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大分【国東半島】仏の里「六郷満山」観光! 歴史にふれる旅

まっぷるマガジン編集部

更新日:2021年5月21日

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大分【国東半島】仏の里「六郷満山」観光! 歴史にふれる旅

数々の古刹が点在する国東半島には、巨大な磨崖仏をはじめ、仁王像や国東塔など見どころが点在。千余年の時を刻んだ石仏群から国東半島の仏教文化にふれてみよう。

【大分・国東半島】六郷満山とは?

六郷とは、国東半島の来縄、田染、伊美、安岐、武蔵、国東の六つの郷のことで、六郷満山とは、養老2(718)年に宇佐八幡神の化身とされる仁聞菩薩が開いた天台寺院と衆徒の総称。神仏習合の舞台として、最盛期には65か寺と800を超える僧坊があったといわれている。今も峯入りや修正鬼会をはじめ、宗教的行事の仏教文化が深く息づいている。

【大分・国東半島】六郷満山とは?

六郷満山の峯入り

【大分・国東半島×観光】国東半島めぐりは定期観光バスが便利

国東半島は、両子寺を中心に28の谷が放射状に広がり、スポット間の移動は予想以上に時間がかかる。公共機関もさほど充実していないため観光にはJR別府駅からのバスツアーが便利。宇佐神宮、熊野磨崖仏などを回るコースがある。詳細は要問い合わせ。

国東半島史跡めぐり
097-534-7455(大分交通新川バスセンター)

【大分・国東半島×観光】力みなぎる仁王像が寺を守る「両子寺」

国東半島の最高峰、標高721mの両子山中腹にある天台宗別格本山。参道の入り口には半島最大の仁王石像が立ち、奥の院には十一面千手千眼観音と両所大権現を祀っている。子宝や安産、厄除けにご利益があるとされ、六郷満山の総持院としても名高い。

【大分・国東半島×観光】力みなぎる仁王像が寺を守る「両子寺」

両子寺を守るように立ち、参拝客を迎える

仁王像
本尊を守護するために造られたとされている阿吽一対の仁王像。文化11(1814)年の建造で、その大きさは国東半島最大。

【大分・国東半島×観光】力みなぎる仁王像が寺を守る「両子寺」

宇佐八幡の子といわれる双子の男女天童子を祀る奥の院

【大分・国東半島×観光】力みなぎる仁王像が寺を守る「両子寺」
【大分・国東半島×観光】力みなぎる仁王像が寺を守る「両子寺」

お守りでご利益UP
良縁を運んでくれるという縁結びのお守り。ベーシックと四つ葉各800円

Let's try修行体験

両子寺では日常を離れて自分の心に耳を澄ませるために、各種プチ修行のプランが用意されている。

Let's try修行体験

座禅体験
座禅とは姿勢と呼吸を正し、雑念を捨て、心と体を整えること。普段の思想から離れ、自分の心と向きあう時間がもてる。

姿勢を正し、半分に折った座布団の前3分の1に座り、足は左足を上に組む

視線を自分の少し前に落とし、半眼に。ゆっくりと自分の呼吸の数を数える

写経体験
一文ごとに仏が宿るといわれるお経。筆を使って一文字ずつ写すことで仏と向き合う。足がしびれたら一行書き終えてから合掌してひと休みする。

書き始める前に般若心経を読む。すべて写すと所要は90分ほど

自分のペースでゆっくりと書こう。すべて書き終わらない場合は、自宅に持ち帰ることもできる

両子寺

住所
大分県国東市安岐町両子1548
交通
JR日豊本線杵築駅または宇佐駅からタクシーで40分
料金
大人(高校生以上)300円、中学生200円、小学生100円

【大分・国東半島×観光】学業祈願に評判が高い知恵の仏様「文殊仙寺」

大化4(648)年に開山した智恵の仏・日本三文殊のひとつ。奥の院に安置した文殊菩薩は、12年に一度公開される秘仏。奥の院の裏手にある岩窟には、知恵が授かるといわれる泉が湧き出ている。宿坊体験では座禅や写経、行者歩きなどに挑戦できる。

【大分・国東半島×観光】学業祈願に評判が高い知恵の仏様「文殊仙寺」

十六羅漢
仏教を学ぶお釈迦さまの修行僧たちを現した石像。笑っていたり、苦悩していたりと16の喜怒哀楽を現している。

【大分・国東半島×観光】学業祈願に評判が高い知恵の仏様「文殊仙寺」

道は険しいが、大岩から望む景観は感動的
駐車場から1時間程度の登山を経て、大岩の頂にある風神様にお参りしよう。道はとても険しいので注意が必要。

知恵の水
奥の院の裏には霊水が湧き出ており、「知恵の水」として崇められている。知恵の水は本堂でいただくことができる。

文殊仙寺

住所
大分県国東市国東町大恩寺2432
交通
JR日豊本線杵築駅から国東観光バス杵築バスターミナル行きで10分、終点で大分交通国東行きバスに乗り換えて1時間、終点下車、タクシーで20分
料金
宿坊体験(1泊2食付、要予約)=18000円/日帰り精進料理付(要予約)=3000円~/精進料理(要予約)=2000円~/座禅=1000円/写経=1000円/

【大分・国東半島×観光】石段の難所を上るとあらわれる巨大磨崖仏「熊野磨崖仏」

胎蔵寺が建つ入り口から磨崖仏までは約500m。鬼が一夜で築いたといわれる99段の石段の先にある、高さ8mの不動明王と6.8mの大日如来像は偉容を誇る。いずれも重要文化財に指定され、養老2(718)年に仁聞菩薩が造立したという伝説がある。

【大分・国東半島×観光】石段の難所を上るとあらわれる巨大磨崖仏「熊野磨崖仏」

国の重要文化財。胎蔵寺横の山道を20分ほど登った所にある

磨崖仏
自然の岩壁や露岩、転石などに彫られた仏像のこと。平安時代の初期から造立がはじまり、大分県には全国の8割近くの磨崖仏があるとされる。

【大分・国東半島×観光】石段の難所を上るとあらわれる巨大磨崖仏「熊野磨崖仏」

石段を上りきると熊野社がある

【大分・国東半島×観光】石段の難所を上るとあらわれる巨大磨崖仏「熊野磨崖仏」

杖を無料で貸し出している

熊野磨崖仏

住所
大分県豊後高田市田染平野2546
交通
JR日豊本線宇佐駅からタクシーで30分
料金
大人300円、小人150円(30名以上の団体は大人240円、小人120円)

【大分・国東半島×観光】日本三阿弥陀堂のひとつ「富貴寺」

大堂は中尊寺金色堂、平等院鳳凰堂と並ぶ日本三阿弥陀堂のひとつ。カヤの木の素木造りで、九州最古の木造建造物として国宝に指定されている。

【大分・国東半島×観光】日本三阿弥陀堂のひとつ「富貴寺」

大堂の屋根は「行基葺き」という珍しい手法が使われている

富貴寺

住所
大分県豊後高田市田染蕗2395
交通
JR日豊本線宇佐駅からタクシーで30分
料金
大人300円、小・中学生150円(30名以上の団体は割引あり)

【大分・国東半島×観光】天空の回廊に架かる橋「天念寺(川中不動)の無明橋」

【これは究極!】
天念寺耶馬と呼ばれる奇岩を背に寺が建つ。高さ約90mの尾根に架かる幅1.2mの橋の向こうに祠が建つ。

川中不動(天念寺)

住所
大分県豊後高田市長岩屋
交通
JR日豊本線宇佐駅からタクシーで25分
料金
情報なし

【大分・国東半島×観光】小川のせせらぎが心地よいカフェ「御堂園カフェ」

【立ち寄りカフェ】
自然をテーマにしたカフェ。ドリンクは田染荘特製のまこも茶、自家製無農薬ハーブティ、ホットレモンなどがある。

【大分・国東半島×観光】小川のせせらぎが心地よいカフェ「御堂園カフェ」

古民家風の造り

御堂園カフェ

住所
大分県豊後高田市田染小崎2098
交通
JR日豊本線中山香駅からタクシーで10分
料金
オーガニックコーヒー(菓子付)=500円/無農薬自家製ハーブティ(菓子付)=500円/おしゃべり相談室(30分)=1500円~/

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