【島根】松江・出雲おすすめ旅行プラン!松江じっくりコース!
松江・出雲のおすすめ旅行プラン!国宝の松江城と堀川めぐり、塩見縄手で城下町の歴史を体感して、宍道湖の美しい夕景を見学。短い移動で松江らしい風景をたっぷり楽しむシンプルなコースです。...
日本三大そば(出雲そば・わんこそば・戸隠そば)のひとつとして知られる出雲そば。玄そば(黒い外皮のついたそば)を丸ごとひいたそば粉を使用するため、色が黒っぽく、香りが豊かなのが特長だ。「割子」か「釜揚げ」でご当地ならではのそばを楽しもう。
「割子」と呼ばれる丸い漆器に盛られた冷たいそば。3段重ねが基本だが、地元の人は丸い器を1枚、2枚と数え、「割子4枚」と注文。薬味とつゆを少しかけていただく。
その❶
3段重ねの一番上の割子につゆを回しかけます。つゆは濃いめなので、かけ過ぎに注意!
その❷
1枚目を食べ終わった後に残ったつゆを2枚目にかけます。足りなければ、ちょっと継ぎ足します。
その❸
3枚目も同様に。最後に残ったつゆは、そば湯を入れて飲みます。
ゆでたてのそばが熱々のそば湯に入ったまま出てくる、まさに“釜揚げ”そば。そばに含まれる「ルチン」などの栄養もいっしょにいただける逸品です。
アツアツなので、のびる前にどうぞ!
つゆを少量ずつ、好みの味になるようにかけ、のりやネギ、かつおぶしなどの薬味といっしょにいただきます。
そばが松江に入ってきたのは、江戸時代。1638(寛永15)年に信濃国松本藩より松平直政公が転封した際、そば切りの技術が出雲地方に入ったといわれている。松江藩7代目藩主の松平治郷(不昧公)も無類のそば好きとして知られ、茶懐石のメニューにそばを組み込むなど、松江のそば文化に大きな影響を与えた。
自家製粉したそばを十割で打った、香り豊かなそばを堪能
奥出雲地方の契約農家で栽培したソバを石臼でひき、地元に湧く名水で手打ちする。ほのかな甘みと純朴なそばの香りが、つなぎを加えない十割そばならでは。サバ節のだしが効いた濃いめのつゆが、丹念に仕込んだそばの味わいを引き立てる。
席数 40席
出雲そばメニュー
❖割子そば780円
❖かまあげそば780円
❖ざるそば850円
店内は民芸調のあたたかい雰囲気
三段重ねの割子は、豪華な具の段と月見の段、とろろの段と3つの味を楽しめる。
すべてのそばに付くオリジナルの甘味
そばぜんざい
そばの揚げ餅
伝統の料理酒で仕込んだつゆで味わう十割そば
昭和27(1952)年の創業以来、「自家製粉・生粉打ち(十割そば)・石臼びき」という昔ながらの製法を守る。また、つゆは本枯ぶしと島根に伝わる料理酒「地伝酒」を使用し、松江の伝統的なそばの味を楽しめる。
席数 40席
出雲そばメニュー
❖山かけそば1060円
❖割子そば930円
❖釜揚げそば720円
松江城散策の途中に立ち寄るのに便利
つなぎを使わない十割そばに、ふんわりとろろと卵、薬味をかけていただく。
ひきぐるみと丸ぬきの2種類のそばを食べ比べ
地元産の玄丹そばを中心に、季節ごとに厳選した国産ソバ粉を石臼で自家製粉。歯ごたえのある「ひきぐるみ」とのどごしのよい「丸ぬき」にひき分けた麺を好みで選ぶことができる。
席数 30席
出雲そばメニュー
❖山かけそば930円
❖ざるそば(ひきぐるみ)810円(丸ぬき)900円
❖釜揚げそば670円
気取らず立ち寄りやすい雰囲気
出雲そば伝来の玄そばをそのまま製粉。地元で愛される独特の香りと味。
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。