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愛知観光の基本ガイド!季節の見どころ・おすすめエリア・持ち物まで、まっぷる編集部が教えます

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2025年10月1日

愛知観光の基本ガイド!季節の見どころ・おすすめエリア・持ち物まで、まっぷる編集部が教えます

初めて愛知旅行に行くけれど、 時期はいつがおすすめ?何泊が基本?など、よくある疑問に旅行ガイドブック「まっぷる」編集部がお答えします!

人気の愛知を楽しく旅するためには、事前準備が欠かせません。
エリアごとのおすすめスポットや、季節の見どころにグルメ、アクセス情報まで楽しく予習すれば、初めての愛知旅行も大成功間違いなし。
これから愛知への旅行を検討している方は、まずこの記事を読んで一緒に準備をしていきましょう!

愛知ってどんなところ?観光するなら押さえておきたい基本情報

<地図はタップで拡大できます>

日本のほぼ中央に位置する愛知県は、豊かな自然と大都市の魅力を兼ね備えたエリア。太平洋に面した知多半島や三河湾の景観、奥三河の山並みなど多彩な自然に恵まれ、四季折々の楽しみ方ができます。名古屋を中心とした都市部では、歴史ある城下町や最新の商業施設が融合し、活気ある雰囲気に包まれています。

今回は、初めて愛知観光をする方に特におすすめの4エリアをご紹介!

<愛知の注目エリアと主な観光地>
①名古屋タウン:名古屋城、熱田神宮など
②犬山・瀬戸:犬山城、瀬戸蔵ミュージアムなど
③知多半島・常滑:南知多ビーチランド、やきもの散歩道など
④三河・渥美半島:トヨタ会館、香嵐渓など

愛知旅行の計画、最大のポイントは「時間に余裕を持ったプランニングをする」こと。一度の旅行で多くの観光スポットを回ることは難しいので、まずは旅のメイン目的(絶対に行きたい場所)を決めてから、訪れるエリアを絞って計画を立てるのがおすすめです。

愛知担当
愛知担当
愛知観光の旅の起点は「名古屋駅」がおすすめ!電車やバスによる県外からのアクセスは、名古屋駅がおもな玄関口となります。

愛知観光におすすめな時期は?季節ごとの見どころ・旬の食材

四季折々にさまざまな姿を見せてくれるのが愛知の魅力!春は名古屋城や岡崎公園の桜、夏は三河湾や渥美半島で海辺のレジャーを楽しめます。秋は香嵐渓の紅葉や豊かな実りを味わう季節、冬は熱田神宮の初詣など見どころ多数!また、定番の名古屋めしに加え、旬の魚介や山の幸を堪能できるのも魅力のひとつ。旅行の目的に合わせて、季節ごとの味覚を狙うのもおすすめです。

愛知観光のベストシーズンはいつなのか、季節ごとの特徴を見ていきましょう!

春(3月・4月・5月)の愛知観光の楽しみ方

3月の愛知は、徐々に寒さが和らぎ始め、日中は10℃を超える日も多くなってくる季節。名古屋市内や岡崎、豊田などでは梅や早咲きの桜が咲き始め、街歩きが楽しくなります。4月は桜の名所が満開を迎えるタイミングで、鶴舞公園や名古屋城、犬山城などでお花見が盛り上がるシーズン。5月になると新緑が美しく、香嵐渓、渥美半島といった自然豊かなエリアでのドライブやハイキングがおすすめです!

■旬の食材
菜の花(3〜4月)、あさり・しらす(3〜5月)

愛知担当
愛知担当
春の愛知は、花と緑・歴史・グルメの魅力がぎゅっと詰まっています。名古屋を拠点にすれば、1泊2日〜でも気軽に多彩な体験ができるのも嬉しいポイント!

夏(6月・7月・8月)の愛知観光の楽しみ方

梅雨入りする6月の愛知。名古屋市近郊の形原温泉あじさいの里では、約5万株の紫陽花が美しく咲き誇り、幻想的なライトアップも楽しめます。7月は海辺のリゾート気分が高まるシーズン。南知多にある海カフェで海を眺めながら過ごす時間や、ラグーナテンボスのプールでのレジャーは家族連れやカップルに人気。8月は、名古屋城夏まつりや岡崎花火大会といった大規模イベントで賑わいます!

■旬の食材
うなぎ(6~8月)、トマト・きゅうり(6~8月)

愛知担当
愛知担当
夏の愛知は、海・祭り・グルメとイベントが揃った活気ある季節!名古屋を拠点に、知多半島や三河湾エリアまで足をのばせば、海と街の魅力を一度に味わえます。

秋(9月・10月・11月)の愛知観光の楽しみ方

9月の愛知はまだ残暑が続くものの、朝晩の風に秋の気配を感じ始める頃。果物狩りやお祭りなど、食と文化を楽しむ旅にぴったりです。10月に入ると気候は一気に落ち着き、散策や街歩きが快適に楽しめるベストシーズンに。11月は紅葉が見頃を迎え、香嵐渓や東山動植物園、岡崎市の東公園などで色づく自然と名所を巡る旅が人気です。都市と自然のバランスが絶妙な、愛知ならではの秋旅が楽しめます。

■旬の食材
ぶどう・梨(9〜10月)、富有柿(10〜11月)

愛知担当
愛知担当
秋の愛知は、食欲・芸術・紅葉を満喫できる、バランスのとれた季節。名古屋を拠点に三河・知多・尾張エリアを組み合わせることで、自然・歴史・グルメを1泊2日〜でじっくり楽しめるのが魅力です!

12月の愛知は、本格的な冬の始まり。名古屋市内や三河地方は比較的温暖で過ごしやすく、イルミネーションで彩られた街歩きが楽しいシーズンです。1月は初詣や新年行事を楽しむ人々でにぎわい、熱田神宮や犬山成田山などが参拝客で活気づきます。2月はまだ寒さが厳しい時期ですが、豊川稲荷の初午大祭など伝統行事があり、厳かな雰囲気を体感できます。寒い季節こそ、犬山温泉や湯谷温泉でのんびり温まる旅もおすすめ!

■旬の食材
ふぐ(12〜2月)、イチゴ(1〜2月)

愛知担当
愛知担当
冬の愛知は、厳かな神社仏閣の行事からきらびやかなイルミネーション、そして心も体も温まる味噌料理や温泉まで、季節感あふれる体験が満載。寒さを楽しむ工夫を取り入れて、ゆったりとした冬旅を満喫しましょう!

初めての愛知観光なら絶対行きたい!各エリアの見どころ

冒頭でふれたように、愛知旅行の一番のコツは「旅のメイン目的(絶対に行きたい場所)を決めて、訪れるエリアを絞って計画を立てる」こと。

ここからは、愛知の4つのエリアごとに、初めての旅行にぴったりなおすすめスポットをピックアップしてご紹介していきます!

愛知観光のおすすめエリア① 名古屋タウン

愛知県の中心都市・名古屋は、中部地方の交通・経済・文化の拠点。徳川家ゆかりの名古屋城をはじめ、熱田神宮や大須商店街など、歴史と現代が融合した観光地が点在しています。グルメの街としても有名で、ひつまぶし、味噌カツ、手羽先などの名古屋めしは必食!栄や名駅周辺はショッピングやエンタメも充実し、都会的な滞在を楽しめます。

代表的スポット:名古屋城、熱田神宮、大須商店街、東山動物園など
こんな人におすすめ!:歴史と都市観光を両方楽しみたい人、ご当地グルメを堪能したい人

愛知担当
愛知担当
名古屋城や熱田神宮で歴史を感じ、ランチにひつまぶしや味噌カツを堪能。午後は大須商店街で街歩きや買い物を楽しむコースなど、短期間でも“名古屋らしさ”をぎゅっと満喫できるプランが人気です!

>>名古屋タウンのおすすめ観光スポットはこちら

愛知観光のおすすめエリア② 犬山・瀬戸

愛知県北部に広がる犬山・瀬戸エリアは、歴史ある城下町と伝統工芸が魅力の地域です。犬山市には「日本最古の天守」とされる国宝・犬山城があり、木曽川沿いの美しい景観とともに散策が楽しめます。城下町では食べ歩きや町家カフェ巡りも人気。瀬戸市は「せともの」で知られる陶磁器の街で、瀬戸蔵ミュージアムや窯元めぐりを通じてものづくりの文化を体感できます。

代表的スポット:犬山城、犬山城下町、博物館 明治村、瀬戸蔵ミュージアムなど
こんな人におすすめ!:歴史ある城や町並みを歩きたい人、伝統工芸や陶磁器に興味がある人

愛知担当
愛知担当
犬山では午前中に犬山城と城下町を巡り、午後は明治村でテーマパーク感覚の文化体験を楽しむのもおすすめ。瀬戸エリアでは陶磁器作りの体験工房に立ち寄れば旅の思い出が一層深まります!

>>犬山のおすすめ観光スポットはこちら
>>瀬戸のおすすめ観光スポットはこちら

愛知観光のおすすめエリア③ 知多半島・常滑

名古屋からのアクセスも良く、海と歴史文化が調和する知多半島・常滑エリア。知多半島では新鮮な魚介や知多牛などのグルメを満喫でき、海水浴場や温泉も点在しています。常滑市は「招き猫のまち」として知られるスポット。焼き物散歩道へ行き、伝統的な窯跡や陶器のお店をのんびり歩きながら楽しみましょう。また、海沿いには中部国際空港セントレアがあり、飛行機を間近に眺められる展望デッキが人気を集めています。

代表的スポット:南知多ビーチランド、日間賀島、常滑やきもの散歩道、セントレア展望デッキなど
こんな人におすすめ!:海の幸を楽しみたい人、焼き物や伝統工芸に興味がある人

愛知担当
愛知担当
常滑エリアでは、巨大な招き猫が迎えてくれる“とこにゃん”や窯元めぐりがユニーク。知多半島では新鮮な海鮮丼や名物のタコ料理が絶品です。日間賀島への船旅を組み合わせれば、島グルメと海の絶景を気軽に満喫できます!

>>知多半島のおすすめ観光スポットはこちら
>>常滑のおすすめ観光スポットはこちら

愛知観光のおすすめエリア④ 三河・渥美半島

愛知県の東部に広がる三河・渥美半島エリアは、豊かな自然と産業文化が共存する地域。世界的に有名なトヨタの歴史や最新技術に触れられるトヨタ会館、紅葉の名所として知られる香嵐渓、そして愛知県の最高峰である茶臼山高原など、四季を通じて楽しめる観光スポットが点在しています。渥美半島では海岸線のドライブや、伊良湖岬での絶景観賞も人気。自然と文化をバランスよく体感したい方におすすめです!

代表的スポット:トヨタ会館、香嵐渓、茶臼山高原、伊良湖岬など
こんな人におすすめ!:モノづくりに興味がある人、紅葉や自然の絶景を楽しみたい人

愛知担当
愛知担当
秋に訪れるなら香嵐渓の紅葉ライトアップは必見!春~夏は茶臼山高原の芝桜が美しく、冬は雪景色のなかスキーも楽しめます。車移動が便利なエリアなので、レンタカーで自由にまわるのがおすすめです。

>>三河・渥美半島のおすすめ観光スポットはこちら

愛知観光におすすめの日数&モデルコースは?

一度は行ってみたい見どころや、名物グルメが盛りだくさんの愛知。ここでは、そんな愛知の魅力を味わいつくせる、テーマ別の1Dayプランをご紹介!

目的に合わせて選んだり組み合わせたり、1泊2日の愛知旅行の参考にしてくださいね。

■ 王道の名古屋観光満喫プラン
朝8:00に名物喫茶でモーニングを味わい、9:30に熱田神宮でお参り。
11:30に名店でひつまぶしを堪能したら、13:30に名古屋城へ移動。豪華絢爛な本丸御殿を見学しましょう。
16:30に金シャチ横丁でお土産探し。夕食は名古屋めしで決まりです!

■ 情緒たっぷりの犬山ぶらりプラン
朝9:00に国宝犬山城で最古の天守を見学。10:30に城下町散策。レンタル着物からお気に入りを選んで、気分を上げるのがおすすめ!
11:30に三光稲荷神社お参り&絵馬を書いたら、12:20に城下町で風情ある食べ歩きを楽しみましょう。
15:00に城とまちミュージアムに訪問。歴史と文化を学べば、犬山のさらなる魅力に気づくはず!

■ 知多半島で海の幸に夢中!プラン
朝10:00に師崎漁港朝市でお買い物をしたあとは、11:10に観光農園花ひろばで花畑散策と花摘み体験。
車で北上し、12:30に有名店魚太郎 本店で新鮮な魚介を堪能しましょう。13:40に南知多グリーンバレイのアスレチックで食後の運動。
16:00を目安に野間埼灯台へ移動し、伊勢湾一望の絶景を堪能。海に沈む夕日を鑑賞するのもおすすめです!

愛知担当
愛知担当
編集部おすすめの愛知モデルコースは、下記記事や「まっぷる 愛知」も参考にしてみてくださいね!すぐに使えるモデルコースをたくさん掲載しています。

>>名古屋の観光はこれで完璧【地図付き】1泊2日のモデルプランも徹底紹介

愛知へのアクセス方法(空港や駅)

飛行機の場合

愛知県を訪れる際の玄関口は「中部国際空港セントレア」。国内外からの直行便が豊富で、利便性の高さが特徴です。旅行の日程が決まったら、早めに航空券を予約しましょう。早割やセールを利用すると、費用を大幅に節約できます。ただし、格安航空券は変更やキャンセルができない場合も多いため、購入前に利用条件をよく確認しておくのがおすすめ。

また、小牧空港(県営名古屋空港)からは一部国内路線が運航しているため、目的地やスケジュールに応じて空港を選ぶと便利です。

【中部国際空港(セントレア・常滑市)】

  • 東京(羽田)から:約1時間10分
  • 札幌(新千歳)から:約1時間50分
  • 福岡から:約1時間20分
  • 那覇から:約2時間30分

【小牧空港(名古屋市/県営名古屋空港)】

  • 札幌(丘珠)から:約2時間
  • 仙台から:約1時間15分
  • 福岡から:約1時間20分

新幹線の場合

愛知県の中心地・名古屋駅は東海道新幹線の主要駅であり、全国からのアクセスも良好。日帰り旅行やビジネス利用にもぴったりです。車内では快適に過ごせるうえ、移動中に駅弁や景色を楽しめるのも魅力!

  • 東京駅 → 名古屋駅:約1時間40分(東海道新幹線「のぞみ」)
  • 新大阪駅 → 名古屋駅:約50分(東海道新幹線「のぞみ」)
  • 博多駅 → 名古屋駅:約3時間20分(東海道新幹線「のぞみ」)
愛知担当
愛知担当
飛行機と新幹線のどちらも利用可能ですが、首都圏や関西からは新幹線、北海道や九州からは飛行機の利用が効率的です。到着後は名古屋を拠点に、三河や尾張、知多半島など各エリアへ移動するとスムーズに観光を楽しめます!

愛知各エリアへのアクセス(主要空港・駅から)

続いて、愛知県の主要観光エリアへのアクセスと、各エリア間の移動にかかる所要時間をご紹介します。

  • 名古屋タウン(名鉄名古屋駅):中部国際空港(セントレア)から名鉄特急で28分
  • 犬山・瀬戸(犬山駅・新瀬戸駅):中部国際空港から車で1時間/名鉄名古屋駅から名鉄犬山線で約25分(犬山)、名鉄瀬戸線で約30分(新瀬戸)
  • 知多半島・常滑(常滑駅):中部国際空港から車で15分/名鉄名古屋駅から名鉄常滑線で約35分
  • 三河・渥美半島(豊橋駅):中部国際空港から車で1時間30分/名鉄名古屋駅から名鉄名古屋本線で約50分
愛知担当
愛知担当
愛知県はセントレア空港・名鉄名古屋駅を拠点に、名鉄・JRで各地へアクセス可能。名古屋市内や犬山・瀬戸方面は公共交通が便利ですが、三河や渥美半島など広い範囲をめぐるならレンタカーが効率的です。観光の目的に合わせて移動手段を選びましょう!

編集部直伝!愛知観光におすすめの持ち物リスト

愛知観光を快適に過ごすためには、持ち物選びも重要。自然や歴史など、幅広く楽しめる愛知ならではのアイテムをチェックしていきましょう。

□歩きやすい靴(スニーカーやローファー)
□交通系ICカード(アプリも可)
□ウェットティッシュ・ハンカチ
□薄手の羽織もの
□モバイルバッテリー

愛知担当
愛知担当
愛知旅行では、名古屋市内の観光スポットから郊外の城下町や歴史的名所まで移動範囲が広いため、交通系ICカードと歩きやすい靴が大活躍します。名古屋めしを食べ歩く機会も多いので、ウェットティッシュがあると便利。冷暖房が効いた施設が多いので、羽織れる上着も忘れずに。カメラやスマホの充電対策をしっかり整えて、バラエティ豊かな旅を満喫しましょう!

>>旅行の持ち物&パッキングのコツはこちら

初めての愛知観光も基本情報をおさえて楽しく計画しよう!

愛知観光を充実させるためには、エリア選び、旅程の計画、持ち物の準備が大切。季節ごとの楽しみ方や移動手段も考えながら、自分にぴったりの旅行プランを立てましょう!

行きたいスポットや食べたいものをもっとチェックしたい方は、「まっぷる 愛知」を参考にしてみてくださいね♪

「まっぷる名古屋」はこちら

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