栃木【日光・那須】どんなとこ? 知っておきたい基本情報!
栃木県のなかでも北側に位置する日光・那須エリアは、豊かな自然が広がる観光地が点在している。歴史ある日光、動物たちとふれあえる那須など、四季を通しての楽しみが満載だ。...
鉄道遺産の保存と活用、日光・鬼怒川エリアの活性化、そしてなにより「お客さんに喜んでほしい!」という思いが結実した、東武鉄道の「SL復活運転プロジェクト」。
片道35分のSL旅は、きっといつまでも心に残る思い出になるはず!
下今市駅〜鬼怒川温泉駅間でほぼ毎日運転
2017年8月、東武鉄道においておよそ半世紀ぶりに復活したSL。蒸気機関車ならではの迫力やレトロ感を楽しむことはもちろん、SL展示館で知識を深めたり、転車台で向きを変える珍しい光景を眺めたりと、その魅力を味わい尽くそう。
運行区間 東武鬼怒川線 下今市駅〜鬼怒川温泉駅間
乗車時間 片道 約35分
運行本数 1日最大4往復(一部DLで運転、運休や特別ダイヤでの運航日あり、詳細はHPで確認を)
予約方法 SLは全席指定。乗車日1か月前の9:00から東武鉄道各駅などで発売。HPからの予約も可能。
料金 区間乗車券と座席指定料金(運転区間内一律料金)が必要。下今市駅〜鬼怒川温泉駅までは、片道大人1020円(乗車券260円+座席指定料金760円)、小児510円(乗車券130円+座席指定料金380円)
大樹とは「将軍」の別称。また世界一の高さを誇るタワー「東京スカイツリー®」を想起させることから、力強く大きく育ってほしいとの思いも込められている。ヘッドマークには、C11形らしく3つの動輪がデザインされている。
区間や駅名などの基本情報とともに、停車駅周辺の見どころポイントもおさえておこう。
日光社寺めぐりのあとにSLで鬼怒川温泉に向かうもよし、鬼怒川温泉からSLで南下し日光を目指すもよし。プランにSLを組み込めば、旅の余韻も長く続くはず。
日光街道の宿場として人々の往来が盛んだった今市エリアには、今も往時の伝統と風情が息づく。名水仕立てのそばや天然氷のかき氷などの名物もぜひ!
東武鉄道として12年ぶりとなる新駅。東武ワールドスクウェアへのアクセスが格段に向上したので、併せて訪れたい。
駅前広場に転車台があり、次の運行のために向きを変える光景を見ることができる。のんびり散策するもよし、足湯に浸かるもよし、温泉街の風情を楽しもう。
SL「大樹」に乗車するためには、乗車区間の運賃のほか、座席指定券の購入が必要。乗車日の1か月前の午前9時から各駅で発売する。HPからの予約も可能だ。
SL「大樹」では乗車のあかしとして、SL観光アテンダントが「SL大樹 記念乗車証」を配ってくれる。デザインはSL大樹1~8号の全8種類。
SL「大樹」車内では、乗車の思い出を残せるよう、ヘッドマークのプレートを持ったところをプロカメラマンが撮影し、オリジナルフォトフレームに入れてくれる。
SLの運行開始に合わせて、かつてSLが走っていた時代を思わせる、昭和レトロな駅舎へとリニューアルされた。構内にはSLの雄姿を間近で見学できるエリアを整備。転車台によるSL車両の入換作業を見ることができる。
味わいのある木造の駅舎には、戦前・戦後のポスターが展示されている
駅構内にSL展示館を新設。SLのジオラマや運転室の実物大写真などを展示
転車台広場ではSLが方向転換する様子が間近で見学できるほか、機関車近くでは日常点検の様子が見学できる
今回のプロジェクトのために、全国の鉄道会社が協力。蒸気機関車をはじめ、車掌車や客車も全国から集められた。いずれも昭和を感じさせる懐かしい車両ばかり。ぜひそちらにも注目を!
SL「大樹」は蒸気機関車が客車3両を引っ張る定員約200席の列車。自動列車停止装置(ATS)を積んだ車掌車、急こう配箇所の運転時や緊急時に備えたディーゼル機関車を含め、全6両による編成となる
看板である蒸気機関車は、昭和16(1941)年に日立製作所笠戸工場で製造された「C11形207号機」。いったん廃車となったが、2000年からは「SLニセコ号」などで活躍した。
軽油を燃料とし、急勾配箇所の補機などとして活躍する。このDE10形は旧国鉄時代に、貨物列車・旅客列車の牽引や機関庫での入れ換えのために数多く製造された。北斗星の塗装を模したDLもある。
鮮やかな朱色は国鉄時代のディーゼル機関車の基本カラー
昭和40~50年製造の「14系」を利用。昭和レトロな外観、内装はそのままに、快適に過ごせるようトイレ・座席・カーテン等をリニューアル。開放型展望デッキを設置した展望車も仲間入り。
ブライトブルーと呼ばれる鮮やかな青い塗装も当時を再現
昭和53(1978)年製の2両を用意。一般的には編成の末尾に連結されるが、SL「大樹」では2両目に連結。自動列車停止装置(ATS)を搭載している。
蒸気機関車の運転室にATSの警報情報を表示させている
SL「大樹」 日光埋蔵金弁当 1450円
印籠をイメージした器に、特製ちらしと味わい深いおかずがギュッ。刻印が押された石炭シャベル風のスプーンがうれしい
各種駅弁がそろう新しいスタイルのカフェ。席からSLの転車風景が眺められることも人気の理由だ。電車の待ち時間にも重宝!
線路側はガラス張り。1人でもグループでも利用しやすい
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静岡や伊豆、日光、栃木、岐阜エリアの旅行ガイドブックの編集から取材執筆、撮影などに携わっている、静岡を拠点とする編集プロダクションです。
代表の志水は、静岡のローカル情報番組のコメンテーターを歴任するなど、20年以上にわたり旅と暮らしに関わり続けています。乗り鉄&呑み鉄旅が好き。日本各地の手ぬぐい収集癖がある一方、引っ込み思案。
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