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鹿児島【知覧特攻平和会館】歴史を学び、平和の尊さをしる

by mapple

更新日:2018年2月13日

第二次世界大戦時、沖縄戦における陸軍特攻基地が置かれた知覧。爆装した戦闘機で出撃して特攻戦死した陸軍特攻隊員の遺影や遺書、当時の戦闘機などを展示する「知覧特攻平和会館」をはじめ、特攻にまつわるスポットが点在する。戦争のむなしさを知り、平和の大切さを考えよう。

知覧エリアACCESS

指宿スカイライン知覧ICから県道23号を経て10分
鹿児島中央駅から鹿児島交通バスで1時間12分、武家屋敷入口下車

旅のヒント

鹿児島市内から出発し、指宿・開聞岳、知覧の主要観光地を効率よくめぐる「指宿・知覧定期観光バス」がある。
問い合わせ 鹿児島交通観光バス 099-247-6088

知覧特攻平和会館

陸軍一式戦闘機「隼」
陸軍の主力戦闘機だった「隼」を展示。映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』の撮影のために実寸で制作されたレプリカ

中央展示室

特攻隊員の遺影や手紙を展示
陸軍沖縄特攻作戦で特攻戦死した1036人の隊員の遺影を、出撃戦死した月日の順に掲示する。家族や知人に残した遺書や手紙などのほか、当時の知覧飛行場を再現した模型、生き残った人たちの映像などを見ることができる。

特攻隊員の知覧での生活の様子を紹介するコーナー「知覧の日」

疾風展示室

四式戦闘機の唯一の現存機
唯一現存するいわれる陸軍四式戦闘機「疾風」を展示。隣接の戦史資料展示室では、軍服や軍装品など、西南の役から太平洋戦争までの日本の陸海軍の戦史資料を見ることができる。

陸軍四式戦闘機「疾風」
フィリピンに進攻した米軍が昭和20(1945)年に修復。その後、昭和48(1973)年に里帰り飛行で日本に帰ってきた機体

飛行服や整備兵作業服などが並ぶ戦史資料展示室

零戦展示室

海中で発見されたままの姿が残る
鹿児島県甑島の沖合に海没していた海軍零式艦上戦闘機や部品などを展示。なかには、米軍の戦艦ミズーリに突入した零戦の機体の破片もある。

海軍零式艦上戦闘機
昭和55(1980)年に引き揚げられるまで35年間海中にあったため、胴体部分のみになっている

三角兵舎

出撃前の特攻隊員に思いをはせる
特攻隊員たちが出撃するまで起居していた半地下式木造の三角兵舎を復元。この中で隊員たちは故郷へ送る遺書や手紙を書いていた。

当時の様子をそのまま再現。兵舎での生活が垣間見える

お参りしましょ!

石灯籠

知覧町の中心部から知覧特攻平和会館まで1700mに渡って石灯籠が連なる。沖縄戦で戦死した1036人の特攻隊員を弔うため、当初は1036基の予定だったが寄進が続き、1200基を超える石灯籠が立つ。

知覧特攻平和会館がある知覧平和公園は、春の桜並木で有名

灯籠には飛行服姿の地蔵が彫られている

トメ観音堂

富屋旅館では、特攻隊員の供養と感謝の気持ちをこめて、トメさんが毎日自室で拝んでいた観音様を祀る。自由に参拝することができ、旅館に宿泊するとトメさんゆかりの品を集めた展示室を見ることができる。

平和を願い、多くの人が手を合わせる

富屋旅館本館の裏手にある

知覧が舞台

ホタル

高倉健が元特攻隊員を熱演
鹿児島の港町で静かに暮らす夫婦。余命いくばくもない妻を力強く支えて生きる漁師の夫は、特攻隊の生き残りだった。いくつもの傷を負った2人の出会いと運命を、錦江湾、桜島、開聞岳など鹿児島の四季の移ろいをまじえて描き出す。監督/降旗康男出演/高倉健、田中裕子ほか

ココもCHECK!!

ホタル館 富屋食堂

特攻の母の生きざまにふれる
若き特攻隊員の母として慕われた鳥濱トメさんが営んだ「富屋食堂」を当時の場所に復元。館内は資料館になっていて、トメさんの生涯や特攻隊員との交流の様子を遺品や写真で紹介。予約をすれば、特攻秘話やトメさんの生涯について孫の鳥濱明久さんに聞くことができる。

富屋食堂の座敷を再現。当時の家具や囲炉裏などを置く

昭和4(1929)年に開業した富屋食堂。のちに陸軍の指定食堂になり、多くの飛行隊員が訪れた

孫・明久さんが語るトメさんエピソード

トメからは、特攻隊員一人ひとりの思い出話を聞いていました。とくに印象深いのは、一人の隊員が「ホタルになって帰って来るよ」と言い残して出撃した夜に、一匹のホタルが食堂に舞い込んできたという話ですね。

富屋旅館別館 門前ぎゃらりー

素朴な弁当でトメさんをしのぶ
鳥濱トメさんが戦後に経営した富屋旅館の別館1階にあるカフェ。トメさんゆかりの「富さん弁当」が食べられる。午前11時から午後2時までのメニューで、平日利用の場合は3日前までに予約が必要。

富さん弁当 1296円トメさんのもてなしの心がこもった「カイモ」「ガランツ」「にんぎめ」が入る。味噌汁付き

知覧茶を炭酸で割った茶意雫(ちゃいだー)は412円

ミュージアム知覧

知覧の歴史や文化を多角的に紹介
「交錯する文化の波」をテーマに、知覧城跡、武家屋敷、十五夜ソラヨイ、江戸期のかくれ念仏などを紹介する資料館。シアターでは南薩摩の歴史と文化のなりたちを音と映像をまじえて紹介する。

南薩摩独特の船や武家屋敷の調度品などが並ぶ

万世特攻平和祈念館

【知覧から車で35分】
日本にただ1機の零式三座水上偵察機を展示
1階では日本に1機しかない重要航空遺産である零式三座水上偵察機や万世飛行場から出撃した九九式襲撃機の模型を見ることができる。2階では太平洋戦争の終戦間際に、万世飛行場から飛び立った少年飛行兵を含む特攻隊員の遺書や遺品を展示。

外観は練習機「赤とんぼ」の複葉機と合掌をイメージ

筆者:mapple

まっぷる鹿児島 指宿・霧島’18

発売日:2017年12月20日

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この記事の出典元は「まっぷる鹿児島 指宿・霧島’18」です。掲載した内容は、2017年9月〜11月の取材・調査によるものです。飲食店メニュー、商品内容、料金ほか各種データが変更されたり、季節による変動や臨時休業などでご利用できない場合があります。また消費税の見直しにより各種料金が変更される場合があります。そのため施設により税別で料金を表示している場合があります。ご利用の際には、改めて事前にご確認ください。

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