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三羽のうさぎを見つけに熊野大社へ!山形県南陽市で縁結びスポットと赤湯温泉めぐり

シュープレス

更新日: 2024年6月25日

三羽のうさぎを見つけに熊野大社へ!山形県南陽市で縁結びスポットと赤湯温泉めぐり

赤湯温泉とラーメンの名店で知られる山形県南陽市で、近年パワースポットとして人気を集めているスポットがあります。
それが「熊野大社」。

軒下に彫られたウサギの彫刻を3羽見つけると縁結びのご利益があると言われていて、うさぎ年の今年、参拝客が殺到中だとか。

南陽市はワイナリーなどの観光スポットもあちこちにあり、グルメも温泉もまとめて楽しめるエリア。
パワースポットもワインも楽しめる、よくばり旅に出発!

山形県南陽市ってこんなところ

山形県南陽市ってこんなところ

南陽市は、山形県の南東にある。高速道路のICやJRの駅もあり、比較的アクセスしやすいエリアです。街のあちこちにスポットが点在しているので、移動は車がおすすめです。

春に訪れるなら、桜の名所として知られる烏帽子山公園へ。25種のサクラが山を覆い尽くす景色は圧巻です。ブドウ狩りが楽しめる農園もあるので、チェックしてみて。

南陽市への行き方

南陽市への行き方
車で
山形中央ICから東北中央自動車道に乗り、南陽高畠ICで下車

鉄道で
所要2時間30分/片道1万1120円
JR東京駅から山形新幹線に乗り、JR赤湯駅下車

烏帽子山公園

住所
山形県南陽市赤湯1415
交通
JR山形新幹線赤湯駅からタクシーで5分
営業期間
通年、桜の見頃は4月中旬~5月初旬
営業時間
入園自由
休業日
無休
料金
情報なし

縁結びスポット「熊野大社」をチェック!

縁結びスポット「熊野大社」をチェック!

南陽市の「熊野大社」は、大同元(806)年再建と伝わる歴史ある神社。日本三熊野に数えられ、大きな茅葺き屋根が特徴です。

ウサギをモチーフにしたお守りやおみくじもほしくなるものばかり。三羽のうさぎにちなんだ、おみくじ付きの置物「結(ゆわい)うさぎ」は、一匹一匹表情が違うので迷ってしまいそう。御朱印には、うさぎはもちろん、季節の美しい景観が描かれています。

「3羽全部見つけると縁結びのご利益がある」と言われているのは、本殿の裏。軒先にウサギが隠し彫りされているんです。2羽までは場所のヒントがもらえるので、まずは社務所を訪れてみて。

そのほかにも、たくさんの風車が飾られていたり、手水鉢にお花が浮かべてあったりと、境内には写真映えするスポットがたくさん。思い出に残る一枚が撮れそうです。

参拝がすんだら、大イチョウのかたわらにあるおしゃれなカフェ「icho cafe」へ。景色を楽しみながら、地元食材を使用したスイーツなどを楽しめます。

熊野大社
住所/山形県南陽市宮内3707-1
電話/0238-47-7777
参拝時間/参拝自由(授与所は9:00~17:00)
休業日/無休
駐車場/無料

あったまりの湯「赤湯温泉」の立ち寄り湯でひと息

あったまりの湯「赤湯温泉」の立ち寄り湯でひと息

赤湯温泉は、上杉家の湯治場だった温泉地。戦で傷ついた武士が湯につかると、温泉が血で深紅に染まり、傷がたちまち治ったことが「赤湯」という地名の由来だとか。現在は、高級宿からリーズナブルな宿まで、12軒の旅館が軒を連ねています。日帰り入浴施設もあるほか、温泉街のあちこちに足湯も点在。情報は温泉街の入口にある「ゆーなびからころ館」で入手しましょう。

赤湯温泉の立ち寄り湯をご紹介① 南陽市公衆浴場「赤湯温泉 湯こっと」

赤湯温泉の立ち寄り湯をご紹介① 南陽市公衆浴場「赤湯温泉 湯こっと」

2022年6月にオープン。モダンな雰囲気のなかにも、タイル張りの浴槽など懐かしい雰囲気を残した日帰り入浴施設です。源泉掛け流しの温泉を、露天風呂と大浴場で楽しむことができます。早朝から夜遅くまでオープンしているのも魅力です。

赤湯温泉 湯こっと
住所/南陽市赤湯3004-1
電話/0238-49-7350
営業時間/6:00~22:00
休業日/火曜(祝日の場合は木曜休)
駐車場/無料

赤湯温泉の立ち寄り湯をご紹介② 赤湯温泉公衆浴場 赤湯元湯

赤湯温泉の立ち寄り湯をご紹介②  赤湯温泉公衆浴場 赤湯元湯

「ゆーなびからころ館」に隣接する公衆浴場。「森の山源泉」が注ぐ浴槽と、「湯川原源泉」が注ぐ浴槽に分かれていて、どちらも源泉掛け流し。お湯の違いを楽しむことができます。

赤湯温泉公衆浴場 赤湯元湯
住所/南陽市赤湯754-2
電話/0238-40-2925
営業時間/8:00~14:00、15:00~21:30(最終受付はそれぞれ30分前)
休業日/水曜
駐車場/無料

赤湯温泉の立ち寄り湯をご紹介③ 赤湯温泉 あっこポッポ湯

赤湯温泉の立ち寄り湯をご紹介③ 赤湯温泉 あっこポッポ湯

源泉地のかたわらに設けられた足湯と飲泉所。「あっこ」とは方言で「足」のことなので、「あっこポッポ湯」とは「足がポカポカするお湯」という意味です。浴用は切り傷や皮膚病、飲用は慢性便秘などに効用があるといわれています。

赤湯温泉 あっこポッポ湯
住所/南陽市赤湯482-2
電話/0238-49-7350(赤湯温泉 湯こっと内温泉事務所)
営業時間、休業日/入場自由
駐車場/無料

赤湯温泉のおすすめラーメン&スイーツに注目!

赤湯温泉のおすすめラーメン&スイーツに注目!

グルメはこの2軒がベストチョイス。赤湯と言えばココ!の有名ラーメンを堪能したあとは、地場食材をたっぷり使用した季節のジェラートを楽しんで。

【赤湯温泉のおすすめラーメン&スイーツ】 赤湯ラーメン龍上海 本店の「赤湯からみそラーメン」

【赤湯温泉のおすすめラーメン&スイーツ】 赤湯ラーメン龍上海 本店の「赤湯からみそラーメン」
赤湯からみそラーメン(950円)

赤湯名物「辛味噌ラーメン」発祥の店。辛味噌を解きながら豚、鶏、魚介のスープを味わう。成熟唐辛子使用の特製辛味噌は何度も食べたくなる味わい深さ。コシのある手もみ麺も人気の秘密だ。

赤湯ラーメン龍上海
住所/南陽市二色根6-18
電話/0238-43-2952
営業時間/11:30~19:00
休業日/水曜(祝日の場合は翌日休)
駐車場/25台

【赤湯温泉のおすすめラーメン&スイーツ】 gelato en.の「ジェラート」

【赤湯温泉のおすすめラーメン&スイーツ】 gelato en.の「ジェラート」
3種盛り520円、2種盛り450円

熊野大社参道にあるジェラート専門店。南陽を中心とした山形県内の果物を使ったジェラートは、素材の味をしっかり引き出しているのが特徴。ラインナップは季節によって変わるので、おすすめを聞いてみて。

gelato en.
住所/南陽市宮内3647-2
電話/0238-40-0805
営業時間/4月~11月、10:00~17:00(12月~3月は~16:00)
休業日/木曜
駐車場/熊野大社駐車場を使用

赤湯温泉のしあわせみやげはここでGET!

赤湯温泉のしあわせみやげはここでGET!

南陽のおみやげと言えば、まずはワイン!あちこちに老舗ワイナリーがあるので、足を運んでみて。そのほかにも、赤湯温泉に根付いた菓子店や、地元民に愛されるソウルフードなど、グルメみやげが勢ぞろいです。

【赤湯温泉のみやげ】酒井ワイナリー

【赤湯温泉のみやげ】酒井ワイナリー
赤湯温泉街に店を構える

明治25年創業の自然派ワイナリー。濾過器を使わず上澄みだけを取り出す伝統の製法でワインを醸造しています。自社の畑でいくつものぶどうを栽培し、常に新しいワインを模索しているワイナリーです。

マスカットベリーAブラッククイーン2019など

酒井ワイナリー
住所/南陽市赤湯980
電話/0238-43-2043
営業時間/13:00~16:00(土・日曜は10:00~12:00、13:00~16:00)
休業日/水曜(不定休あり)
駐車場/3台

【赤湯温泉のみやげ】大浦葡萄酒

【赤湯温泉のみやげ】大浦葡萄酒
大浦葡萄酒(赤)

昭和14(1939)年から続く老舗ワイナリー。デラウェアをはじめ、地元産のぶどうを使ったワインが揃っています。売店も併設しています。

大浦葡萄酒
住所/南陽市赤湯312
電話/0238-43-2056
営業時間/9:00~17:30(日曜、祝日は10:00~17:00)
休業日/要問合せ
駐車場/6台

【赤湯温泉のみやげ】たいようパン

【赤湯温泉のみやげ】たいようパン
「ベタチョコ」(1個165円)。中にはバタークリームをサンド

昭和39(1964)年の発売以来愛され続ける「ベタチョコ」は、南陽市民のソウルフード。市内のスーパーで購入できるほか、隣の高畠町には工場直売店もあります。定番のチョコのほか、さまざまな味わいがあります。

工場直売店
住所/高畠町大字深沼2859-6
電話/0238-52-1331(本社)
営業時間/水・土・日曜、祝日、9:00~売り切れ次第終了
駐車場/6台

【赤湯温泉のみやげ】菓匠 萬菊屋

【赤湯温泉のみやげ】菓匠 萬菊屋
温泉客に愛され続けている「ごま最中」(1個170円)

赤湯温泉街に店を構えていた江戸時代後期創業の老舗菓子店で、「ごま最中」で有名に。現在はモダンな和菓子や洋菓子も販売していて、最中の生地を現代風にアレンジした「なんじょだべ」(5枚入り650円)も人気です。

萬菊屋
住所/南陽市若狭郷屋728-1
電話/0238-43-2066
営業時間/10:00~18:00
休業日/月・火曜
駐車場/16台

南陽市でご利益を授かり、温泉で疲れを癒やす旅へ

縁結び祈願をして、赤湯温泉に繰り出して、ラーメンを食べて、と遊び方満載の南陽市。街が重ねてきた歴史や文化を感じながら、あちこちめぐってみてはいかがでしょうか。

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【筆者】シュープレス

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