【福島】喜多方ラーメン厳選10軒! 絶対外せないラーメン店はここ!
喜多方といえば、今も昔もやっぱりラーメン。 やや太めの麺とあっさり味のスープが特徴で、市内には約120軒ものラーメン店が集まり味を競い合っています。 全国屈指のラーメンの街で、好みの一杯を見つけて...
更新日: 2021年6月7日
沿道や路地のそこかしこにクラシックな蔵が点在する喜多方。
酒や味噌を仕込む現役の蔵も数多く残っています。
2018年に重要伝統的建造物群保存地区に選定された、情緒あふれる町並み散策にでかけましょう。
蔵めぐりの合間には食事処やカフェでの休憩もおすすめです。
なぜ蔵が多いの?
古くから会津藩の米蔵として、また産物の集積地として栄え、蔵を持つことは男の甲斐性とされる気風から競って建てられた。
どんな種類があるの?
大切なものを保管する「貯蔵庫」、味噌や醤油などの醸造に使う「仕込み蔵」のほか、美の極致を求めた「座敷蔵」や防火・盗難防止を意識した「店蔵」などもある。
見どころが町のいたるところに点在する喜多方は、自転車に乗ってゆったり町めぐりするのがおすすめです。
【所要】 約3時間
START JR喜多方駅
⇩ 自転車で10分
①酒蔵くらしっく 小原酒造
⇩ 自転車ですぐ
②和飲蔵
⇩ 自転車で5分
③旧甲斐家蔵住宅
⇩ 自転車ですぐ
④山中煎餅本舗
⇩ 自転車で2分
⑤大和川酒蔵北方風土館
⇩ 自転車で2分
⑥若喜レンガ蔵
⇩ 自転車で5分
⑦漆器蔵 会津野
⇩ 自転車で2分
GOAL JR喜多方駅
享保2(1717)年創業の酒蔵。酒の原料となる酵母に、モーツァルトを聴かせて発酵させた音楽酒「蔵粋」が人気。酒蔵見学もできるので、気軽に訪ねてみよう。
<ここはこんな蔵!>
店蔵はどっしりとした土蔵造り。仕込み蔵は中央に柱のない合掌造りになっている
仕込み蔵や貯蔵蔵がいまだ現役として活躍している
土蔵造りの店蔵。中に入ると幅1間の土間が設けられている
仕込み蔵の中ではモーツァルトが流れている
ワインアドバイザーの資格を持つ星酒店の主人が、明治初期の呉服店の土蔵を、ワインセラーとして改装。おしゃれで実用的な店内にはこだわりのワインが並ぶ。
<ここはこんな蔵!>
もとは明治初期に建てられた呉服商の倉庫蔵。埃を防ぐため、内装に木材が使われている
蔵のさまざまな特性がワインの貯蔵に適している
国内外のワイン250種類と、会津の地酒も取りそろえる
<おみやげはコレ!>
北会津ワイン(赤・白・ロゼ)500㎖ 各1800円
幕末から明治期にかけて酒造や製糸で財を築いた甲斐家が、大正6(1917)年から7年を要して建てた、喜多方を代表する蔵屋敷。黒漆喰の外壁、ヒノキの無節柱、金雲模様の大唐紙をはめ込んだ内壁など、豪華な造りになっている。
<ここはこんな蔵!>
外壁は重厚な黒漆喰。51畳の座敷には檜や紫檀などが使われて、実にきらびやか
蔵の街のシンボルは国の有形文化財に指定されている
欄間にまで当時の職人の技が光る
昔ながらの方法で一枚ずつ炭火で焼き上げる、素朴なたまりせんべいが人気。粗挽き胡椒が効いた喜多方ラーメンせんべいもおすすめ。手焼き体験はみやげ付で500円。
<ここはこんな蔵!>
明治時代に建てられたものを1990年に復元。煎餅はレンガ窯で焼く
ふれあい通り沿いに建つ風情ある建物
和の雰囲気が漂う店内に煎餅が並ぶ
香ばしい匂いがたまらない
<おみやげはコレ!>
たまりせんべい 1枚 86円〜
寛政2(1790)年創業の老舗酒蔵が、敷地内の6棟の蔵の一部を資料館として公開。創業当時の江戸蔵や大正年間に建てられた大正蔵など時代による違いも興味深い。
<ここはこんな蔵!>
大きな梁がある江戸蔵からイベントにも使われる昭和蔵まで、各時代の様式が比較できる
蔵の建築様式や意匠、装飾がそれぞれの時代を表す
大正蔵には酒の種類ごとに商品を展示
酒造りに使用した道具を展示する江戸蔵
<おみやげはコレ!>
純米大吟醸 酒星眼回 720㎖ 2700円
<おみやげはコレ!>
純米辛口 弥右衛門 720㎖ 1188円
明治37(1904)年に建てられたレンガ蔵は国の登録有形文化財。3階建ての収納蔵と2階建ての蔵座敷で構成される。蔵座敷の1階は縞柿という柿の木で造られた座敷になっている。
<ここはこんな蔵!>
現在8棟残る蔵のうち2棟がレンガ蔵。2階建てのレンガ蔵は中が縞柿の座敷
通りに面してレンガ造りの建物がよく見える
昭和6(1931)年築の店舗も国登録有形文化財指定
天井や柱、調度品まで縞柿が贅沢に使われている
<おみやげはコレ!>
天然醸造醤油 356円
<おみやげはコレ!>
だし醤油 454円
蔵座敷の店内には、普段使いの盆や汁椀、コーヒーカップなどが並ぶ。手ごろな価格の商品も多いので、お気に入りを探そう。建物左側の入口からは、「珈琲蔵ぬりの里」に入れる。
<ここはこんな蔵!>
店内奥の重厚な観音扉が印象的。その先は蔵座敷でギャラリーのような空間になっている
創業は嘉永年間。白壁が美しく景色に映える
使い勝手のいいオリジナルの漆器が並ぶ
<おみやげはコレ!>
栃 自在カップ 7020円
<おみやげはコレ!>
カレーとパスタの皿 4104円
<おみやげはコレ!>
喜多方らーめん箸 1296円。蒔絵体験でオリジナルの箸を作ることもできる
「蔵のまち」ならではの趣のある食事処で、喜多方の食材をいかした郷土料理を味わいましょう。
地元の食材と調味料を使った野菜たっぷりの定食がおすすめ。自家製のパンやおやつも楽しめる。かわいい会津雑貨も扱っており、風情ある建物でグルメとショッピングをゆっくりと楽しめる。
旬のおかず定食 1080円
新鮮な地元の食材を使って手間ひまかけた惣菜が並ぶ。内容は時期により異なる
店先で会津ゆかりの工芸品など雑貨を販売する
あんぱん 1個 160円
週末には数種類のパンが並ぶ
築70年以上の建物を改装
ガラスの引き戸や土間など、昔ながらの造りを随所に生かしてあり、レトロな雰囲気
ニシンの山椒漬けや馬刺、山菜天ぷらなど郷土の一品料理が人気。地元の素材にこだわった、風味豊かな料理が楽しめる。喜多方の地酒や果実酒なども多数そろう。
郷土料理のおまかせコース 2500円〜
山菜天ぷら、桜ずしとちまきの盛り合わせなど。どれも素朴な味わい。写真は一例
大きな板のテーブルが印象的な店内
檜枝岐の古民家の廃材を利用
毛糸屋さんの建物を改装したもの。懐かしさとモダンさを漂わせている
おいしい水で淹れたコーヒーを、レトロな心安らぐ空間で楽しんでみてはいかがでしょうか。
漆器専門店「漆器蔵 会津野」に隣接するカフェ。店内には古い家具などが置かれていて、ほのぼのとした空間。パフェやぜんざい、手作り大福など、スイーツも充実。
蔵セット 780円
ホットケーキに自家製餡とホイップクリームを挟んだお蔵ケーキは懐かしい味わい。会津漆器でいただく蔵コーヒーも美味
明治初期の蔵を利用
漆製品の倉庫蔵を改装して、カフェと漆器店に。2階はまるで隠れ家のような雰囲気
なまこ壁と暖簾が目印の蔵の中は情緒あふれる空間で、蔵ならではの見どころも多い。飯豊山麓の伏流水で淹れる炭焼きコーヒーを飲みながら、のんびりとした時間を過ごそう。
炭焼きコーヒー 500円
喜多方の名水で淹れる、深い色合いと香り高いコーヒーは、美しいカップで提供される
なまこ壁が印象的な蔵
明治後期に建てられたなまこ壁の蔵の中は天井が高く、白漆喰の壁がいかにも蔵らしい
阿武隈山系の水で育った鶏の卵を使った手作りスイーツが並ぶカフェ。一番人気は会津のブランド牛乳「べこの乳」を使ったプリン。スイーツに合わせたオリジナルブレンドのコーヒーと一緒に。
ジュレプリン 380円
なめらかプリンに季節ごとに変わるフルーツジュレをのせたジュレプリン
明るく開放的な空間
ウッディな店内は、天井が高く日当たり抜群で心地が良い
【福島・猪苗代のそば】古民家・レトロな駅舎・磐梯山を望みながら…猪苗代の絶品そば8軒!
【福島・会津若松のそば】地元で愛され続けている会津若松のおそば屋さん9軒!
【福島】穴場のおでかけスポット30選 コロナ禍でも安心して楽しめる!
赤べこグッズをお取り寄せ! 福島・会津のかわいい縁起物で疫病退散を願う!
【福島】「会津ぐるっとカード」で紅葉旅! ご当地グルメも満喫のおすすめコース
夏の福島でアウトドア三昧!子連れ旅にぴったりな裏磐梯2泊3日モデルプラン
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。