円など
現地での食費:1万2,000〜2万円
朝食は軽くすませて500円(宿泊代に含まれている場合もあり)、昼食は観光中なので比較的軽めに1,000円程度、夕食は土地の名物を食べて2,000円〜、お酒を飲むならプラス1,500円、日中のお茶休憩が1回と考えると、1日当たりひとり4,000〜5,000円ほどみておけばいいでしょう。
お酒をたくさん飲む人は1日6,000〜7,000円ぐらいを目安に。
広島は魚介が美味しいところなので、ぜひ牡蠣やお刺身を食してください。
以下は代表的な名物料理の値段の例です。
- 広島・宮島 / 広島風お好み焼き(そば入り。具により、700〜1,500円)、焼きガキ(ひと皿1,000円〜)、あなごめし(2,000円前後)
- 尾道 / 尾道ラーメン(600円前後)
【2泊3日の広島観光】旅行を節約するポイントは?
広島2泊3日の旅行にかかる費用は、だいたいどのくらいかイメージできたでしょうか。そ
れではここからは、旅行費用節約のポイントについて具体的に解説しましょう。
①ハイシーズンを避ける
旅行全般に言えることは、旅行者が多い夏休み・ゴールデンウィーク・三連休・年末年始・週末などを避け、交通費や宿泊代などが下がる平日やオフシーズンを狙うと、ぐっと旅行費用が下がります。
さらに航空券は早割やセールを利用。
宿泊ホテルも予約サイトに割引クーポンやカード優待があるか、あるいは同じホテルの同じカテゴリーでも、予約サイトによって料金や特典が異なるので見比べてみる価値はあります。
②パッケージツアーを利用する
交通と宿泊を別々に手配することを考えると、総じて両方がパックになった旅行会社のフリープランのほうがトータルすると安いので、利用してみましょう。
通常期の平日やオフシーズンには、東京発なら2泊3日で2万7,000円(一人)ぐらいの価格からあります。
ただし、ホテルは2名1室利用が基本で、選べるホテルも限られています。
ホテルにこだわらない、連泊するなどの場合は割安なので利用価値は大ですよ。また、追加料金を払うことで、フライトや新幹線の時間帯を変更したり、ホテルのグレードアップをしたりもできるものが多いです。
③「Go To キャンペーン」を利用する
新型コロナウィルス収束後、それまで冷え込んでいた観光消費を拡大するために政府が行う支援が「Go Toキャンペーン」です。
これには「Travel」「Eat」「Event」「商店街」の4種類がありますが、観光に直結しているのは「Travel」。
日帰り旅行は最大で1万円、宿泊を伴う旅行なら最大2万円相当の国の補助が適用されます。
7月22日から半年間の実施予定なので、それ以降に旅行を予定されている方は、検討してみてはいかがでしょうか。支援額や、キャンペーンの申し込み方法などは下記の記事でも紹介しています。
2泊3日の広島観光のモデルコースプラン
上記で紹介した費用でまわれる2泊3日のモデルコースをご紹介します。
初めて訪れる人向けに主な見どころを網羅!宿泊は広島と尾道となっていますが、広島に2連泊、もしくは1泊目は宮島でもいいでしょう。
1日目 広島・宮島(広島泊)
広島空港、広島駅着後、宮島へ移動。
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名物あなごめしのランチ後、世界遺産の厳島神社の参拝、弥山ハイキングなど。
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宮島を出て広島に戻る。夜は名物の牡蠣や魚介を堪能し、広島泊。
2日目 広島→尾道(尾道泊)
1日広島市内を観光(原爆ドームのほか、平和記念公園、広島平和記念資料館など)。
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夕刻、尾道へ電車で移動。尾道泊。
3日目 尾道
千光寺ロープウェイで千光寺公園へ。
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歩いて下りながら千光寺、文学のこみちなどを見学。
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レトロな尾道本通り周辺で尾道ラーメンなどのランチ。
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海沿いを散策し、夕方または夜に帰路へ。
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