
更新日: 2025年1月21日
中津観光で外せないのはココ!「黒田官兵衛」&「福沢諭吉」ゆかりの城下町をめぐろう
城下町の面影が色濃く残る中津の町。
黒田官兵衛が中津城を築いてから、寺院や石垣がそのままの姿で残存しています。
築城の名手といわれる官兵衛の足跡をたどるとともに、日本近代化の父、福沢諭吉の過ごした家も見学してみよう。
中津への行き方
電車
JR大分駅
⇩ JR特急「ソニック」 所要時間54分、料金3410円
JR中津駅
車
東九州自動車道 中津IC
⇩ 国道213号 約11km、所要時間18分
JR中津駅
【中津×観光】史跡めぐりは観光ガイドにおまかせ!
ベテランガイドが中津城や合元寺、青の洞門など要望に合わせて案内してくれる。
00979-23-4511(中津耶馬渓観光案内所)
8:30〜17:30
無休
2時間まで2000円(以後1時間ごとに1000円)
中津市島田219-2
JR中津駅構内
ガイドは1週間前までに予約が必要
【中津×観光】城下町さんぽ
START 中津駅
⇩ 徒歩20分
【中津×観光】築城当時の石垣が現存する九州最古の近世城郭「中津城(奥平家歴史資料館)」
愛媛県の今治城、香川県の高松城と並ぶ日本三大水城のひとつ。現在の天守は昭和39(1964)年に建設されたもので、城の中は享保2(1717)年から中津を治めた奥平家の資料館となっている。
*黒田時代は天守があったかなかったか諸説ある
石垣建築でもっとも高度といわれる安土桃山時代の技法で積まれた石垣が当時のまま残っている。
黒田官兵衛と中津の関係
豊臣秀吉に仕え天下統一を支えた稀代の戦略家黒田官兵衛は、天正15(1587)年、豊前6郡を与えられ豊前に入国する。領内の検地を始めた官兵衛に、豊前の豪族宇都宮一族が立ちはだかるも謀略をもちいて鎮圧。天正16(1588)年、情報伝達の利便性に長けた中津に築城、城下町の造営に着手した。現在の中津駅周辺の町割はこの時代に作られたものといわれている。
中津城(奧平家歴史資料館)
- 住所
- 大分県中津市二ノ丁本丸
- 交通
- JR日豊本線中津駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 入館料=大人400円、小・中学生200円/(20名以上の団体は割引あり、77歳以上、障がい者は手帳持参で無料)
⇩ 徒歩10分
【中津×観光】慶應義塾の創始者が幼少から青年期を過ごした地「福澤諭吉旧居・福澤記念館」
福澤諭吉が蘭学を学ぶために長崎へ行く19歳までを過ごした家。母屋や勉強部屋の土蔵などが残る。隣接する記念館には『学問のすゝめ』の版本や遺品、新旧2枚の一万円札の1号券を展示。
旧居は国指定史跡に指定されている
福澤諭吉
天保5(1835)年に大坂の中津藩蔵屋敷で下級武士福澤百助の次男として生まれ、幼少期に父と死別したのち、母子で中津に帰郷。20代半ばでヨーロッパ諸国を歴訪し、見聞を広め、『学問のすゝめ』などを執筆。当時の日本人に西洋文明の精神を広めた。中津にはゆかりの地が点在する。
福澤諭吉旧居・福澤記念館
- 住所
- 大分県中津市留守居町586
- 交通
- JR日豊本線中津駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 無休(12月31日休)
- 料金
- 入館料=大人400円、小人200円/(20名以上は大人300円、小人150円、中津城との共通券大人600円、小人300円、障がい者手帳を持参で本人とその同伴者1名入館料半額)
⇩ 徒歩10分
【中津×観光】真っ赤な壁が戦の激しさを物語る寺「合元寺」
中津城で宇都宮鎮房を謀殺したのち、黒田氏は合元寺で待機していた宇都宮氏の家臣を討つ。返り血を浴びた壁は何度塗り替えても血跡が滲み出てくるため、赤塗りにしたといわれる。
通称「赤壁寺」と呼ばれる
⇩ 徒歩6分
【中津×観光】和風喫茶店で味わう抹茶スイーツ「丹羽茶舗喫茶室」
オリジナル家具やアンティーク家具を配した落ち着いた雰囲気の喫茶店。特製抹茶パフェセットのドリンクは、抹茶、煎茶、国産紅茶などから選べる。
特製抹茶パフェセット
丹羽茶舗喫茶室
- 住所
- 大分県中津市中津京町1-1533
- 交通
- JR日豊本線中津駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~18:00(閉店)
- 休業日
- 日~水曜
- 料金
- お茶とお菓子のセット=550円~/特上玉露=450円/特製抹茶パフェセット=950円/
⇩ 徒歩10分
GOAL 中津駅
【大分・中津×グルメ】名物中津のからあげ名店はココ!
【中津×からあげ】ニンニクと塩味勝負の一品「中津からあげもり山 万田本店」
九州産若鶏肉で作るからあげは、塩もみした鶏肉を契約農家で作るニンニクと塩を合わせたタレに半日漬け込む。とくに骨のだしが肉に染み込んだ骨付きは味わい深い。
中津からあげ もり山 万田本店
- 住所
- 大分県中津市万田566-5
- 交通
- JR日豊本線中津駅からタクシーで5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~20:00
- 休業日
- 火曜、祝日の場合は翌日休
- 料金
- 骨付き=210円/手羽=210円/砂ずり串=100円(1本)/なんこつ=200円/骨なしモモ肉=240円(100g)/骨なしミックス(モモ、ムネ)=210円(100g)/
【中津×からあげ】からあげグランプリ最高金賞受賞店「からあげの鳥しん」
2階オープンテラス、敷地内ガレージと2か所のイートインスペースがあり、くつろぎながら揚げたてを味わえると好評。みやげ用の冷蔵、冷凍からあげもある。
からあげの鳥しん
- 住所
- 大分県中津市宮夫218-1
- 交通
- JR日豊本線中津駅からタクシーで5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~20:00(閉店)、日曜は10:00~19:00(閉店)
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休
- 料金
- 骨なしムネ肉(100g~)=210円(100g)/骨なしミックス(200g~)=230円(100g)/手羽先=220円(100g)/
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【筆者】クロス編集事務所
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会社創立は平成元年。以来、『まっぷるマガジン』『ことりっぷ』などなど、福岡市の編集プロダクションとしての立地を生かし、見どころ、グルメ、温泉、宿など九州一円の観光情報誌の制作にかかわってきました。
これからも、これまで培ってきたノウハウを存分に発揮して、個性あふれる九州の魅力と元気のよさを多くの方々に伝えていきたいと思います!